変わらない思い。

高校1年生。

ずっと私は“ あなた ”を探していた。

居るわけないのに…

“ 会えない ” って認めたくなかった …

でも 、 もう …

6年間も待ってるのに … 。

ﾊﾟﾁﾝｯ( 頬を叩く音

“ 会えない ” 悲しい気持ちは心の奥深くにしまっとくことにした。

登校中の電車内。

ｻﾜｻﾜ (

んゎ … え ？ 太ももら辺触られてる感触が…

「 やめてください 」と言おうと思った。

突然、触られてる感触がなくなった。

黒髪の男の子が触ってきてた人の腕を持っていた。

電車を降りてその人を探した。

「 ありがとうございます 」 って言いたい …

( ｷｮﾛｷｮﾛ

改札ら辺にいるのを見つけた。

どこかで聞いたことがある名前…

私が探していた人の名前。

あの “ ゆあんくん ” な訳ない …

なんでだろ … とっさに逃げてきちゃった…