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私の存在価値#4

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私の存在価値#4

1 - 私の存在価値#4

♥

1,060

2018年06月05日

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♡1000越え致しました。

本当にありがとうございます。

言葉では表しきれないぐらい嬉しいです。

でわ、#4。どうぞ。

これは美夢が20歳になるまでの人生を描いた物語。

タバコに手を出し、親友が出来た美夢。

このまま何もなく進級することは出来るのでしょうか。

中1の夏...

真理の家での出来事。

美夢

あー暇だなぁ。

真理

それなぁー!!

真理

なんか面白いことないかなぁー。

美夢

ねぇ、真理の家ってライターある??

真理

え、あると思うよ??

真理

確かここら辺に...

真理

ほらっ!あったっ!

美夢

よっしゃ!なんか燃やして遊ばない?笑

真理

いいねぇ笑

真理

何燃やそうかっ??

美夢

んー、あっ。

真理

うちも思った笑

私達の視線の先にはついたてにたくさん貼ってある古い新聞。

私もよく知らないが、真理の家にあったついたては、木で出来た簡単な壁みたいなものだった。

真理

よっしゃ!燃やそ!燃やそ!

美夢

燃やすかっ!!

カチッ

パチパチパチッ🔥

真理

ねぇ、やばくないっ!?

美夢

バケツに水入れて持ってきて!

美夢

早くっ!!

私達は古い新聞がこんなに燃えるなんて思ってもいなかった。

新聞紙だけでなく、ついたて全部が火で包まれた。

このままじゃ、家全体が燃えてしまう。

あの時は、火を消すことに必死だった。

真理

持ってきた!!!

美夢

早くかけて!!

美夢

他にバケツ無いのっ!?

ジュゥ...。

5往復ぐらいしただろうか。

完全に火が消えたその時。

真理の祖父

おいっ!お前らっ!

真理の祖父

何してんだっ!!!

真理

裏口から逃げよっ!!!

美夢

え、あ、うんっ!!

私は真理の家を出え、そのまま家に帰った。

その日は、真理のおじいちゃんから電話が来るのではないかと不安で仕方なかった。

しかし、その日は何もなく終わっていった。

次の日。学校に行ってすぐ、担任に呼ばれた。

担任

美夢!会議室こいっ!

美夢

はーい

会議室にて...。

担任

お前真理の家燃やしたそうじゃないか。

美夢

うん。真理と遊んでて2人で燃やした。

担任

いや、真理はお前が燃やしたと言ってるぞ??

美夢

え??2人でだよ??

担任

まぁ、わからんからとりあえず真理もここに呼ぶぞ。

ガラガラガラッ

担任

まぁ、座れ

真理

はぁーい。

担任

うちの美夢は2人で燃やしたと言っているが??

真理

...。

真理の担任

いやいや、うちの真理は美夢さんが燃やしたと言ってますが。

担任

美夢。嘘じゃないんだよなっ??

美夢

うん。

真理の担任

真理も嘘じゃないんだよねっ??

真理

うん。

担任

これじゃあ、らちがあかないなぁ。

担任

よしここは、うちの美夢が責任取る事にしよう。

美夢

えっ??

真理

(ニヤッ)

真理の担任

いやいや、うちの真理が悪かったということで。

真理

え...。

担任

いやいやいや、うちの美夢が

真理の担任

いやいやいや、うちの真理が

美夢

もういいよ

美夢

美夢が悪かったって事でいいから。

担任

そうか。ありがとうな。

担任

とりあえず、真理と美夢の両親にはそう話しておくな。

美夢

うん...。

放課後...

真理

美夢ー!

美夢

ん?

真理

ごめんねぇ??おじいちゃんに怒られるの怖くてぇ。

美夢

あー、うん。じゃあね。

真理

うんっ!ばいばーい!

帰宅した後、すぐに担任から電話が来た。

パパ

もしもし...はい...はい...えっ!?...はい...わかりました...すみませんでした。

パパ

おいっ!てめぇどういう事だ!

パパ

人の家燃やしたのか!!

パパ

ふざけんなよっ!?

パパ

とりあえず謝りにいくぞ!

美夢

はい。

母と父と私。3人で真理の家へと向かった。

コンッコンッ

真理の祖父

はぁい

真理の祖父

あぁ...

パパ

今回のことは本当にすみませんでした。うちのバカ娘のせいで。

美夢

すみませんでした...。

真理の祖父

さっき真理から聞いたが、これが初めてじゃねぇらしいじゃねぇか!!

真理の祖父

前の時もお前がやったらしいな!!

美夢

えっ...

確か小6の頃だったと思う。彩葉と真理、そしえその頃よく一緒に遊んでいた女の子と4人で真理の家で遊んでいた時のこと。

真理がおじいちゃんなんか死ねばいいと言って、自分の部屋に油をまき、火をつけたことがあった。

彩葉ともう1人の女の子は、巻き込まれたくないからと家に帰り

私は、どうなるのか、本当に燃えるのか、という好奇心でずっとその光景をみていた。

結局私がいる時は燃えることなく、時間も時間だったためその日は家に帰った。

その後の事。真理の部屋が燃えていたのだ。結局水で消したため火事にならずに済んだらしい。

美夢

(全部みむのせいにしやがって。)

ガシッ

パパ

てめぇ!この野郎!

パパ

2回目ってどーゆー事だ!

パパ

てめぇ、犯罪だからな!放火だからな!おめぇなんか捕まっちまえ!

パパ

おい!だまってんじゃねぇぞ!ごらぁ!

美夢

ち、ちがう...

パパ

あぁ!?聞こえねぇんだよ!はっきり喋れ!!

美夢

ご、ごめんなさい。

胸ぐらを捕まれ、凄い勢いで怒鳴られた私は反論をする余裕すら失っていた。

真理の祖父

ちょ!お父さん!少し落ち着きなさい!

真理の祖父

もう、帰っていいから!

パパ

本当にすみませんでした。

美夢

す、すみませんでした。

家に帰っても絶対に怒られる。そう考えながら家に帰った。

パパ

おい。

美夢

はい...。

パパ

こわかったか??

美夢

うん…。

パパ

まぁ、あれぐらいやっとけばいいだろう。

パパ

にしても、あのジジイ息くせぇな笑

美夢

え...どゆこと...?

パパ

俺も少しは演技うまくなったかな笑

美夢

もう...本当に怖かった。

美夢

それに、最初燃やしたのは美夢いただけでやってない。

パパ

そうか。終わったことだからもうどうでもいいわ。

美夢

うん。

その日はもう怒られることもなく、私は眠りについた。

これで変わったことといえば、真理と距離を置くようになったことぐらいかな。

それから何事もなく月日が経った。

中一の冬...

毎日が暇だったん私はどこの誰かもわからない人と話せるアプリをいれた。

出会い系とは少し違った感じ。上手く伝えられないけど、写真の設定とか全然ない。ただ、ニックネームを設定しトークを飛ばすと、ランダムにいろんな人に飛ぶような感じ。

そこで、私はある男の人と仲良くなり、メアド交換をし、毎日メールのやり取りをするまでの仲になっていた。

そんなある日の出来事。

男性

ねぇーねぇー、美夢ちゃんって悩みとかないのぉー?

美夢

んー、なんだろぉ。身長が伸びないことかな??

男性

へぇー!ちっちゃいの?

美夢

150なんだけど、そっから伸びなくて笑

男性

俺、身長伸びる方法知ってんだけど知りたいっ??笑笑

美夢

え!?めちゃくちゃ知りたい!

男性

なら、会って教えてあげるよ!

美夢

え!本当??嬉しい!!

男性

いつ会えそうかなっ??

美夢

今週の土曜日とかは??

男性

おぉ!ちゃうど空いてる!

男性

なら、土曜日の1時集合で!どこまで行けばいい??

美夢

あー、近くのコンビニ。あとでそこの住所送っとく!

男性

わかった!会えるの楽しみにしてるね!

中学の頃の私はフレンドリーで、常に脳内お花畑状態。

当時の私は本当に身長が伸びる方法を教えてもらえると思いワクワクしていた。

そして、土曜日。

男性

赤い車だからわかると思うよ!

美夢

りょーかい!

美夢

(赤い車...あっ、あれかな!って外車っ!?すごっ。初めて見たかも...)

コンッコンッ、バタンッ!

男性

あ、美夢ちゃん??

美夢

あ、そうですっ!!

男性

どーも笑可愛いねっ笑

美夢

全然ですよっ笑

男性

少しここら辺ドライブしようか笑その後、行きたいとこあるから行ってもいい?

美夢

全然いいですよ!

30分ぐらいだっただろうか。他愛もない話をしながら、ある場所に着いた。

いくら脳内お花畑だとはいえ、その建物を見た瞬間全てを察した。

美夢

(ここ...ラブホ...だよね。)

男性

とりあえず、中にはいろ?

美夢

あっ、うん。

中に入って少しすると、その人は慣れた手つきで私の体を触ってきた。

そして、私の初体験をいとも簡単に奪っていった。

そして、その日からそのアプリを使ってはいろんな人と出会い、いろんな人と体を交わらせていた。

しかし、1回だけ真夜中に出かけてしまったことがあった。

そして、そのせいでその事が親にバレてしまった。

親に、携帯の中身を見せろと言われたが頑なに拒否した。あんなのを見られたら、ボッコボコにされてしまう。そう思ったからだ。

しかし、携帯を没収されてしまった。

次の日、彩葉が私の家に遊びに来ていた。

彩葉

やっほぉー

美夢

うん。

彩葉

どうしたの?そんなこわい顔してっ笑

美夢

あのね…

私は今までの事を彩葉に全て話した。

彩葉

え、だいぶやばくねっ??

美夢

でも、パスワードかけてるし見られることはないだろうし。

彩葉

メールの履歴は消したの?

美夢

1人だけ消すの忘れてて残ってるんだよねぇ。

彩葉

あー、見られたらアウトなやつかぁ。

バタバタバタバタッ!

バーンッ!

パパ

おいっ!!!

パパ

彩葉、今日は悪いが帰ってくれ

彩葉

え、あ、はい。

パパ

てめぇわちょっと来い!!!

美夢

はい...

さて中途半端なところで終わらせてしまいましたが、流石に長いのでここで切らせて頂きました。

友達の家を燃やし、責任を押し付けられ知らない人とあっていたことが、親にバレてしまった。

今でも鮮明に覚えている。今まで見たことがないような、父の怒りを。

あの頃の私は本当に何も考えてなんていなかった。

#4をみていただきありがとうございます。

♡がこんなにも多くいただけるとは思ってもいませんでした。

今回からは♡が1000いき次第、続きを頑張って書いていこうとおもいます。

またまだ、終わりまでの道のりは長いですが

最後まで見ていただけたら幸いです。

でわ。#5でまた会いましょう。

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