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真琴（まこと）
おう、お帰り
真琴（まこと）
要件はなんだったの？
愛香（あいか）
あ、あのね、真琴……
愛香（あいか）
言いにくいんだけど
真琴（まこと）
っ。なにか。あったんだね
愛香（あいか）
そう。
愛香（あいか）
私の中の赤ちゃん…
愛香（あいか）
無脳症なの。
愛香（あいか）
ごめんね、
真琴（まこと）
いや、愛香が謝ることないよ
真琴（まこと）
ショックだね。
真琴（まこと）
よしよし
真琴が愛香の背中をさする
愛香（あいか）
(泣)ありがとう
真琴（まこと）
よし、
真琴（まこと）
赤ちゃん。どうするの？
真琴（まこと）
医者からなにか言われた？
愛香（あいか）
うん。赤ちゃんを臨月までいさせてあげるか、それとも産んじゃうか
愛香（あいか）
二択なの、
真琴（まこと）
うーん、どのぐらい生きるのかな
愛香（あいか）
長くは生きられない。30分ぐらい生きていたらすごい。そして早かったらへその緒を切ったときになくなる
真琴（まこと）
っ。そんな早く？
真琴（まこと）
じゃっ。じゃあ
真琴（まこと）
どうする？
真琴（まこと）
最終決断は愛香に任せる。だって母親だもん。
愛香（あいか）
うん。ありがとう
真琴（まこと）
俺としては産んじゃうかな
真琴（まこと）
100%すぐは亡くならないでしょ？
真琴（まこと）
それならちょっとでも外の空気を楽しませてあげたい
愛香（あいか）
うん。わたしもそう思う
愛香（あいか）
じゃあ、産む……ことにする
真琴（まこと）
うん。（可哀想に……）
今回はここまで！
少々短いですが、お許しを〜
そしてこの話は悲しいので期間限定！
期間は10月まで！
見逃すなヨっ！
ばいちゃん！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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