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貴方
はぁ…もう疲れたな…
貴方
…………
貴方
最初に仲良かった子までも
貴方
裏切られちゃったし
貴方
あんなに頼ってたのに…
『ごめん、もう貴方とは関われない』
貴方
なんて言われちゃったよ…
貴方
もういいか…どうせ終わるんだし…
ガチャ
鬱先生
はぁ…なんやねん、無能無能って…
貴方
あ、
鬱先生
え？
貴方
なんで先生がここに？
鬱先生
それはこっちのセリフや
鬱先生
夏休みなのになんでおるん？
貴方
まぁ、色々ですよ
鬱先生
あ、あれか…
貴方
と言うか、先生も夏休みなはずですよね？
鬱先生
まぁ、俺は屋上が一番落ち着くからよく来とるんや
貴方
そうなんですか…
貴方
でも、私は家に帰ってもこき使いですから
鬱先生
…そうなんや
貴方
でも、鬱先生はいいですよね…本当に無能ではなく有能で…
貴方
私なんて本当の無能ですから…
鬱先生
…ホンマにそうか？
貴方
え？
鬱先生
(貴方)だって裏で勉強頑張っとるし、誰よりも努力しとるやん
貴方
そうですか…？
鬱先生
おん
貴方
でも、もう私何もかもが疲れたんですよ…
鬱先生
だからここの屋上に来て…？
貴方
はい
鬱先生
…まぁ、別に俺が決める訳では無いからええけど
鬱先生
最後に辛いこと俺に言ってみ？
鬱先生
意味ないと思うけど
鬱先生
スッキリして終われるで
貴方
…まぁ、そうですね
鬱先生
じゃあ、そうと決まれば俺ん家にGOやな
貴方
先生と生徒っていいんですか
鬱先生
知らん
貴方
え、
鬱先生
まぁ、ええやろ
貴方
は、はぁ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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