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ジリジリジリジリ───

目覚まし時計が鳴っている

早乙女 洸

杏!起きろ!

私を起こして居るのは私の双子の兄 早乙女 洸(さおとめ こう)

早乙女 杏

ん〜起きたぁ

そして私は杏(あん)

早乙女 洸

ホント朝弱いな杏は

早乙女 杏

洸おはよう

早乙女 洸

おはよう

早乙女 洸

置いてくよ?

早乙女 杏

やだぁ

早乙女 洸

早くしろ

私たちは高校2年生───

入学してから毎朝一緒に通っている

周りからは仲良し兄妹と言われる程仲良しだが、私はそう言われるのが嫌い

休み時間───

早乙女 杏

洸!体操着貸して?

早乙女 洸

いいよ

早乙女 洸

杏忘れすぎ!

早乙女 杏

洸に借りればいいやって思って笑

早乙女 洸

俺いなかったらどうするんだよ

早乙女 杏

洸は居なくならない

早乙女 洸

( ならないけどさ…

洸とはクラスが違うためなんでも借りられる───

体育の授業中

河西 紗良

杏また洸くんの体操着?

早乙女 杏

うん///

河西 紗良

わざと忘れてるでしょ笑

早乙女 杏

そんなことないよ?笑

河西 紗良(かさい さら) 中学校からの親友でなんでも話せる

私の悩みは全て紗良に打ち明け 紗良も私に打ち明けてくれる──

もちろん私の好きな人が誰かも 紗良は知っている───

またお兄ちゃんの体操着だよ

なんかここまで来るとわざとっぽくない?

わかる〜

洸は同学年からも上の学年、下の学年からも人気がある───

放課後───

瀬戸 奏羽

早乙女!

瀬戸 奏羽(せと かなる)

生徒会長──1つ上の先輩

早乙女 杏

瀬戸先輩!どうしたんですか?

私は今年生徒会の会計に抜擢され 生徒会のメンバーなのだ───

瀬戸 奏羽

生徒会室一緒に行こうと思って

早乙女 杏

いいですよ!

瀬戸先輩と教室を出る

廊下を歩いていると洸が歩いてくる

早乙女 洸

生徒会?

早乙女 杏

うん!

早乙女 洸

部活終わったら迎え行く

早乙女 杏

わかった!

瀬戸 奏羽

俺が家まで送ろうか?

早乙女 洸

大丈夫です

早乙女 杏

…///

瀬戸 奏羽

そう

早乙女 杏

先輩!ありがとうございます
でも洸と一緒に帰るんで

早乙女 洸

じゃ後でな

洸は部活に行き、私は先輩と生徒会室へ向かった

早乙女 杏

あれ?誰も来てないんですね

瀬戸 奏羽

そうだな

私と先輩しか居ない生徒会室───

瀬戸 奏羽

早乙女!

早乙女 杏

はい?

瀬戸 奏羽

( あー可愛い///

瀬戸 奏羽

早乙女好きな人いるの?

早乙女 杏

え?急ですね笑

瀬戸 奏羽

だよなぁ笑

早乙女 杏

いますよ///

瀬戸 奏羽

やっぱり居るんだ…

早乙女 杏

はい///

瀬戸 奏羽

誰なん?

早乙女 杏

内緒ですっ

(ドンッ)

早乙女 杏

…っ!?え

早乙女 杏

( え?これって壁ドン?

瀬戸 奏羽

俺の好きな人教えてあげようか?

早乙女 杏

せっ…先輩好きな人いるんですか?

瀬戸 奏羽

うん!いるよ

早乙女 杏

てか…先輩…近いです//

瀬戸 奏羽

近くないよ?(ニコッ

瀬戸 奏羽

これから慣れてもらわないと(ニコッ

先輩の顔が更に近付いてくる

スッ───

近付く顔を避けそっぽを向く

瀬戸 奏羽

だめ?

早乙女 杏

好きな人いるんで…

瀬戸 奏羽

俺の好きな人…早乙女なんだけどなぁ

早乙女 杏

…っえ?

ガチャ───

会長と早乙女さん早いですね
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