テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ゑ。

皆様初めまして!

ゑ。

ゑ。です!

ゑ。

この度は作品を開いて頂きありがとうございます!⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

ゑ。

このアカウント初の投稿、是非暖かい目でご覧頂けたら嬉しいです!

ゑ。

それでは…

ゑ。

どうぞ!

バンッ!バンッ!!

〇〇

ねぇ春千夜、、

〇〇

あんな数無理だよ…

〇〇

そんな銃じゃもう_____

春千夜

〇〇

春千夜

よく聞け

春千夜

俺が食い止めてる隙に…

〇〇

逃げろって?

春千夜

あぁ

〇〇

っでも…!!

春千夜

すぐ追いつく

〇〇

っ…!

〇〇

やだ!

春千夜

春千夜

…あ!?

〇〇

しぬつもりなんでしょ

〇〇

私を助けるために

''しぬ''…か

そうだな

あんな数のバケモン俺一人で手に負えるはずがねェ

死ぬだろうな、俺は

春千夜

しなねぇよ

〇〇

嘘つき

春千夜

あ?

〇〇

私分かるよ

〇〇

春千夜がどれだけ私の事大切に思ってくれてるか分かる

〇〇

だからって春千夜がしんじゃったら私も死んだ方がマシなの

春千夜

テメェ何言って…

〇〇

でも

〇〇

こんな事言ったところで春千夜が私の意見を聞いてくれない事なんて分かってる

〇〇

だから絶対に

〇〇

戻ってきて

〇〇

戻ってこなかったらこき使ってやるんだから

春千夜

はっ…笑

春千夜

いつの間にこんな口が達者になったんだ?

〇〇

ばか。春千夜のせい。

春千夜

今回だけ特別に約束してやる

〇〇

それはどうも

春千夜

じゃ、後でな

〇〇

うん、絶対ね

〇〇

っはぁ、はぁ、はぁっ…、

〇〇

ここまで…来ればっ、

ガタンッ

〇〇

…!?

「う゛…あぁっ゛、、」

〇〇

うそ…でしょっ、

〇〇

なんでここにまで…

私は少しずつ後ずさりをする

早く走って逃げないと。

そんな事私が1番分かってる

でも、足がすくんで後ずさりすることでさえ精一杯

〇〇

自分だけ春千夜にあんな事言っといて…怒られちゃうなぁ、笑

「うぅぅ゛、」

先行くね

春千夜

バンッ______

後ろから突然銃声が響く

〇〇

へっ、、?

春千夜

…ちっ

春千夜

弾あと1発か…

〇〇

春…千夜、?

春千夜

わりィ

春千夜

遅れた

〇〇

春千夜だっ…春千夜、

春千夜

なに泣きそうになってんだよ

〇〇

だって…

春千夜

あー、泣いてんじゃねーよめんどくせェな

そう言いながら春千夜は〇〇の頭を不器用に掻き回す

春千夜

つーか

春千夜

なに勝手にしにそうになってんだ?あ?

〇〇

…ぁ

〇〇

そ、れは、

春千夜

それは?

〇〇

…あ

〇〇

そういえば、春千夜昨日話あるって言ってなかった〜?

春千夜

逃げんな

〇〇

まぁまぁ落ち着いて?

春千夜

はぁ…

春千夜

ったくこの女…

〇〇

ほらほらなになに?

春千夜

お前

春千夜

この前______

____バタッ

春千夜

…は?

春千夜

〇〇…?

〇〇

っはぁ、、はぁ…

春千夜

おい、どうした

〇〇

春千夜

なぁ

春千夜

顔上げろよ

がばっ

春千夜

っ…!!

〇〇

わ、わたしっ…

春千夜

ま…さか、

〇〇

〇〇

うん

〇〇

隠しててごめんね

〇〇

もう、私には時間がないみたい

少しずつ充血していく目

冷たく、そして青白くなっていく肌

一体いつ?

どこで?

〇〇が?

まさかな

そんな訳ない

信じない

信じたく、ない。

すると〇〇は突然立ち上がり、 俺らが来た道を再び戻って行く

俺は大量にいたあのバケモン全てを殺したわけじゃない

きっとあいつらにはそのうち追いつかれるだろうな

だからここも安全とは言えないのに

春千夜

どこ行くんだよ、

〇〇

あのね春千夜

〇〇

自分でよくわかるの

春千夜

〇〇

私が私じゃなくなっていく感覚が

〇〇

だからこのままだと、私は春千夜を襲う

〇〇

そうならないようにするには

〇〇

私が離れるしかっ___

そう言いかけた途端

〇〇は頭を抱えながらしゃがみ込む

〇〇

うっ、、

春千夜

おい…!!!

俺はすぐ駆け寄ってその冷たい体を抱き抱える

〇〇

せっかく…離れたのに、

春千夜

んな事言ってる場合じゃねぇだろ!

春千夜

いつやられた!

春千夜

どこで!

春千夜

どうして!!

〇〇

〇〇

ごめんね

〇〇

ごめん

〇〇

…愛してる

そう言うと、〇〇の表情が変わる

その瞬間俺は全てを悟った

あぁそうか

もうこいつの中に''〇〇''はいないのか

春千夜

そう思いながら、俺はポケットに入れたままの指輪を取り出す

春千夜

あの時〇〇が見てた指輪のサイズ…

春千夜

あってっかな

俺は今目の前でうめき声を上げているそいつの左手をとる

春千夜

春千夜

暴れんなよ

春千夜

すぐ終わる。

そして青白い手に似つかない程眩しく輝いている指輪をはめる

春千夜

ぴったり…だな

春千夜は自分の腕の噛み跡から出血している事も気にとめずひたすら指輪を見ていた

春千夜

''愛してる''か

春千夜

なぁ〇〇

春千夜

俺がお前より愛してたなんて言ったらお前は信じないだろうな

春千夜

俺が指輪を渡しても、笑うんだろうな

春千夜

子供ができたらどんな母親になってたんだろうな

春千夜

きっと、良い母親になってた

そう言って春千夜は もう存在しない''〇〇''を全身で優しく包み込む

その間もずっと暴れて春千夜の体に傷をつくっていく''それ''

春千夜

俺だってよ

春千夜

テメェが死ぬなら死んだ方がマシなんだよ

春千夜

こんな事になっちまった世の中で

春千夜

お前がいない世の中で

春千夜

生きていく理由なんてあるのか?

そうしているうちに前から大量のバケモノが迫ってきていた

たくさんのうめき声

足を擦る音

そんなものはもう春千夜には届いていない

''〇〇''を抱きしめ何も無い空間を見上げたまま、 銃弾が1発だけこめられた銃を落とす

春千夜

永遠にあんただけを

春千夜

…愛してる

そう呟いた春千夜の顔は

全てを受け入れた笑顔で満ちていた

end.

この作品はいかがでしたか?

300

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚