昨日死んだはずの" 君 "との日々。

今日はアラームがまだ鳴ってないにも 関わらず、早く起きれた。

それは彼と早く話したいからだろうか

でも、彼はまだ寝てる

可愛い寝顔

これからも毎日見れたらな…

そうするためにも俺は 頑張らなければいけない

すると、元貴が急に目を覚ました

いつもよりも とろけ顔の彼は いつも以上に可愛い。

こうして俺らは学校指定の制服に着替えた

俺らはリビングに向かい

え、寝てたよな…？

まさか聞こえてたとは……

ちょっと期待したとか 口が裂けても言えない

俺の想いが元貴に伝わる日は来るのだろうか

来たらいいな。そう思うだけだった

あぁ、楽しいな

この日常が続きますように。

あの日が来てからそう思う毎日。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

 ︎︎

遠くから聞こえる元貴の声

やばい。負ける

でもなぜか、負けてもいいかな。 と思ってしまう

と元貴は言い、 俺の頬に冷たいコーラを当ててきた。

その時の元貴の表情は とても可愛い笑顔だった。

先生はいつものように、楽しそうな表情で 生徒達に挨拶を交わす。

あと5日で『元貴が死んじゃうから』なんて 言えるわけない。

元貴が俺を見つめてくる

見つめ返すと元貴は微笑んでくれた。

あぁ、楽しいな。

このくだらない会話が すべて何か心にくる。

あっという間に、学校が終わった。

ずっとこんなくだらない 話をして元貴と笑っていたい。

そう言って元貴は靴を脱ぎ、 リビングへ向かっていった

え、なに今のセリフ。

それは期待してもいいの？

と、俺の脳内混乱状態。

あんな台詞を言うのが悪いんだよ笑

と思いながら荷物を置く

カップル恒例の会話。

もちろん 元貴。って言いたいけど

言えない。

赤面になった元貴は本当に可愛い。

…言ってみようかな。

だろうな笑

作った。

ああ、そのもぐもぐしてる元貴の口元も いつも以上に愛らしく思えてくる。

食べ終わった

なんか、恋人みたい。

このまま2人でずーっと。 一緒に居たい。

でも、あと5日で元貴は…

元貴はｯ……、

…早く俺が元貴の悩みを解決させないと。

元貴の悩みはなんなんだ…

と思っていると

ﾋﾟﾛﾘﾝ♪と 携帯の通知音が鳴った。

その携帯は元貴のだった。

…元貴のスマホの中身をみれば 元貴の悩みがわかるんじゃないか…？

そう思ったが、 勝手にスマホ触るのは良くない。

……けど、今のうちしか触れない。

元貴が風呂に入ってる間に…

…元貴、ごめん。

スマホの電源を入れてみた。

ロック画面が 俺と元貴のツーショットになっていた。

なにそれ。可愛すぎるじゃん。

…今はそんなこと思ってる暇なんかない

早速スマホを上にスライドしてみた。

幸いパスワードはかかっていなく、 すんなり開けた。

…LINEをみれば何かわかるんじゃないか？ と思い、LINEを開く。

…？、

誰だ…？これ

そう思い、 その人とのトーク履歴をタップした。

なに、このトーク履歴…、