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27 - 第27話 先輩と後輩の青い過去

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2025年02月05日

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・先輩と後輩の青い過去

女って…お前、見た目も軽いのに中身も軽いんだな…引くわー

西原はコンビニ弁当をゴミ箱に捨てて、近藤を冷たい目で見た

酷いな〜先輩。俺、泣いちゃうよ〜

おにぎりの包みをゴミ箱に捨てつつ、近藤は冗談交じりに言う

まぁお前も悩んでいるんだな…

あれ?先輩、俺の泣きのくだりスルー?

で、その人がどうした?

あ、完全にスルー…

近藤はコホンと咳払いをして話を続ける

まぁその人、臆病者なんです。だから先に進めない感じです

ーもしかしてお前の立ち位置ってその人を見守っている、もしくは応援している感じ?

西原が話をまとめた

先輩、大正解!…でもなんか応援とか本当は嫌なんですよね〜複雑なんです、俺も

片想いか

西原はそう言って缶コーヒーを開けて飲む

先輩、ハズレ

え?

いいえ。まぁ早番にしたのはそういう意味です。その人の為でーそして…

そして?

”向こうの顔を拝む為”

近藤はそう言ってにっこりと笑う

西原は何故かその笑みに寒気がした

ーそれで先輩はその彼女とどんな感じで?

近藤は話を切り替え西原に聞く

うーん…”彼女”というよりその”子”とね…上手くコミュニケーションがとれないし心開いてくれない

西原は肩を落として落ち込む

あ…色々事情があるんですね…で、先輩から告白を?

近藤は“事情”を察して話題を変える

あぁ…まぁ俺も覚悟してー決心して”言った”が…保留中

西原はため息をついた

…覚悟、決心…

近藤は呟き思った

…あの人にもそれがあればいいのに…ところで先輩、なんでその”子”とコミュニケーションがとれないんですか?

西原は近藤の質問にボソリと言った

去年、皆で花火を見る約束をしたんだが俺がそれを破ったんだ…それから1年間、ほぼ口利いてもらえてない

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