俺の毎日が崩れた日
ー1月1日ー
この日は初詣に行っていた
1人で参拝して、そろそろ帰ろうかと思った時
道路の脇に段ボールが置かれていた
ただのゴミかと思ったが、何故か惹き付けられた
覗いてみると、可愛らしい子猫が丸まって寝ていた
その数、なんと3匹
全員、毛色も系統も違っていた
今日はとても寒くて、気温は1桁だ
毛布なしでは流石に子猫が可哀想だった
このまま野放しにしていればいずれ凍死するだろう
一晩だけ、と子猫を家に連れ帰ることにした
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矢及の家
矢及(やおい)
ふぅ、寒かったー
アイ(猫)
みゃう!
矢及(やおい)
あぁ、ちょっと待っててね
矢及(やおい)
今、お湯を沸かしたから
アイ(猫)
みゃ?
矢及(やおい)
ふふっ
矢及(やおい)
可愛いなぁ
矢及(やおい)
あ、そうだ
矢及(やおい)
猫ってたしかお風呂が嫌いだった気が…
矢及(やおい)
…大丈夫かな
アイ(猫)
みゃー
シユ(猫)
…にゃう
セリン(犬)
…みゃーぉ
矢及(やおい)
鳴き始めてどうしたの?
矢及(やおい)
…お腹空いたのかな?
矢及(やおい)
ご飯が欲しいの?
アイ(猫)
みゃうっ!
シユ(猫)
にゃー!
セリン(犬)
みゃっ!
矢及(やおい)
…猫用のご飯なんて持ってないんだよな
矢及(やおい)
どうしよう
ピンポーン(チャイム音)
矢及(やおい)
ん?
矢及(やおい)
誰かな…






