優莉菜
優莉菜
優莉菜
優莉菜
優莉菜
優莉菜
ないこ
俺は…最低だ、
結局自分のことしか考えてない
最初から最後まで
ずっとあにきを傷つけて
ずっと自分は悪くないって
ずっと間違った道に行って
何も学んでない
りうら
ほとけ
初兎
子供組も同じだったようで
追いかけにいく権利なんかなかった
ないこ
いふ
いふ
まろに思いきり肩を捕まれて
驚いて顔を見ると、まろは泣いていた
いふ
いふ
いふ
いふ
そう言われて俺ははっとした
俺だけじゃない、子供組も
また、自分のことしか考えてなかった
これを逃したら
これから逃げたら
一生を後悔する
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
悠佑
俺の今までの時間は何だった?
俺がずっともがき苦しんで
自分を傷つけて
体を犠牲にして
自分をボロボロにした時間は何だったんだ
悠佑
膝から崩れ落ちる
ずっと部屋にいたせいで体力は落ちていて
体もボロボロでボサボサで
こんな自分がとにかく惨めで
さっさと消えてしまいたい
そう思ってしまった
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
途方もなく歩いていると、海へ着いた
いつもは緩やかな波が、俺の心みたいに荒れている
それは俺が今から消えるのを
歓迎しているのか、拒否しているのか
到底わかるはずもなかったが
とにかく今は消えてなくなりたかった
悠佑
悠佑
大きなステージに立ちたくて
大好きな歌を続けたくて
ここに居場所を作ったはずなのに
ラストチャンスをかけると決めたのに
もうそれは、泡のように消えてしまった
そして、俺も
海が、俺のことを
泡のように、何もなかったかのように
消し去ってくれることを願って
悠佑
コメント
1件
ああああ!!! 早く助けに来てっ!!!