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正直に言うとさ
俺はもう、分かってる側なんだよ
れいか 2年マネージャー 仕事できる、気配りできる、距離感うまい で、本人は無自覚
__一番タチ悪いタイプ
レイカ
レイカ
コノハ
コノハ
自然に会話してるけど、その空気がもう“できあがってる”
赤葦は真面目にメモ取ってるフリして視線がちょいちょい泳いでるし
木兎は言わずもがな
ボクト
ボクト
レイカ
その一言で木兎のテンションが天井知らず
ボクト
レイカ
軽く流す
でも雑じゃない
あれな
“扱い慣れてる”ってやつ
後輩が焦ってると、れいかは横に立つだけ
レイカ
レイカ
声も距離も、ちょうどいい
助けすぎない
放り出さない
……ああいうの、 俺ら選手より、よっぽど“チーム”分かってる。
でさ、
俺が一番面白いと思ってるのは
赤葦
コノハ
アカアシ
いやある
れいかが近くに来ると、一瞬だけ呼吸が変わる
本人は隠してるつもりだろうけど、長く一緒にやってると分かる
コノハ
アカアシ
コノハ
そう言うと、赤葦は一拍遅れて目を伏せる
アカアシ
コノハ
まあ言わないけどな
れいかもたぶん気づいてる
気づいてて、踏み込まない
_それが、あの子の余裕
帰り際
体育館の電気を消すれいかの背中を見ながら、俺は思う
梟谷がうまく回ってんのは、 木兎の才能でも、赤葦の頭でもなくて
ああやって、 “一歩引いた場所”から支えてる誰かがいるからだ
……まあ
その誰かに、全員ちょっとずつやられてるわけだけど
面白いよな、ほんと
コメント
2件
ひさしぶりすぎてうける やっと浮上した!🙆🏻♀️まʓ♡