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らだがみ

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らだがみ

第1話 - らだがみ

105

2025年04月09日

#gmtm

#Rd

あああ

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105

あああ

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らっだぁ

おーい、がみとも〜！また死んでんじゃんw

らっだぁ

俺、らっだぁは、笑いながらディスコードの画面を覗いた。がみともはいつものように、のらりくらりと

がみとも

だって兎が前は通ったから……

らっだぁ

とか、わけのわかんない言い訳をしてくる。
ほんと、変なやつ。だけど、やたらと目が離せない

らっだぁ

俺たちはただのゲーム友達。深夜に集まって、くだらない話をしながらゲームして、時々通話しながら寝落ちもする。でも、それだけ……

らっだぁ

……だったはず、なんだけどな。

らっだぁ

気づいたら、がみとものログイン通知で胸がざわつくようになってて。
「お前がいるならゲーム起動すっか」って思うようになってた。

らっだぁ

でもがみともって、マジで腹黒くて。
誰にでもニコニコして、時々意味深なこと言って、俺のこともサラッといじってくる。

らっだぁ

今日もさ。

がみとも

らってぃ、飽き性のくせに、俺とは長いよねぇ？……もしかして好き？

らっだぁ

って、笑いながら言ってきた

らっだぁ

冗談にしては、ドキっとした。

らっだぁ

バッ、バカ。そんなわけないでしょう///

らっだぁ

とっさにそう返した俺の声は、震えてたかもしれない。だって、図星だったから。

らっだぁ

がみともの笑い声が、イヤホン越しに響く。
耳が熱い。心臓がうるさい。

らっだぁ

がみともが他の誰かとゲームしてたら、たぶんムカつく。
通話もなしで、一人でログインしてたら、たぶん寂しい。
……それって、もう「好き」ってことだよな。

らっだぁ

次のマッチが始まるまでの短い時間、俺は意を決して言った。

らっだぁ

ねぇ、ともさん……俺ともさんの事友達以上に思ってる

らっだぁ

静寂。通話の向こうのがみともが、一瞬息をのんだのがわかった

がみとも

そっか俺のこと、飽きてないんだね

らっだぁ

当たり前でしょう。ゲームは飽きるけどがみとものことは飽きないよ

がみとも

ふーん。じゃあ今度クリームソーダ奢って

らっだぁ

……バカ何その返事

がみとも

ふふ。いいじゃん初デートには甘いものがあうでしょ？

らっだぁ

画面越しでも、がみともの笑みが浮かぶようだった。それが、たまらなく嬉しくて。俺は思わず、ヘッドセットをきつく握りしめた