テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

アテンション 小説初心者 Murderさんが主役 もしかしたら腐が含まれるかも 完全自己満 擬人化 敦君の入社試験後から始まります それでもよければ どうぞ

中島 敦 side 探偵社の入社試験も終わり、家財道具の買い出しも無事終わって一息ついていた頃。 突然、目の前のあの爆弾魔の役をしていた人が頭を勢いよく下げた。

谷崎 潤一郎

すンませんでしたッ!

中島敦

へ?

谷崎 潤一郎

その、試験とは云え、随分と失礼な事を。

中島敦

ああ、いえ、良いんですよ。

意外といい人だ、この人……。

国木田 独歩

何を謝ることがある、あれも仕事だ谷崎。

太宰 治

国木田君も気障に決まってたしねえ。

「独歩吟各」!

国木田 独歩

ばっ……違う!
あれは事前の手筈通りにやっただけで!!
……ともかくだ、小僧。
貴様も今日から探偵社が一隅。故に周りに迷惑を振りまき社の看板を汚す真似はするな。
俺も他の皆もそのことを徹底している。なあ太宰。

太宰 治

あの美人の給仕さんに、
「死にたいから頸絞めて」
って頼んだら応えてくれるかなあ。

国木田 独歩

黙れ迷惑噴霧器!!!!

谷崎 潤一郎

…ええと。
改めて自己紹介すると……ボクは谷崎。探偵社で手代みたいなことをやってます。
そンでこっちが、
いてっ

ナオミ

妹のナオミですわ。
兄様のコトなら……何でも知ってますの。

中島敦

き、兄妹ですか?本当に?

ナオミ

あらお疑い?
勿論どこまでも血の繋がった実の兄妹でしてよ…?
このアタリの躰つきなんてホントにそッくりで……
ねえ、兄様?

中島敦

いや、でも……

国木田さんが、僕の肩に手を置き、目で告げてきた。 「こいつらに関して深く追求するな!」 と。 あ……はい。

国木田 独歩

ああ、それと……おい、いつまで本を読んでいる、暇だからと自己紹介をしないのはどうなんだ。




おい聞いているのか!!!Murder!!!!

Murder

……何だよ。

国木田さんが Murder と呼んだ相手は、手に持っていた本を置き、国木田さんを睨み付けた。 怖い系の人だ!!

国木田 独歩

自己紹介をしろ自己紹介を!この小僧は新人だぞ!

Murder

だから何だって言うんだ……。
別にこれから此奴と合同で依頼をやる訳でもないしな。

国木田 独歩

これからそういう機会があるかもしれんだろ!いいから自己紹介をしろ!

Murder

………チッ。
Murderだ。好きに呼べ。

中島敦

アッ、はい!

太宰 治

Murder君ってばそんなに睨みつけないであげ給えよ、敦君が怖がっているじゃあないか、可哀想に……。

Murder

思ってないだろ全自動式包帯無駄遣い装置。

太宰 治

ふっ……そんな渾名私には効か……やるね、少し泣きそうだよ。

谷崎 潤一郎

あはは……敦君、Murder君は少し怖いかもしれないけど、実際はとても良い人だから安心してね。

中島敦

わ、分かりました!

Murder

何云ってんだ谷崎……?

谷崎 潤一郎

何でもないデスッ!!

中島敦

あ、そういえば、皆さんは探偵社に入る前は何を?

僕が質問をした瞬間、シン……と静かになる。 ……とても気まずい!!!!!

太宰 治

何してたと思う?

中島敦

へ?

太宰 治

なにね、定番なのだよ。新入りは先輩の前職を中てるのさ。

中島敦

はぁ……じゃあ……

谷崎さんと妹さんは……
学生?

谷崎 潤一郎

おっ、中ッた、凄い。

ナオミ

どうしてお分かりに?

中島敦

ナオミさんは制服から見たまんま。
谷崎さんの方も……齢が近そうだし、勘で。

太宰 治

やるねえ、じゃあ国木田君は?

国木田 独歩

止せ!俺の前職など如何でも……!

中島敦

うーん、お役人さん?

太宰 治

惜しい。
彼は元学校教諭だよ。数学の先生。

中島敦

へえぇ!

国木田 独歩

昔の話だ、思い出したくもない。

厶……としながら眼鏡を弄る国木田さん。 何か納得……って云ったら投げられるな。

太宰 治

じゃ私は?

中島敦

太宰さんは……

ニコニコしながらこちらを見つめる太宰さん。 想像もつかん……!

国木田 独歩

無駄だ小僧。武装探偵社七不思議の一つなのだ、此奴の前職は。

谷崎 潤一郎

最初に中てた人に賞金が有るンでしたっけ。

太宰 治

そうなんだよね。誰も中てられなくて懸賞金が膨れ上がってる。

国木田 独歩

俺は溢者の類だと思うが、こいつは違うと云う。
しかしこんなやつが真面な勤め人だった筈がない。

中島敦

ちなみに懸賞金って如何ほど。

太宰 治

参加するかい?
賞典は今











七十万だ。

その数字を聞いた瞬間僕は飛び上がった。

中島敦

中てたら貰える?本当に?

太宰 治

自殺主義者に二言は無いよ。

本人が云うんだ、間違いない。 当てずっぽうでもいい、中たれば七十万だ。

中島敦

勤め人。

太宰 治

違う。

中島敦

研究職。

太宰 治

違う。

中島敦

工場労働者。

太宰 治

違う。

中島敦

作家。

太宰 治

違う。

中島敦

役者。

太宰 治

違うけど
役者は照れるね。

中島敦

うーん、うーん。

国木田 独歩

だから本当は浪人か無宿人の類いだろ?

太宰 治

違うよ。
この件では私は嘘など吐かない。

Murder

……。

太宰 治

おっと、Murder君、君は云ってはいけないよ!

そして敦君……うふふ、降参かな?じゃ此処の払いは宜しく。
ご馳走様〜!

国木田 独歩

あっ!!

谷崎 潤一郎

……うン?
ハイ。……え、






依頼ですか?

Murder

……行ってらっしゃい。

太宰 治

え、Murder君も偶には一緒にやらないかい!?

Murder

ヤダ。

太宰 治

ちぇっ……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 主出し(?)失礼します。 この作品の Murder さんについてです。

海ひつじめ〜か〜🐑 様からお借り致しました。 髪は白くボサボサで、1本の紫色のメッシュがある。目は赤と赤の中にシアン色が混ざったオッドアイ。 不眠症の為クマが有り、真っ赤なマフラーとフードをつけている。 パーカーの下には一応シャツを着ており、白い手袋をつけている。 こんな感じの容姿です。 絵ではピアス付いてますけど実際には付いてません外すの忘れてました( 性格的には過去の事があり冷たい感じですが、立場上、正義の味方みたいなものなので対応は甘い方。 いつも通りRESETされる と思っていたら文ストの世界へ何故か移転していた。 人間になってるわ探偵社に拾われるわで今ココ!って感じです。 機会があれば書きたいと思います。 では一旦〆で。

この作品はいかがでしたか?

4

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚