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ヤンデレくんがお兄ちゃんに色んなことをする話

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ヤンデレくんがお兄ちゃんに色んなことをする話

4 - ヤンデレくんがお兄ちゃんに色んなことをする話 #4

♥

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2021年08月19日

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男子

お、鈴、おはよ…って

男子

お前また怪我増えてんじゃん!

挨拶の途中で彼は俺の顔を見て驚いた

あの日から数日経った

あの日からはまた毎日殴られたり無理矢理犯されられたりした

痣が増えていることを彼は心配してくれているようだ

おはようございます、先輩

男子

あ、弟くん

男子

鈴大丈夫なのかよ

鈴兄、大丈夫だよね

もう痛くないよね

俯く俺の目線に入り音はじっと俺の目を見た

…、大丈夫

男子

ほんとか?

男子

なんかあったなら俺のこと頼れよ

男子

お前すぐ無理するからさ

………

あぁ、

男子

じゃ、弟くん、こっからは任せろよ!

男子

俺がちゃんと教室連れてくから

……

ありがとうございます!

じゃ、鈴兄、

気を付けてね

明るい声だったが目は笑っていなかった

もう逃げられないんだ

うん、

階段を上り、廊下を歩いていた

普段はうるさいほどに喋る彼が静かだった

男子

なぁ、鈴

……

真剣な声だ

男子

お前さ、それ、弟じゃねぇの?

鼓動が一気に速くなる

男子

前電話した時もなんか変だったし

男子

んであの電話の後から怪我増え始めたじゃん

な、わけないだろ…!

どうにか騙さなきゃ

次の言葉が浮かばない

男子

……ふはっ

男子

お前さ、図星だろ

……ちがう…

男子

だって今まで黙ってたくせに急にムキになったじゃん

ちがう、ちがう…

男子

なんで嘘つくんだよ

男子

って、当たり前か

男子

言ったら殴られんだろ

………

もう顔が上げられない

ここからどう騙すって言うんだ

男子

内緒にしといてやるから、

男子

話していいよ

男子

それで楽になるならな

そんなことしたらどうなるか分かってるのに

何故かほっとして、涙が溢れた

男子

お、おい、やめろよ、

男子

泣くなよ

泣いて…ない、

涙を拭い一息ついた

…ありがとな

でも、やっぱ言えない

男子

…そっか

男子

無理すんなよ

…ん、

昼のチャイムがなり、自分の携帯を確認した

一通のメッセージが入っている

(あぁ、)

や!鈴兄!

屋上のドアを開けると音がヒラヒラと手を振りこちらに声をかけた

そして俺に近付くと小さく微笑んだ

先輩、優しいね

いい友達がいて良かったね、鈴兄

(…なんで、)

バレないと思ってんの?

あんなに怪しいのほっとけるわけないじゃん

ずっと聞いてたよ

嘘をつく時は周りをちゃんと確認しないとダメだよ

音は俺の肩に手を置いた

ねぇ、もしかして本当にわざとやってんの?

僕に殴られたくてやってるの?

っ、

いいよ、鈴兄の望み通り

痛くしてあげる

音がそう言って微笑んだ

俺は強く目を瞑った

男子

…鈴!

俺がその声に目を開くと息を切らす彼がいた

あれ、先輩、

どーも

男子

…弟くん、何してんの

さぁ?

男子

なんで鈴にそんなことするんだ

邪魔しないでくださいよ

…お、音

あいつは、

うるさいな、

嫌いなんだよ、

鈴兄のことを知ってるみたいな話し方するし

僕が1番知ってるのに

僕が1番好きなのに

音…

男子

好きなら殴らなくていいだろ

……先輩に何が分かるんですか

音が俺から離れると彼に近付いた

音、待て…

俺は音に駆け寄り音の腕を掴んだ

お、音、

そいつは、関係ないだろ?

な?

音を落ち着かせるように声をかけた

頼むから、やめてくれ

音は大事な俺の弟だから

音から離れたりなんかしないから

……、

音がどんなことをしようと、弟であることは変わらない

弟である限り、俺が守ってやらなきゃいけないんだ

なのに俺は今まで音に冷たくしていた

音は音で傷付いていたんだ

俺は音の手を引き抱き締めた

男子

大丈夫なのかよ、鈴

あぁ、大丈夫

ごめんな、心配かけて

男子

ほんとだよ、、

音には何とか落ち着いて貰えた

音、そんなに睨むなよ…

……

まだ俺が他の人と話すのは納得がいかないみたいだ

男子

弟くん、鈴のこと好きならちゃんと優しくしろよ

……してます

…、

やっぱり仲は前より悪くなったが、原因である俺が何とかするべきなのだろう

鈴兄、早く帰ろう

しかしここからが問題だ

帰ってから俺はどうなるのだろう

さて、家に着いたが、俺は今また音に押し倒されている

(やっぱり、また殴られるのか、)

俺は目を瞑り、歯を食いしばった

鈴兄…?

………

すると突然、唇に柔らかい感触があった

……………………

……?!

思わず目を開け手で唇を触った

音…?

キスじゃないの?

い、いや、殴られるのかって、

…殴った方が良かった?

俺は思い切り首を横に振った

ふふ、可愛い

……あのな、音

俺は殴られなくても離れないよ

…、お兄ちゃんだから

言葉にした瞬間顔が熱くなった

…、鈴兄

音は俺の体をぎゅっと抱きしめた

ごめんね、僕、勘違いしてた

鈴兄、僕より友達といる時の方が楽しそうにしてたから、

離れてっちゃうんじゃないかって思って

僕、鈴兄しかいないから

絶対に鈴兄を離したくなかったんだ

俺は自分のことを抱きしめる音の頭を撫で軽く抱き締め返した

…でもやっぱり、兄弟として、なんだよね

……うん、

僕ね、本当に鈴兄のことが大好きなんだ

だから、これからいっぱいアピールして

僕のこと好きになってもらえるようにするから

まぁ、殴ってくるようなやつ好きになるのは難しいけど、

音はその言葉を聞くと焦ったように顔を上げた

…も、もう殴ったりしない!

鈴兄が離れていかない限りは

殴る必要も無いからね、

離れてったらやっぱり殴るのか、、

まぁね、

まだ生活するのは気をつけた方が良さそうだ…

………ねぇ、鈴兄

………

音の甘えるような声に何を考えているのかがすぐに分かった

………

………いいよ

はッ、…ん、

互いの吐息が聞こえる

音は今までより優しかった

あ、ッ…おと、

ん、鈴兄

音は俺が名前を呼ぶと口付けをした

んッ、ーっ、

可愛い、

音は俺のことを考えて優しくしている

それは分かってる

(けど、今まで乱暴にされてたから物足りない……!)

音も我慢しているようだ、

っ、は…、おと…ッ、

なぁに、鈴兄、

ふッ、…ぁ、もっ…と、

……おく、ッ、

え、?

がまん、ッ、しなくてい、いから…ぁ

………ッ、

僕がせっかく優しく抱いてあげてるのに、

後悔しないでね、

音はそれを一気に奥へ突いた

あッ、゛ぁ…!

中でさっきより激しく出し入れされると、どうしても声が抑えられない

ん゛ッ、あ、おと、ッ

鈴兄、ドMになっちゃったね、

な゛、ッてないッ…

ほら、ここが好きなんでしょ

音は1番感じるところを何度も突いた

ッ、あ゛、ぐ…ッ

ん゛ぅッ、はッ、

ふふ、鈴兄、もっと気持ちよくしてあげよっか、

…ッはッ、なに、゛すん…

音は俺の中から1度それを抜くと俺をうつ伏せにした

なんでッ、…、

鈴兄、尻上げて

言われた通りにすると、音はもう1度それを穴に入れた

すると、音は俺のものと胸も同時に触りだした

ッ゛…ぁ、う゛っ、?!

(俺男なのになんでそこ触ってんだ?!)

今まで胸は触られたことがなかったから驚いた

しかし、前も後ろも触られているせいか気持ちよく感じた

あ゛ッ、んッぅ、

気持ちいいでしょ、鈴兄

腰揺れてる、

言われて気付いた、

無意識に腰を揺らしていた

ん゛ッ、ん…う、

(うわ、俺ほんとにドMみたいじゃん…)

あー、可愛い、

好き、好き

ッ、う゛ぁ、それッぇ、いうなッ、ぁ

大好きだよ、

鈴兄、

ふッ、ぅ、あ゛ぁーッ…!

その音の声を聞くと遂に出してしまった、

はぁッ、はッ、

何休もうとしてんの、

僕がまだイってない、

今度は向かい合わせになるように入れたまま向きを変えた

その動きで中が擦れ、ビクッと体が跳ねる

おと、…ッ、イったばっか、…だからぁ、

うん、可愛かったよ

音は俺の足を持つとまた奥でそれを動かし始めた

あ゛ッ、むり、ぃッ…!

無理じゃない、

は、ぁッ、あ、ん゛ぅッ、

乱暴な突きに感じてしまう

鈴兄の中、気持ちいいよ

ん、あ゛ッ、ゃ、

っあ、゛ぁッ、

声すごい出てる、

そんな声出したらお隣さんに聞こえちゃうよ?

う゛ッ、ぁ…おさえ、らんな゛ぃ

かってにぃ…ッ、こえッ、でる、から…ぁ

鈴兄、気持ちいい?

ん゛ッ、ぅ゛あッ、

みれば、ッわ、かる…だろッ、

ん、鈴兄の口から聞きたい

は、ッ、ぅ…゛、

ねぇ、鈴兄?

気持ちいい?

いいッ、!…きもち、い゛ッから…!

ふ、良かった、

んッ、ぅ、あ゛

あー、鈴兄、僕もそろそろやばいかも、

ッ、はやく、いけ…ッ゛

音は俺と唇を合わせると俺の中に熱い物を出した

んッ゛ぅう゛ッ、…!

音の体温と中の熱さを感じ、俺も出してしまった

は、鈴兄、一緒にイけたね、

音が中のものを抜くとまた抱きしめられた

はッ、おと、?

大好き、鈴兄、

ずっと、大好きだよ

音は幸せそうな顔をしている

こんな顔はいつぶりだろう

それからしばらく音は離してくれなかったがそれで幸せそうなら俺も嬉しかった

男子

鈴、おはよ、

男子

って、お前…

彼は俺の首を見た

男子

あの後仲良くってことか…、

…………?

……、

俺はそれがなんなのか分かるとすぐ後ろにいる音を見た

見えないとこって言っただろ…!

ふふ、だって、

鈴兄は僕だけのものってみんなに見せつけたかったんだもん

音はにこにこと微笑んだ

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