「長年の思い」
赤
今目の前でベッドに寝てる人は 俺の初恋の相手
今も尚思い続けてる人でもある
赤
桃
桃
そう呟き俺は頬にキスをした
赤
桃
桃
桃
赤
と寝ぼけている赤
桃
ギュッ
桃
赤
目から1粒の涙を流し 赤はまた眠りについた
桃
桃
ここまでに至ったのは4時間前の事__
カタカタカタカタ…
桃
会社内で1人深夜に 皺を寄せながらも PC向き合う俺
社内には俺の溜息と PCの音だけが鳴り響いていた
PCの音にもイライラする俺
そんな脳内を破ったのは 1本の音だった
プルルルルルルル…
桃
課長からだと思い焦りながらも 鳴り続けるスマホ画面に目を向けた
桃
スマホ画面に表示されていた 通話相手はまさかの
俺の初恋の相手だった.
青
赤
知ってたよ俺
青ちゃんが浮気してる事くらい
でも好きだった
大好きだった
だから、浮気なんてどうでもよくて
青ちゃんと付き合ってる それだけで幸せだった
けど、もう俺耐えられない
毎日夜帰って来なくなって
ご飯も食べてもらえず 会う日も週1
俺の心は限界を達していた
赤
ふと思い出し外へ足を出した
青
と聞き覚えのある声が聞こえた
赤
青
信じられなかった、
いや
信じたくなかったんだ
浮気は前々から知ってたけれど いざ目の前で見ると 心が砕けてしまいそうで
涙が止まらなくなって その場から駆け出した
赤
辛くなって、誰かに会いたくなって
俺の心は情緒不安定になっていた
そんな時ふと思いついたのが
桃ちゃんだった
昔よく遊んでて 相談を聞いてくれた友達
大学が離れてそこから中々 会えなくなってしまったが
久々に彼の連絡先を開いた
赤
今日の俺はほんとにおかしいと思う、w
おかしいなあ、、w
突然桃ちゃんの声が 無性に聞きたくなって
通話ボタンをタップした
桃
戸惑ってたと同時に タップをしてしまった
桃
始まってしまった通話の時間
どうすればいいか分からず 数秒の沈黙が続く
そんな沈黙を破ったのは 赤の方だった
赤
桃
昔と変わらず 赤の甘々な声にはドキッとしてしまう
桃
赤
赤
桃
桃
赤
そういう赤の声は 何だかおかしかった
桃
その言葉を言った瞬間 突然赤の声は低く小さくなり
赤
と呟いた
通話越しでも伝わる震えた声
泣くのを我慢してるような そんな声だった
桃
赤
桃
赤
桃
プルルンッ
そこで通話は途切れた
桃
そんなこと言いながらも 脳内は赤でいっぱいだった
桃
まだ終わっていない作業なんて 一瞬でどうでもよくなって
赤に会いたくてたまらなくて
PCや何やら鞄へ詰め込み コートを羽織って
会社をあとにした
桃
〇〇駅には15分程で着いた
しかし
駅には人の様子は全く無い
桃
と、次の瞬間
「桃ちゃん」
と背後から懐かしい甘い声が聞こえた
桃
赤
久々に会った赤は 可愛さは変わらずあるが
目にくまができてあり 泣いた跡まであった
桃
赤
赤
ポフッ
桃
赤は俺に抱きつきながら ひたすらに声を枯らし泣いていた
そんな赤を俺はほっとけず 近くのホテルへ連れてった
ホテルにつき赤は 今まであったことを話した
桃
桃
赤
今日初めて赤の笑った顔を見た
やっぱり赤の笑顔は最強に 可愛くて頭がおかしくなりそうだった
桃
赤
桃
赤
赤
赤
桃
我ながら結構酷い事をいってると思う
桃
赤
予想外の言葉に 俺の頭も追いついていない
そして
赤も俺の言葉に 驚きを隠せていない
まじ俺何やってんだ、
桃
赤
桃
赤
桃
と言ったと同時に 通話の音が鳴り響いた
俺は嫌な予感がした
赤
予想は的中
最悪だ、
桃
赤
ピッ
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
赤
桃
赤
桃
青
桃
桃
青
青
青
桃
赤
桃
赤
桃
スマホを片手に赤は 部屋を出た
桃
桃
桃
色んな事に後悔をし しゃがみこんでいたら
突然ぽんっと背中を叩かれた
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
赤
人生で初めて好きになった人で 一生大切にしたいと思いました.
ちなみに夜は甘い声が 鳴り響いていたとか.
END
400タップ以上 お疲れ様です!!
自分的には頑張ったので(( ♡やコメいただけたら嬉しいです (小声)
最後まで読んでいただき ありがとうございました!
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