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蘇枋 隼飛 。

シユッ (( 球を投げる

桜 遥 。

ブンッ (( バットを振る

空振り三振!!

桜 遥 。

野球か、

梅宮 一 。

トコトコ (( 打席に出てくる

梅宮 一 。

おい蘇枋、

梅宮 一 。

勝負だ

蘇枋 隼飛 。

望むところですよ (( ニコッ

蘇枋 隼飛 。

シュッ (( 球を投げる

梅宮 一 。

スカッ ((空振る

梅宮 一 。

ドテッ ((勢いで転ぶ

橘 ことは 。

ハハハッ ((大爆笑

梅宮 一 。

楡井任せたぞ

楡井 秋彦 。

も、もちろんです、!!!

楡井 秋彦 。

よし、かかってこい!!!

蘇枋 隼飛 。

シュッ (( 球を投げる

楡井 秋彦 。

カコーンッ (( 当たる

いけいけー!!

回れ回れー!!

楡井 秋彦 。

((ホームに戻ってくる

楡井 秋彦 。

やったー!!!!

梅宮 一 。

やるなー!楡井

橘 ことは 。

たのしそうね。

桜 遥 。

だな

桜 遥 。

(( 後片付け中

蘇枋 隼飛 。

テクテク (( 歩いてくる

蘇枋 隼飛 。

(( 傍に座る

蘇枋 隼飛 。

あまりいいとこみせられなかったね。

桜 遥 。

桜 遥 。

んなことねぇよ

桜 遥 。

たのしかったぞ。

蘇枋 隼飛 。

ハッ、! (( 立ち上がる

桜 遥 。

!?

蘇枋 隼飛 。

桜くんこの後空いてる?

桜 遥 。

?、まぁ空いてる

おまたせしましたー。

(( かき氷を出す

蘇枋 隼飛 。

ありがとうございます。

桜 遥 。

ペコッ (( お辞儀

蘇枋 隼飛 。

そっちがみぞれだよ

桜 遥 。

みぞれ?

蘇枋 隼飛 。

砂糖水をかけたものだよ

桜 遥 。

さとうみず、

蘇枋 隼飛 。

それでこれがゆき

桜 遥 。

ゆきみてぇだな。

蘇枋 隼飛 。

砂糖がかかってるんだ

蘇枋 隼飛 。

美味しそうだよね

桜 遥 。

メロンとかいちごとかはねぇんだな。

蘇枋 隼飛 。

、?

桜 遥 。

、なんでもねぇよ。

桜 遥 。

いただき、ます

桜 遥 。

パクッ ((

桜 遥 。

桜 遥 。

美味い、、! (( 目が✨

蘇枋 隼飛 。

ふふっ (( 微笑

桜 遥 。

蘇枋!美味い、!✨✨✨

桜 遥 。

幸せの味がするな。

蘇枋 隼飛 。

(( 桜をじっと見つめる

桜 遥 。

桜 遥 。

蘇枋、?

蘇枋 隼飛 。

あぁ、なんでもないよ (( 微笑

蘇枋 隼飛 。

パクッ ((

桜 遥 。

美味いか、?

蘇枋 隼飛 。

うん

桜 遥 。

それどんな味がすんだ?

蘇枋 隼飛 。

んー、そうだなー。

蘇枋 隼飛 。

幸せの味がするね。

桜 遥 。

なっ///

桜 遥 。

それ俺が言ったヤツ

蘇枋 隼飛 。

ふふっ (( 笑う

桜 遥 。

ふっ (( 微笑む

桜 遥 。

今日はありがとうな。

蘇枋 隼飛 。

いやいや、俺の方こそ
来てくれて嬉しかったよ。

桜 遥 。

そうか、

蘇枋 隼飛 。

うん

蘇枋 隼飛 。

蘇枋 隼飛 。

ねぇ、桜くん

桜 遥 。

なんだ、?

蘇枋 隼飛 。

桜くんは弟とかいる?

桜 遥 。

いねぇよ。一人っ子だ

蘇枋 隼飛 。

そうなんだね。

桜 遥 。

おう、

蘇枋 隼飛 。

親は?

桜 遥 。

桜 遥 。

俺の、親は、

俺の親は俺に無関心だった

特に兄弟がいる訳でもないのに

俺を嫌って放置した

まぁこんな見た目だからと 言うこともあるだろう

小さい頃は ろくに甘えたことなんてなかったし

家族らしいことなんてしてないと思う

そんななのに急に進路のことになりだすと 口を挟んできた

今まで放置してたくせに、

桜 遥 。

俺の親は、

桜 遥 。

俺のこの見た目が
嫌いだった

桜 遥 。

だからろくな思い出もねぇよ

蘇枋 隼飛 。

蘇枋 隼飛 。

そうなのかい、?

桜 遥 。

おう

蘇枋 隼飛 。

桜 遥 。

まぁこんな見た目だし、
気味悪がるのは普通だよな

桜 遥 。

俺なんて
愛される価値ねぇんだよ

蘇枋 隼飛 。

そんなことないよ、!!

桜 遥 。

!?

蘇枋 隼飛 。

俺は君のこと、ッ

桜 遥 。

なんだ、?

蘇枋 隼飛 。

いやなんでもないよ (( ニコッ

蘇枋 隼飛 。

君は気味悪くなんてない

蘇枋 隼飛 。

愛されない人間じゃないよ。

桜 遥 。

そうか、

蘇枋 隼飛 。

俺も初めて会った時は
びっくりしたけど

蘇枋 隼飛 。

でも人間誰しもが
同じ見た目で
産まれてくるとは
限らないからね

桜 遥 。

、!

桜 遥 。

そうか、(( ニコッ

蘇枋 隼飛 。

うん、((ニコッ

桜 遥 。

なぁ、

桜 遥 。

俺も聞きたいことがある、

蘇枋 隼飛 。

なんだい?

桜 遥 。

お前なんで目に
眼帯してるんだ?

蘇枋 隼飛 。

んーこれはね

蘇枋 隼飛 。

俺もよく覚えてないんだ

蘇枋 隼飛 。

両親が言うには
昔弟を庇って
傷がついたって言ってたんだ

蘇枋 隼飛 。

痕が残っちゃってね、

蘇枋 隼飛 。

ただ隠す為に
付けてるだけだよ

桜 遥 。

そうなんだな、

桜 遥 。

見えてないのかと思った

蘇枋 隼飛 。

見えるよ

桜 遥 。

あと弟いたんだな

蘇枋 隼飛 。

うん。

蘇枋 隼飛 。

三個下の弟だよ

桜 遥 。

そうなんだな

桜 遥 。

この道
ここに繋がってたんだな

蘇枋 隼飛 。

そうだよ

蘇枋 隼飛 。

桜くんが
ここ来たいかなーって思って

桜 遥 。

(( 少微笑

蘇枋 隼飛 。

桜くん笑うようになったね

桜 遥 。

別に、///

桜 遥 。

お前といるとその、

桜 遥 。

あれだ、

桜 遥 。

気が楽なだけだ/////

蘇枋 隼飛 。

本当かい?

桜 遥 。

あぁ、そうだ!///

桜 遥 。

(( 蘇枋を見る

桜 遥 。

蘇枋 隼飛 。

(( 笑顔

蘇枋 隼飛 。

良かった。

桜 遥 。

そ、そうかよ///

蘇枋 隼飛 。

俺が行く前に
また来れるといいね、

桜 遥 。

……

桜 遥 。

どうしても行かないと
いけねぇのか?

蘇枋 隼飛 。

まぁね 、

蘇枋 隼飛 。

この国の未来の為に
逝けること

蘇枋 隼飛 。

俺は誇らしいy((

桜 遥 。

嘘つけ、

蘇枋 隼飛 。

桜 遥 。

なぁ、蘇枋

桜 遥 。

俺と一緒に逃げようぜ 。

桜 遥 。

もうすぐ日本は負けるんだ、

桜 遥 。

それまで逃げよう

蘇枋 隼飛 。

君は面白いことを言うね

蘇枋 隼飛 。

((桜の頭を撫でようとする

桜 遥 。

((振り払う

桜 遥 。

そんな冗談で言わねえよ

桜 遥 。

(( 涙を堪える顔

桜 遥 。

おれは、
本気で言ったんだッ

蘇枋 隼飛 。

桜 遥 。

じゃあな

蘇枋 隼飛 。

まって、さくらくん

桜 遥 。

((立ち去る

次の日

橘 ことは 。

この着物綺麗でしょ

橘 ことは 。

(( とても高価そうな着物を出す

桜 遥 。

そうだな

桜 遥 。

今日なんか
予定でもあるのか?

橘 ことは 。

いや

橘 ことは 。

ないわよ

桜 遥 。

じゃあなんで、

橘 ことは 。

これをね、
お米屋さんに持っていくと

橘 ことは 。

お米と交換してくれるのよ

橘 ことは 。

最近はお米の配給も少なくなってきたからね、

桜 遥 。

いいのかよ、

桜 遥 。

大事な物じゃねぇのか?

橘 ことは 。

そんなこと今はいいのよ

橘 ことは 。

今は兵隊さんに美味しいご飯を食べてもらえることの方が大事だわ

桜 遥 。

橘 ことは 。

さ、桜

橘 ことは 。

今日はこの着物持って
交換してもらいに行ってくれない?

桜 遥 。

わかった

お米を貰い帰る道中

桜 遥 。

もう少しで戦争は終わる。

桜 遥 。

もう少しで、

桜 遥 。

もう少し。

ウゥーーー (( 警報音

桜 遥 。

、!

桜 遥 。

は、

空襲だ!!!!!!!

逃げろ!!!

逃げろ!!!

ブォォォォ ((

桜 遥 。

(( 後ろを振り向く

桜 遥 。

、!!

桜 遥 。

え、

桜 遥 。

うそだろ

((桜にぶつかる

桜 遥 。

(( 転ぶ

何してんだ!!
早く逃げろ!!

桜 遥 。

タッタッタ ((( 走る

桜 遥 。

ハッ!!

ことはが、

危ない、

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