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映画終了
秋
ね、りゅ
女子(未莉)
龍樹くん！
女子(未莉)
ちょっとだけで
いいからさ
いいからさ
女子(未莉)
話そ？
龍樹
……。
龍樹
嫌だ。
女子(未莉)
ほら、早く！
龍樹
……。
秋
……。
秋
いいよ。
秋
すぐ、来てね。
龍樹
おう。
2人は去って行った
秋
……。
颯
……。
颯
なぁ
秋
…なんでしょうか？
颯
っ。、
颯
外、出ないか？
秋
私は龍樹を待ちたいので
秋
1人で勝手にどうぞ。
颯
いいからっ！
秋
いやっ！
無理矢理、外ではなく 車椅子用のトイレに入れられる
秋
ちょっと。
秋
なんなの。
颯
……。
颯
好きだ。
秋
……。
秋
無理。
秋
また他の子とイチャイチャ
するんでしょ？
するんでしょ？
秋
他の子と体験
するんでしょ？
するんでしょ？
秋
いい加減にして。
颯
しない。
颯
やっても、虚しい
秋
都合のいい事
言わないでよ
言わないでよ
秋
私は、龍樹が好きなの
颯
ホントは？
秋
…は？
壁に追い込み Dキス
秋
んんっ
秋
や、めっ
音が響く
そして
颯の手が私の 胸囲に
秋
やめてっ！
秋
もう、やめて。
私は颯を 突き飛ばし
間一髪で出られた
そして、女子トイレの 個室に閉じこもる
秋
(はぁはぁ……)
隣に人がいるから あえて声は出さない
が。
龍樹
やめろっ
女子(未莉)
颯のより凄いなぁ
秋
っ！？
秋
(う、そ。)
龍樹
くっっ！
女子(未莉)
しー。
女子(未莉)
隣の人に聞こえるよ？
龍樹
……。
龍樹
いい加減にしろよ
女子(未莉)
ひっ。
秋
(…やばい。)
秋
(あの人、終わったな)
そう。龍樹は キレるとかなり 恐いと評判
だから周りは あまり逆らわないように しているようだ
龍樹
どけ
女子(未莉)
い、や。
龍樹
聞こえなかったか？
龍樹
どけ。
龍樹
邪魔だ。
龍樹
さっさと俺の
前から消えろ。
前から消えろ。
女子(未莉)
……。
ガチャ
龍樹
……。
龍樹
遅くなってごめんっと。
ピロリンっ
秋
(!!!!)
秋
(まずい！！！)
龍樹
？
龍樹
秋なのか？
ガチャ
秋
……。
龍樹
……ごめん
秋
家、帰ろっか？
龍樹
お、おう。
秋
…じゃあね。
女子(未莉)
…。
女子(未莉)
許さない。
女子(未莉)
颯とも別れてやる。
女子(未莉)
あ、なーんだ。
女子(未莉)
もうお別れメール来てるじゃん。
家
龍樹
…ごめん
ギュッ
龍樹
っ！
龍樹
秋っ？
秋
謝らないでよ
秋
私、龍樹の事
信じてるよ
信じてるよ
秋
…あと。
秋
消毒したいの。
龍樹
え？
秋
……。
秋
颯に、キスされたり
身体触られた。
身体触られた。
秋
だけど、間一髪
逃げてきた。
逃げてきた。
龍樹
……。
龍樹
そうか
龍樹
とりあえず
龍樹
風呂の準備しようぜ
秋
うん！
ピンポーン
秋
あ、はi
龍樹
俺が出る
念の為、トイレに隠れてろ
念の為、トイレに隠れてろ
秋
う、うん。
あ、ありがとう
あ、ありがとう
龍樹
っ！
龍樹
……。
龍樹
はぁ。
龍樹
しつけぇなお前
颯
秋はどこだ？
龍樹
買い物に行ったけど？
颯
嘘つくなよ。
颯
トイレにいるんだろ？
龍樹
…は？
颯
やっぱし。
龍樹
気持ち悪いんだよ。お前。
颯
俺の秋を返して
貰おうか
貰おうか
龍樹
お前の？
龍樹
残念ながら今は
俺の恋人だから。
俺の恋人だから。
颯
……。
颯
はぁ。
颯
これ、見てみ？
龍樹
なに？
俺は颯から スマホの動画を見せられる
そこには 颯にやられている秋。
そして、感じている秋。
龍樹
…で？
颯
は？
龍樹
……。
龍樹
ムカつくけど
龍樹
俺だって感じてた。
龍樹
だけど、秋は信じてくれた
龍樹
俺が信じなくてどうすんだよ
龍樹
俺らを甘く見るな
龍樹
分かったならさっさと
消えろ
消えろ
龍樹
俺たちの前に
二度と現れんな
二度と現れんな
龍樹
このクソ野郎。
颯
……。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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