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俺らを救ってくれた彼
俺らを出会わせてくれた彼
俺らの幸せは彼無しでは有り得ない
俺らは彼を慕っている
けど
彼の瞳にはいつも
“あの人”ばかり
どうすれば彼に俺らを見て貰えるのだろうか
俺らも彼の瞳に映りたい
亜希
ボフッ(ベッドに倒れ込む)
亜希
今日は…いつも以上に疲れた…
此処では俺らの存在がどんなものなのか…バレてはいけない
今日はずっと、気をはっていた気がする
これが毎日…か
いつか…バレるかも、僕らの組織…
白薔薇
の秘密が
これは絶対にバレてはいけない
それはもちろん、梵天にも、…“あの子達”にも
僕1人で、秘密を守らないと
…そういえばさっき電話で
「オーストラリアで新しく組織が出来た」
「後で紹介するから、いつでも来れるようにしといて」
って言ってたな
亜希
確かオーストラリアの公用語は英語だったっけ
じゃあ、新しく言語を覚える必要も無いか…
亜希
そう呟き、カバンからノートパソコンとペン、ノートを取り出し、談話室へ向かう
僕が談話室で仕事をしたいと言ったのは、梵天の情報を探るため
恐らく談話室には幹部が集まる事が多い
仕事をしながら、談話室で幹部達の会話を聞く
そうすれば、少しくらいは情報を得ることが出来るだろう
談話室
ガチャッ(談話室の扉をあける)
亜希
るか
悠里
仁
亜希
るか
悠里
亜希
仁
蘭
仁
竜胆
仁
亜希
仁
蘭
亜希
竜胆
談話室には酔っ払った灰谷兄弟とるかと悠里
こんなうるさかったら仕事どころじゃない
仁
亜希
仁
亜希
亜希
るか
悠里
バシャーン!(るかと悠里に頭から水をかける)
るか
悠里
仁
蘭
竜胆
亜希
るか
悠里
亜希
るか
悠里
亜希
るか
悠里
蘭
るか
悠里
竜胆
亜希
るか
悠里
亜希
仕事するかぁ……
椅子に座り、ノートパソコンを開く
カタカタカタカタ(タイピング音)
亜希
…白薔薇の情報のロックが外された跡がある
誰だろう
ロックはある程度固くしてるはず
カタカタカタカタ
情報は撒き散らされてはいない
とりあえずはまだ大丈夫か………
あとで調べてみよう