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カイ

始めるよ…

まこと

ちょっと待って…胃薬飲むから

胃薬…w

お兄ちゃん

どんだけだよ

まこと

いや…今回舞踏会行くからさ…
自分を偽ることは得意だから大丈夫だと思うけど…

まこと

体はね…どうもできないから…

お兄ちゃん

お前も自分を偽ってたもんな…

まこと

…あはは

まこと

ごめん、始めていいよ

星花

…私達には本当の自分を見せてる?

まこと

…この話は今度しようか

星花

…わかった

カリン

…じゃあ始まり始まり〜

(本当のまことくん/さん…)

お兄ちゃん

(仕方ないよな…)

会場…

まこと

(俺は俺じゃないと考えろ…大丈夫…)

まこと

(違う自分を作ればいいから…自分の得意分野…)

まこと

(よし)

フルーレ

主様、大丈夫ですか?

まこと

うん、大丈夫

フルーレ

(よかった…)

ハウレス

主様、お召し物とてもお似合いです

フェネス

本当に素敵ですよ

まこと

こんばんは2人とも
ありがとう

ハウレス

フルーレ、時間ぴったりだな

フルーレ

もちろんですよ!

まこと

(心臓の音で…耳が聞こえない…)

ザワ…ザワ…

フェネス

ん?あちらの方に人だかりができているようだけど…

ハウレス

なんだ?何かあったのか?

ザワ…ザワ…

ロノ

この肉料理美味いな!
それにこっちのスープも絶賛だ!

 

ハウレス

あ、あれは…ロノ…
まだ貴族の方たちも誰一人料理に手をつけてないのに…

ザワ…ザワ…

まこと

今度はあそこに人だかりが

 

バスティン

この煮込み料理…うまいな…

ハウレス

はぁ…バスティン…あいつもか…

コツ…コツ…

ゴチン

ロノ

痛っ!

バスティン

なんだ…敵襲か…?

ハウレス

バスティン!ロノ!
お前たちは外に出て頭を冷やしてこい!

ロノ

なっ!

バスティン

まだ…食いかけなのに…

 ガチャ

ハウレス

ったく…あいつらは…

まこと

お疲れ様

ハウレス

いえ、俺たち執事の失態は主様の恥になるので
そこは避けなければなりませんので

まこと

ありがとう

しばらくして…

ムー

だいぶ人が増えてきましたね

まこと

そうだね…

フィンレイ

紳士淑女の皆様

フィンレイ

本日はグロバナー家主催の舞踏会に
お越しいただきありがとうございます

フィンレイ

ぜひ、皆様最後までお楽しみください

灯りが消える…

ムー

うわっホールの灯りが消えちゃいました!
い、一体何が起きてるんですか?

まこと

(天使かなんか?)

ムー

主様!
中央の舞台を見てください!

そこには綺麗な衣装に身を包んだ執事達が踊っていた…

ムー

皆さん歌って踊っていますね!

ムー

ダンスも美しくて綺麗な歌声です!

まこと

綺麗だね…

数分後…

まこと

(今すぐ帰りたい…逃げ出したい…怖い…)

ムー

主様、大丈夫ですか?

ベリアン

先程からボーッとされていますが…

まこと

大丈夫です…
(心配かけないようにしないと…迷惑になっちゃう)

 

貴族達

あの、貴方のお名前は?

ルカス

これはこれは、お美しいご令嬢様
私は、ルカス・トンプシーと申します

貴族達

ルカス・トンプシー様…

貴族達

綺麗な名前ですね

ルカス

ご令嬢様こそ、とても美しくお綺麗ですよ

貴族達

あら、お上手ですこと

 

ムー

大人っぽい雰囲気が漂っていますね…

ベリアン

さすがルカスさんですね
貴族の女性から人気がありますね

まこと


(あの人のドレス綺麗だけどあんまり似合ってないような…)

まこと

(あの人だったら色はーーでスリムだから
足の長さとかわかるようなのを着たら似合うんだろうな…)

 

ムー

…執事のみなさんは貴族から人気なんですね

ベリアン

まぁ、女性の貴族からはそうですね

コツコツ

ナック

主様、今日も素敵なお召し物ですね

まこと

(あの人はもっとこうした方が…)

まこと

…ん?…ナックさん…

まこと

えっと…ありがとうございます

ナック

ルカスさんは相変わらずの人気ですね

ムー

ルカスさんは確か…3階の執事でしたか?

ナック

えぇ、ルカスさんは聡明な方で
自然と人を惹きつける魅力があります

??

ルカス様〜〜!!

ムー

ん?この声は誰でしょうか?

??

ルカス様!ルカス様!
あっちにおいしいワインがありましたよ!

??

ボクと2人で飲みましょう!

ルカス

こらこらラムリくん
貴族のご令嬢様の前で失礼じゃないか

ラムリ

いいから!いいから!
こっちです!

ムー

ラムリ・ベネットさん
ナックさんやルカスさんと同じ3階執事部屋所属
掃除担当の執事さんですね

まこと

(…何あの服…めっちゃ可愛い…⁉︎)

ナック

こうしちゃいられません…

ナック

私の出番ですね

ムー

あ、ナックさん…!

ラムリ

_________!

ルカス

_______

ラムリ

____________!

ナック

騒がしいですよラムリ
ルカスさんに迷惑をかけるんじゃありません

ラムリ

うわっ!

ラムリ

でた…キザ男ナック…

ナック

誰が「キザ男」ですか

ナック

_________

ラムリ

__________

ナック

______

ムー

ナックさん大丈夫ですか?

まこと

性格が合わないのかな…
(…2人はあのボカロ曲似合いそう…)

ラムリ

そうなんすよね〜

ラムリ

ナックとはどうしても性格が合わなくて…

ラムリ

って、あなたは!

ラムリ

もしやもしや!主様じゃないですか!

まこと

(…わんちゃんみたいだな…)

ラムリ

やっと会えました!

ラムリ

色々忙しくてご挨拶が遅れて申し訳ありません!

ラムリ

ボクは「ラムリ・ベネット」
主様の忠実な執事でございます!

ムー

ど、どうも…
な、なんか元気な執事さんですね…

ラムリ

主様、素敵なお召し物を着ていらっしゃいますね!

ラムリ

リボンくんも気合い入れて準備したんですね!

まこと

リボンくん…?

ナック

フルーレくんのことですよ
ラムリはよく人にあだ名をつけるんです

ラムリ

ねぇねぇ、主様見てください!

ラムリ

ボクの服装どうですか?

まこと

…正直に答えていい…?

ラムリ

もちろんです!

まこと

…めっちゃ似合ってるし星がついててめっちゃ可愛い

まこと

リボンが髪の色に合ってて似合ってる、フリルも沢山でめっちゃ可愛い…!

まこと

星のマークが一種類じゃないところもいいと思う…!

ラムリ

おぉ〜

ラムリ

さっすが主様、分かってますね〜
ボクのこだわりポイントなんですよ!

ラムリ

主様がボクのセンスをわかってくれる人でよかった!

まこと

…大丈夫、似合ってるから!

ラムリ

今日主様と会うまで
どんな方だろ〜って心配だったけど

ラムリ

ボク、主様の事チョ〜気に入りました!

ラムリ

これからよろしくお願いしますね、主様!

まこと

(大型犬のわんちゃんだ…)

ムー

ラムリさん…すごく賑やかな人ですね…

ラムリ

主様、何かお困りごとはないですか?

ラムリ

お腹空いてますか?喉乾いでませんか?
ボクがお飲み物をお持ちしましょうか?

ラムリ

ボク、なんでもやりますよ!

まこと

…ありがとうございます、ですが自分でやりますので大丈夫ですよ

ナック

ラムリ、主様との距離が近いですよ

ナック

それが執事の振る舞いですか?

ラムリ

うるさいなぁ〜

ルカス

ラムリくん、主様への振る舞いはしっかりね

ラムリ

わかりました、ルカス様!

ムー

ナックさんの言うことは聞かず…
ルカスさんの言うことは聞くんですね…

ナック

ラムリは良くも悪くもお気に入りの相手には100%尽くすタイプですからね

ナック

普段はあまり人に懐く事はないのですが…
なぜかすでに主様の事が気に入ってるみたいですね…

まこと

なんでだろ…?

ナック

そうだ主様、試しに何か命令をしてみてはどうでしょうか?

ナック

ああなったラムリなら何でも、言う事を聞いてくれるはずですよ

まこと

…本当にわんちゃんみたいだな…

ムー

悪魔執事って個性的な方が多いんですね…

ルカス

ふふふ、喋る猫も十分個性的だよ

ルカス

そうだ、主様
こちらの世界には慣れましたか?

まこと

少しずつ…かな
(…こんな人の多い場所は辛いけど…)

ルカス

何か不安な事がございましたら、このルカスにご相談ください

まこと

ありがとう

 

ムー

それでは飲み物を取りに行きましょう、主様

まこと

うん

ドン!

ドサッ

まこと

(倒れる事は慣れてるからいいけど…)

まこと

(これわざとだ…でも相手するのはめんどくさい…適当に謝っとこ…)

貴族達

おい、こんなところで立ち話をするな
邪魔だ…どけ!

ムー

だ、大丈夫ですか?主様!

まこと

大丈夫、心配かけてごめんね

貴族達

まったく…一体何処に目をつけてるんだか…
このワシにぶつかりおって…

まこと

…大変申し訳ございませんでした、
私の不注意で貴族様にぶつかってしまって…

まこと

(謝り方ってこれでいいのかな…小説とかはこんな感じだったような…)

貴族達

ん?確かお前は…

貴族達

悪魔執事の屋敷の…

まこと

新しく主人になったまことと申します

貴族達

忌々しい執事どもの主人とは…なんと穢らわしい

ルカス

大丈夫ですか?主様!
お怪我はございませんか?

まこと

大丈夫

まこと

貴族様…

まこと

…確かに俺は穢らわしいです…ですが執事達は穢らわしくないです

まこと

誰にでも優しくできる事は普通はできません…
ですが、執事達は初対面の俺に優しく接してくれました

まこと

たとえそれが本心じゃなくても…
行動に移せる事はとても素晴らしい事です

まこと

俺の事はいくらでも言ってもらって構いません…

まこと

ですが、執事達を侮辱するのなら…俺が許しません

ルカス

主様…とりあえず、捻挫しているようなので包帯を巻きますね

まこと

え…別に大丈夫ですけど…

ルカス

駄目です

まこと

…ありがとうございます

貴族達

ほぉ〜
貴族のワシよりもそいつの心配が優先か?

貴族達

やはり悪魔執事にまともな執事はおらんな

まこと

…俺言いましたよね…執事を侮辱する事は許さないって…

ルカス

あ、主様!落ち着いてください

まこと

…なんでですか?貴方達は馬鹿にされてるんですよ?
なんでその言葉に言い返さないで…

ルカス

主様、私達は大丈夫ですから…

貴族達

おい、こっちの話を聞け!

ルカス

これはこれはサルディス家の貴族様
大変失礼致しました

ルカス

お怪我はございませんか?

貴族達

フンっ…お前達に心配されるほどワシは落ちぶれとらん

まこと

(じゃあ言うなよ…自分勝手のク◯野郎が…)

貴族達

お前のような軟弱な奴にワシらサルディス家の凄さは理解できんだろ

まこと

(…そのサルディス家?に一生戻れないよう肉塊も血も骨も全部粉々にして
 世界から抹消したい…)

ルカス

その通りでございます

ルカス

私達はサルディス家の貴族様とは違い
薄暗い屋敷に住む執事

ルカス

まさかサルディス家の貴族様を理解できるはずがありません

まこと

(…1発ぶん殴りたい…このク◯貴族も…何も思わない執事も…全部)

まこと

(…わかってる…笑顔で人の言う通りにした方が楽に終わる事は…
 でも精神はどんどん崩れていってしまうんだよ…)

貴族達

チッ…お前達さえいなければ…

貴族達

グロバナー家に偉い顔をされんで済むものを…

まこと

(こいつ…執事達が世界を守ってるって知ってるくせに…
 脳みそがちっこいんか?虫にでも食われたんか?)

ルカス

…ご気分を悪くさせてしまい申し訳ございません

ガシャン

貴族達

うわっ!
なんだ!

ラムリ

すいませーん

ラムリ

うっかりステーキ用のナイフを落としてしまいました〜

貴族達

お、お前!危ないじゃないか!

貴族達

もう少しでワシの足に刺さるところだったぞ!

ラムリ

本当ですね〜
もう少し右だったら刺さってたのに〜

ラムリ

マジで残念っすね〜

ルカス

ラ、ラムリくん…?

ラムリ

おっさん、なにルカス様に頭下げさせてんすか?

ラムリ

それにボクの主様に怪我させたとかマジ許せないんだけど…

まこと

(…俺の事なんか心配しなくてもいいのに)

貴族達

お前!ワシがサルディス家の人間と知っての無礼か!

ラムリ

はぁ〜アンタの事なんて一ミリも興味ないんだけど…

ゴチン

ラムリ

痛っ!

ハウレス

申し訳ございません、サルディス家の貴族様

ハウレス

ラムリがとんだご無礼を…

ラムリ

ハ、ハウさん!

ハウレス

大変申し訳ございません

ハウレス

この執事は精神的にまだ未熟でして…

ラムリ

はぁ?
ボクがまだ精神的に未熟…⁉︎

貴族達

いくら未熟だろうがこんな無礼許されるはずがないだろう!

まこと

(貴族だからってなんでもしていいって思ってるアンタの方が
 許されるはずないだろうに…)

 

貴族達

…ふん…そうだな、ワシは心が広い貴族

貴族達

愚かなお前達を許してやるとしよう

まこと

(なんともまぁ頭がお花畑なようで…
 こんな馬鹿に触れられたところが腐るかも…)

ハウレス

寛大な心遣い、感謝いたします

ハウレス

どうぞ、こちらがそのワインでございます

貴族達

次、もし無礼を働いてみろ
ただじゃおかないからな

まこと

(やっぱりこの世から消した方が…)

コツコツ

ルナ

まことくん、物騒

まこと

…何処が?

アリア

この世から消そうとするところなどです

お兄ちゃん

まだ耐えた方だと思うが…

カイ

そうなの…?

お兄ちゃん

あぁ、だって本音言ってみろ

まこと

まずは〜拷問椅子に座らせるでしょ?

カイ

…拷問…椅子…?

まこと

それはね、どげがたくさんついた椅子のことだよ
勿論座る場所にもついてやつね

美月

怖い…

ルナ

それで?

まこと

そして、爪を剥ぐの!
ペンチが使いやすいと思うからね

まこと

で、次は…ナイフで捌こっかな何枚くらいがいいかな?

まこと

せめて10枚はいきたいよね!

まこと

そして腕を折る!

まこと

…椅子に座らせるよりスペインの蜘蛛の方がいいかな…

まこと

そしたら猫の爪使えるしね〜

お兄ちゃん

お前…いつもは目が死んでるのにこう言う話の時は輝いてるよな

まこと

そうかな?

まこと

そしてその次はね!

ルナ

ス、ストップ!

アリア

この子達に悪い影響ですので

まこと

そっか…

まこと

じゃあアリアちゃん、今度こんな感じに話する?

星花

アリアさんが乗るわけ…

アリア

勿論させて頂きます

まこと

さっすが〜

乗るんだ⁉︎

まこと

あ、視聴者のみんなが拷問系の話に興味があるなら作ろっかな〜

お兄ちゃん

お前…馬鹿にも程があるだろう…

まこと

ま、冗談だけどね

まこと

じゃあ˶˙ᵕ˙ )ノ゙ またねぇ

Bye-bye*'︶'*)ノ"マタネー

お兄ちゃん

またな👋

Thank you for watching

Next…300

お兄ちゃん

欲張ったな

まこと

絶対いかないと思うからね!

あくねこ世界に行ったら…

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