琴音
琴音
ザーザー、
ザー、ザー
徐々にノイズが消えて行く
何だろうこれは
???
??
顔にかかるモヤも
気づけば晴れて行った
それで見えたのは
琴音
琴音
俺と
薫
薫
小さい姐さんがいた
琴音
薫
琴音
琴音
琴音
薫
施設?
能力検査?
俺は、知らない
いや、違う
琴音
この光景を知ってる
物心ついた時にはもういて
俺は人外だった
琴音
能力検査と言うのは
化け物との戦闘だった
琴音
琴音
琴音
バンッ、
アレは失敗作と言われてた
琴音
研究者a
研究者b
研究者b
そんな事を言う奴らが大嫌いだった
いつしか女の子が攫われてきた
研究者a
薫
薫
薫
琴音
何も知らない女の子は薫と言った
薫は落ち着いた子で静かだった
琴音
琴音
薫
俺は説明して、今後の事を話した
彼女は黙って聞いた
薫
薫
琴音
こんな事を言うのは彼女が初めてだった
薫
琴音
薫
薫
薫
琴音
彼女は策士だった
その策略は最適だった
やがて彼女と仲良くなった
いつか施設を壊して出ようと
そう約束した
琴音
琴音
薫
彼女は策士だが
俺より能力の活用は上手くなかった
琴音
気づいたら病院で
俺は1ヶ月寝ていた
彼女はもう退院していて
俺はまた孤独になった
退院した後に知った事で
彼女は里親に引き取られたらしい
琴音
琴音
外は分からない事ばかりで
面白い物ばかりだった
琴音
でも彼女はいない
隣にいた彼女は家族と行った
琴音
琴音
カチッ、スゥー🚬
琴音
琴音
僕に託してみぃな
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続き楽しみに待ってます