TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺は別に姉ちゃんが嫌いなわけじゃなかった

寂しかった……

そう…

寂しかったんだ

小学

藍(小6)

コンコン

藍(小6)

失礼します

藍(小6)

弟達に用があってきました

小2

藍お姉ちゃんー!!

藍(小6)

あっ、

竜胆(小2)

………………

俺と姉ちゃんは4歳差だったのもあったのか

姉ちゃんは驚くほど大人びていて

この世界の全てを知っているかのようだった

そのため姉ちゃんは男女、教員生徒関係なく人気で

もちろん俺も、兄貴とは別な頼りがいのある姉ちゃんが

大好きだった

だが

藍(中3)

今日帰り遅くなる

姉ちゃんの帰りは次第に遅くなって行った

俺はまだ……知らなかったんだ

姉ちゃんは小学の頃から様々な方法で金を集めていたことを

そして

竜胆(中2)

姉ちゃん、今日遊んでくる

竜胆(中2)

多分兄ちゃんも

藍(高3)

……………そ、

竜胆(中2)

………………

姉の愛恋しさに俺は

少しづつグレて行った

そうすれば姉ちゃんの気を引けると思った

案の定

竜胆(中2)

ガッ!

竜胆(中2)

ドスッ

不良

うぅ………

藍(高3)

竜胆!!

藍(高3)

何してんの!?

藍(高3)

やめなよ!

藍(高3)

ガシッ

竜胆(中2)

ね、姉ちゃん…

藍(高3)

こいつがあんたに何したかわかんないけど………

藍(高3)

暴力振ったらあんたが悪くなんじゃん

竜胆(中2)

((ニヤッ

竜胆(中2)

グイッ

不良

!?

不良

ガリッ

竜胆(中2)

痛っ

藍(高3)

!?

藍(高3)

テメェ……………!!

藍(高3)

ピタッ

藍(高3)

………………

藍(高3)

はぁ…………

藍(高3)

竜胆、絆創膏貼るから来な

竜胆(中2)

あ、うん、!姉ちゃん

竜胆(中2)

((やった

姉ちゃんは他人に手を出す俺に怒ることもあったが

怪我をすれば優しく治療してくれて

俺は怒られることさえも嬉しいと感じた

でも喜びは束の間だった

姉ちゃんは高校を卒業して

俺たちが中3だった時

「警察学校」に入学した

その事を知ったのは

姉ちゃんが入学してから5ヶ月たったとき

高卒の姉ちゃんは10ヶ月そこに通わなければならない

5ヶ月経った今になってやっと知ったその情報に

俺は怒り狂った

竜胆

なんで姉ちゃんは……!!

竜胆

今になってやっと……

しかし訪れるべく未来は俺が思っていたものと違った

姉ちゃんは高卒では異例の6ヶ月卒業をした

だからって家に帰ってきたわけではなかった

そこから姉ちゃんは

4年間

家に帰ることはなかった

灰谷姉は喧嘩を好まない

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

524

コメント

13

ユーザー

色々忙しかったのかな……

ユーザー

うん、、、、、、すき

ユーザー

うん、物語大好き

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚