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あの頃ふたりで見た青い空を覚えてる?

第1話 - あの頃ふたりで見た青い空を覚えてる?

2023年06月29日

#ジャニーズ

#Hey! Say! JUMP

#伊野尾慧

#有岡大貴

#いのあり

そると🧂

俺、大ちゃん、知念、薮で仕事の時だった。

ふと知念がこんなことを言い出した。

知念侑李

なんか最近、大貴の様子おかしくない?

薮宏太

言われてみればそうだな。

最近の大ちゃんは、僕たちのことを避けている気がする。

今も、楽屋を出ていった。

今まではこんなことなかったのに。

伊野尾慧

何があったんだろうね。

その時、電話が鳴った。

有岡大貴

もしもし?伊野尾ちゃん?

伊野尾慧

大ちゃん、どうしたの?

有岡大貴

明日、事務所の屋上に来てくれる?

有岡大貴

話したいことがあるんだ。

伊野尾慧

分かった。

通話終了

薮宏太

大ちゃん?

伊野尾慧

うん。

伊野尾慧

話したいことがあるって…

薮宏太

そっか…

この時には、ここにいる3人全員がなんとなく察していた。

だけど現実は、それよりもひどかった。

伊野尾慧

それで、話って?

有岡大貴

俺、しばらく東京から出ていく。

有岡大貴

たぶん、もう戻ってこない。

伊野尾慧

えっ?

伊野尾慧

ちょっと待ってよ大ちゃん。

伊野尾慧

そんな急に…

有岡大貴

もう決めたことだ。

有岡大貴

じゃあ、みんなにもよろしく。

そう言って大ちゃんは屋上を出ていこうとする。

伊野尾慧

待って!仕事は?

有岡大貴

それよりも大事なことがあるんだ!

伊野尾慧

大事なことって?

有岡大貴

それは…言えないけど。

伊野尾慧

たくさんのファンの方より、そんな言えないことのほうが大事なの?

有岡大貴

ああ。

伊野尾慧

そっか、大ちゃんにはがっかりだわ。

有岡大貴

別にいいよ、もう会わないだろうし。

そう吐き捨てて、大ちゃんは出ていった。

薮宏太

伊野尾、どうだった?

伊野尾慧

止められなかった。

薮宏太

大ちゃん、なんて?

伊野尾慧

「東京から出ていく、もう戻ってこない」って。

薮宏太

そんな身勝手な…

伊野尾慧

だよね…

翌日。

事務所のお偉いさん

有岡と連絡がつかなくなった。

事務所のお偉いさん

それでお前たちに集まってもらったんだが、今後どうする?

山田涼介

事務所としてはどんなお考えですか?

事務所のお偉いさん

一応、体調不良ということにしておいて、しばらく連絡がつかなければ契約を切るしか…

山田涼介

そうですか…

薮宏太

でも、僕たちも有岡を信じてあげたいのでそれでお願いします。

中島裕翔

僕もそれでいいです。

知念侑李

僕も。

事務所のお偉いさん

じゃあ、どのくらい待つかだ。

伊野尾慧

とりあえず1年、というのはどうですか?

事務所のお偉いさん

そうだな…、髙木、八乙女、お前らはどうだ?

髙木雄也

有岡くんのことはやっぱり信じてあげたいので、できる限り待ちたいですけど…

髙木雄也

やっぱり1年くらいが限界なのかな…って思います。

八乙女光

俺も同じ意見です。

事務所のお偉いさん

分かった。じゃあ、1年間待とう。

知念侑李

本当にこれで良かったのかな…

薮宏太

それは分からないよ。

伊野尾慧

これからどうすればいいんだろう…

八乙女光

とりあえず、信じていよう。

中島裕翔

そうだね…

あれから、10ヶ月が経った。

俺は、とある町でロケをしていた。

伊野尾慧

じゃあ、お話とか聞いていきましょうか。

伊野尾慧

すみませ〜ん

大熊愛梨紗

はい。

伊野尾慧

ちょっとお話いいですか?

大熊愛梨紗

はい、いいですよ。

伊野尾慧

この辺りで…

その時、サイレンが鳴り響いた。

スタッフ

安全確保してください!緊急地震速報です!

伊野尾慧

えっ!?

伊野尾慧

とりあえず、頭守りましょう!

次の瞬間、俺たちを少し強い揺れが襲った。

伊野尾慧

大丈夫ですか?

大熊愛梨紗

はい…

スタッフ

えっ?祠が崩れて孤立した?

スタッフ

帰れない?

スタッフ

分かりました。

大熊愛梨紗

それって復旧に半日はかかりますよ。

大熊愛梨紗

一旦私の家行きますか?

スタッフ

いいんですか?お願いします。

スタッフ

行きましょう。

伊野尾慧

はい。

大熊愛梨紗

じゃあ、ちょっと待っててください。

大熊愛梨紗

お兄ちゃん、大丈夫だった?

大熊光哉

ああ。愛梨紗は?平気か?

大熊愛梨紗

うん。

大熊愛梨紗

でも、祠が崩れて道路が封鎖されたみたいで。

大熊愛梨紗

ちょうど来てたロケ隊の人たち、上げていい?

大熊光哉

うん、いいよ。

大熊愛梨紗

じゃあ、どうぞ。

伊野尾慧

ありがとうございます。

有岡大貴

あれっ、愛梨紗、その人たちは?

大熊愛梨紗

今の地震で祠が崩れて道路が封鎖されたみたいで。

大熊愛梨紗

それで、ちょうど来てたロケ隊の人たち。

スタッフ

お邪魔します。

伊野尾慧

お邪魔しm…って、大ちゃん!?

伊野尾慧

なんでここに?

有岡大貴

伊野尾…ちゃん…

大熊愛梨紗

えっ、大貴くんの知り合い?

有岡大貴

あぁ、いや…ちょっとね…

有岡大貴

ごめん愛梨紗、光哉さんも。

有岡大貴

ちょっと外してくれるかな?

大熊愛梨紗

分かった。

大熊光哉

いいよ。

スタッフ

あ、じゃあ僕たちもちょっと別室行きますね。

伊野尾慧

それで、なんで大ちゃんがここに?

有岡大貴

実は、俺、愛梨紗と一緒に暮らしたくて東京を出たんだ。

伊野尾慧

そんな1人の女性のために?

伊野尾慧

ファンと俺らを捨てて?

有岡大貴

それは…、

その時、俺のスマホが鳴った。

伊野尾慧

ちょっとごめん。

知念侑李

いのちゃん、地震平気だった?

知念侑李

そっちのほう強かったんじゃない?

伊野尾慧

平気だよ。だけど道路が封鎖された。

知念侑李

えっ?大丈夫なの?

伊野尾慧

それで民家に入れてもらってる。

知念侑李

そっか。

伊野尾慧

そこで大ちゃん発見した。

知念侑李

本当に!?

伊野尾慧

今説得中。

知念侑李

頑張れ!

伊野尾慧

それで、なんだっけ?

有岡大貴

愛梨紗は、俺の命の恩人なんだ。

有岡大貴

あれは、ジャニーズに入る少し前のことだった。

有岡大貴

あぁ…また30点か…

有岡大貴

怒られるなぁ…

大熊愛梨紗

危ない!

有岡大貴

えっ?

その時、俺の前を車がすごいスピードで通り過ぎていった。

有岡大貴

ありがとう。

大熊愛梨紗

別にいいの。

有岡大貴

名前は?

大熊愛梨紗

大熊愛梨紗。隣のクラスだよ。

有岡大貴

そっか。本当にありがとう。

有岡大貴

これが俺と愛梨紗の出会いだった。

有岡大貴

でも、愛梨紗は5年生のときにこっちに引っ越して。

有岡大貴

でもずっと連絡はとってた。

伊野尾慧

つまり、初恋相手ってこと?

有岡大貴

そんなんじゃない!

伊野尾慧

じゃあどういうことだよ!

有岡大貴

愛梨紗は今、病気なんだ。

有岡大貴

もう治らない難病だって。余命宣告もされてる。

有岡大貴

そしてそれは、もう過ぎた。

伊野尾慧

えっ?

有岡大貴

これを見てくれ。

そう言って大ちゃんがトーク画面を見せてくる。日付はあれから1ヶ月前だ。

大熊愛梨紗

あのさ、大貴くん。

有岡大貴

愛梨紗、どうした?

大熊愛梨紗

私、あと余命4ヶ月なの。

有岡大貴

えっ?

大熊愛梨紗

治らない病気なんだって。

大熊愛梨紗

それで、お願いがあるの。

有岡大貴

何?

大熊愛梨紗

最期は、一緒に暮らしたい。

有岡大貴

分かった。

大熊愛梨紗

仕事、何してるんだっけ?大丈夫?

有岡大貴

うん、平気だよ。愛梨紗のためなら。

有岡大貴

準備ができたら行くね。

有岡大貴

ここ、テレビもまともに映らないから。

有岡大貴

だから愛梨紗は、俺の仕事を知らない。

伊野尾慧

そうなんだ…

有岡大貴

だからこんなことに…

伊野尾慧

でも、言ってくれたらよかったのに。

有岡大貴

どうせ反対されると思ったから…

伊野尾慧

じゃあ大ちゃん。今からみんなに電話するから。

伊野尾慧

今の、話せる?

有岡大貴

分かった。

伊野尾慧

もしもし?誰か出て

薮宏太

どうした?地震平気だったか?

伊野尾慧

うん。

中島裕翔

あっ、それならよかった

八乙女光

で、急に電話?

山田涼介

何かあった?

髙木雄也

伊野尾くん?

知念侑李

もしかして、大貴と進展あった?

伊野尾慧

うん。

八乙女光

えっ、大ちゃん!?

山田涼介

大ちゃんいたの?

伊野尾慧

今代わるね。

伊野尾慧

大ちゃん、はい。

有岡大貴

ちょっと深呼吸させて。

有岡大貴

ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

有岡大貴

よしっ。

有岡大貴

もしもし…?

山田涼介

大ちゃん?

中島裕翔

大ちゃん!

髙木雄也

有岡くん!

八乙女光

大ちゃん!

知念侑李

大貴!

薮宏太

大ちゃん?

有岡大貴

みんな、久しぶり。

有岡大貴

それから…ごめん。

薮宏太

何があったか教えて?

薮宏太

なんで急にいなくなったのか。

有岡大貴

小学生のときの、俺の命の恩人がいて。

有岡大貴

その人が病気で、余命宣告されてて。

有岡大貴

「最期は一緒に暮らしたい」って言われたから…

知念侑李

それなら、相談してよ。

有岡大貴

でも、反対したでしょ?

中島裕翔

それはまあ…

中島裕翔

そうだけど。

有岡大貴

何も言わずに出てったのは悪いと思ってる。

有岡大貴

それで俺…、今どんなことに…

髙木雄也

一応体調不良ってことになってる。

髙木雄也

だけどあと2ヶ月連絡がなかったら、契約解除だった。

有岡大貴

そっか…

薮宏太

それで?その方の余命ってあとどのくらい?

有岡大貴

もう半年も前。

有岡大貴

だからもう、いつでもおかしくないんだ。

八乙女光

そっか。

山田涼介

じゃあ大ちゃん。

山田涼介

まだそっちにいていいから、連絡ちょうだい。

山田涼介

それが条件。

山田涼介

連絡取れなかったらそっち行くからな。

中島裕翔

それがいいかもね。

髙木雄也

そうだな。

有岡大貴

分かった。みんなありがとう。

その時だった。

大熊光哉

大貴くん!愛梨紗が倒れた!

有岡大貴

え?すぐ行きます!

知念侑李

どうしたの?

伊野尾慧

大ちゃんの命の恩人が倒れたって。

伊野尾慧

ちょっと切る!

通話終了

大熊光哉

こっちだ!

有岡大貴

愛梨紗!

大熊愛梨紗

大…貴…くん…

スタッフ

救急車呼びました!

大熊光哉

でも、道路は…

スタッフ

ドクターヘリで近くまで来てくれるそうです。

有岡大貴

じゃあ、近くの少し広いところに運べませんか?

大熊光哉

そのほうがいいのか?

有岡大貴

俺の知識では。

大熊光哉

分かった。

有岡大貴

行こう、愛梨紗。

大熊光哉

ここでいいか?

有岡大貴

ここなら、ヘリも着陸できるはず。

有岡大貴

でも、こんな急に発作が…

伊野尾慧

地震のせいかもね。

有岡大貴

なるほど…

有岡大貴

愛梨紗、もう少しだからな。

大熊光哉

ヘリが来た!

有岡大貴

こっちです!

フライトドクター

ここまでありがとうございます。

フライトドクター

では病院まで搬送します。

ヘリが飛びたっていった。

スタッフ

道路復旧したそうです!

大熊光哉

僕たちも陸路でいこう。

大熊光哉

でも車がないな…

スタッフ

うちのロケバス、今日は少し空席あるので乗っていきますか?

大熊光哉

ありがとうございます。お願いします。

有岡大貴

愛梨紗…、待ってろ…、すぐ行くからな…。

伊野尾慧

きっと愛梨紗さんは大丈夫だよ。

有岡大貴

愛梨紗のことをよく知らずに…

伊野尾慧

あ、ごめん。

有岡大貴

もう愛梨紗は余命を過ぎてるんだ!

有岡大貴

だからもう…

スタッフ

着きました!

大熊光哉

ありがとうございます。行こう。

有岡大貴

うん!

伊野尾慧

俺たちはここで待ってるよ。

医師

大熊愛梨紗さんのご家族の方ですか?

大熊光哉

兄です。

有岡大貴

僕は友人です。

医師

すみません、個人の話になるので友人の方は…

大熊光哉

彼は、愛梨紗にとって1番大事な人です。

大熊光哉

一緒にお願いします。

医師

分かりました。

医師

愛梨紗さんですが…、もう助からないかと。

医師

もう植物状態に近くて。

医師

手は尽くしていますが、できるのは延命治療だけかと…

大熊光哉

そうですか。

医師

ただ、延命治療は体に非常に負荷がかかります。

医師

それで、延命治療をするか否か、ご意見をお聞きしたいです。

大熊光哉

大貴くん、どう?

有岡大貴

ちょっと待ってください。

あれは、夏祭りの夜だった。

花火を見ていた時だ。

有岡大貴

綺麗だね。

大熊愛梨紗

大貴くん、ちょっと聞いていい?

有岡大貴

何?

大熊愛梨紗

楽に死ぬか、苦しんででも生きるか、どっちがいい?

有岡大貴

やっぱ、苦しんででも生きるかな。

大熊愛梨紗

やっぱりそうだよね。

大熊愛梨紗

でも私、時々思うんだ。時には楽に死ぬほうがいいんじゃないかって。

有岡大貴

どうしたの、急に?何かあった?

大熊愛梨紗

そういう訳じゃないんだけど…

きっと、今こそその時だ。

有岡大貴

愛梨紗を、苦しませたくないので…

有岡大貴

延命治療は…、いいです。

有岡大貴

光哉さんはいい?

大熊光哉

ああ。僕は大貴くんの判断を尊重する。

有岡大貴

では、お願いします。

医師

分かりました。

有岡大貴

彼女が亡くなった。

有岡大貴

しばらくしたら東京に戻るよ。

薮宏太

そっか

薮宏太

無理するなよ。

山田涼介

分かった。

髙木雄也

辛かったね。

八乙女光

おかえり。

中島裕翔

落ち着いてからでいいよ、待ってるから。

知念侑李

辛いだろうけど、頑張れ。

伊野尾慧

そっか…、駄目だったか…

有岡大貴

愛梨紗…

大熊光哉

大貴くん、わざわざこっちに来てくれてありがとう。

大熊光哉

きっと愛梨紗も喜んでたよ。

有岡大貴

愛梨紗のためなら、なんでもできるんだ。

大熊光哉

大貴くんは、もう東京に戻るんでしょ?

有岡大貴

うん、そのつもり。

大熊光哉

じゃあ、近くに来ることがあったらうちにおいで。

大熊光哉

いつでも待ってるよ。

有岡大貴

分かった。

大熊光哉

あれっ、あの子はこの間の…

有岡大貴

伊野尾ちゃん!?

大熊光哉

行っておいで。

有岡大貴

うん。

有岡大貴

みんなで来たの?

薮宏太

大ちゃんのこと、心配だったから。

有岡大貴

仕事は?

山田涼介

グループ仕事が急遽飛んで。

八乙女光

ってかそれはこっちのセリフだわ!

有岡大貴

www、そうだよね、ごめん。

伊野尾慧

まあいいよ。

髙木雄也

いつ東京戻ってくる?

有岡大貴

あと3〜5日くらいかな。

中島裕翔

じゃあいつ仕事復帰する?

有岡大貴

東京戻った次の日には。

知念侑李

分かった、待ってるね。

伊野尾慧

あっ、じゃあ来週3人でラジオやらない?

八乙女光

いいね!生放送だし。

有岡大貴

分かった。ありがとう。

有岡大貴

じゃあ、ちょっと戻るね。

山田涼介

俺たちももう帰らないといけないから。

有岡大貴

それじゃ、また今度!

薮宏太

うん!

翌週の土曜日。

伊野尾慧

まずは、有岡さんおかえりなさい!

八乙女光

おかえりー

有岡大貴

はい、ただいまです。

有岡大貴

まぁまずは、何も言わずに急にこんなに長く休んで心配かけて申し訳ありませんでした。

有岡大貴

今はもう、全然元気ですので、ご安心ください!

伊野尾慧

まあ、元気ならよかったよね。

八乙女光

うん。

伊野尾慧

これからも、JUMPとしてお願いします

有岡大貴

何?急によそよそしいじゃんｗ

伊野尾慧

まあねｗ

伊野尾慧

でも、本当に帰ってきてくれて嬉しいよ。

八乙女光

大ちゃんいないと寂しいもんね。

伊野尾慧

俺もお昼の番組にめっちゃ代打行ったもん。

八乙女光

マジでいのちゃんと知念しか来ないのよｗ

伊野尾慧

私と知念さんは代打ブラザーズですから。

伊野尾慧

どこにでも行くんで。

有岡大貴

ｗｗｗ

有岡大貴

でも、ありがとうございます。

伊野尾慧

え、大ちゃん見てた?

有岡大貴

実はテレビが壊れて、あまり見れてなかった。

伊野尾慧

マジで!?

八乙女光

そんな長い期間?

有岡大貴

修理に出したら、複雑だったらしくて。

有岡大貴

それでだいぶかかったかな。

伊野尾慧

じゃあ新しいの買えよ

有岡大貴

やっぱ、修理に出したの断るわけにもいかないじゃん?

伊野尾慧

あー、まぁそっか。

八乙女光

あのー、盛り上がってるところ申し訳ないけど、そろそろ時間が…

有岡大貴

マジか…

放送終了後。

有岡大貴

あー、嘘吐くの疲れた…

伊野尾慧

でも、本当のことは言えないじゃん。

伊野尾慧

自業自得だよ。

有岡大貴

それは分かってるんだけど…

有岡大貴

あっ、伊野尾ちゃん、明日事務所の屋上来れる?

伊野尾慧

分かった。

伊野尾慧

大ちゃん!

有岡大貴

伊野尾ちゃん、本当にありがとう。

有岡大貴

伊野尾ちゃんに会って話さなかったら、今も向こうにいたと思う。

有岡大貴

きっともう、戻ることもなかった。

伊野尾慧

俺だけのおかげじゃないよ。

伊野尾慧

俺が大ちゃんに会えたのは、愛梨紗さんが家に入れてくれたおかげだし、

伊野尾慧

JUMPのみんなも温かく迎えてくれたでしょ?

有岡大貴

そっか、そうだな。

有岡大貴

本当にありがとう。

有岡大貴

これからもよろしくね。

伊野尾慧

うん。

終

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そると🧂

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