次の日。
裕樹
おつかれー
悠貴
あ、裕樹
悠貴
昨日はなんだったの?
裕樹
あー、
裕樹
SnowManさんのバック、全公演につかせてもらうことになったんだよ
辰哉
ほんま?
辰哉
すげぇなぁ
辰哉
俺の母ちゃんが聞いたら腰抜かすで
裕樹
辰哉のお母さん、深澤くんの大ファンだもんね笑
悠貴
ほんと、裕樹はすごいよ
悠貴
SnowManさんだけじゃなくて、他の先輩グループからもバックに着いて欲しいって依頼が絶えないもんね。
翔
いいなぁ、裕樹は。
翔
僕なんか美少年さんぐらいしか呼んでくれないもん
裕樹
いや、美少年さんにつかせてもらうだけでもすごいと思うよ。
裕樹
だって、今じゃジャニーズで五本の指に入るぐらいの人気じゃん
翔
裕樹に言われても説得力なーい
大翔
つか、裕樹お前休めてんの?
大翔
俺らと振り合わせできねえくらい忙しいじゃん
裕樹
んー、まぁぼちぼちは。
辰哉
でも裕樹のすごいとこはそんな多忙なんにも関わらずそんなとここれっぽっちも見せへんとこやね
辰哉
いつかは俺らもデビューして、ジャニーズのトップに立とうな!
一同
おー!!
3年後。 (2036年1月。)
Mr.は 3年間の間にFIRSTConcert、全国ツアーを2回と Jr内、あわよくばジャニーズで 1番人気のあるグループに成長した。
翔
おはよう
悠貴
おはよー
大翔
おはよ
辰哉
おっはよー!!
裕樹
おはよぉー
悠貴
今日、なんで集められてんの?
翔
YouTube撮影とかじゃないの?
裕樹
違うでしょ
裕樹
僕、なんも聞かされてないよ
大翔
裕樹が何も知らないなんて珍しい
社長
みんな、おつかれ。
一同
お疲れ様です!
社長
今日、みんなに集まってもらったのはわけがある。
社長
まず、1つ目は
社長
猪狩がMr.のプロデュースから外れることになった。
裕樹
え、?
社長
猪狩曰く、もうお前たちには自分のプロデュースは必要ない、と感じたそうだ。
社長
自分たちでも十分やっていける。と
社長
これからは自己プロデュースで活動を続けていってくれ。
一同
はい!
社長
もうひとつは、ドームでコンサートをやることが決まった
悠貴
どこのグループとですか?
辰哉
DOSANKOとちゃう?
社長
単独だ。
大翔
ですよね、DOSANKOとですよね…って
一同
えぇ?!
裕樹
ド、ドームを?
悠貴
単独で?ですか???
社長
そうだ。何かおかしいか?
大翔
いや、おかしいも何も…
大翔
Jrでドームっすか?
大翔
前例がないじゃないっすか
大翔
それにデビュー組の先輩方でもまだドーム単独をやってないグループもいるのにですか?
社長
お前たちにはドームを満員にできるほどの集客力、ファンがいる。
社長
アリーナで全国ツアーをやったら毎回当選倍率15.2倍だろう?(※ツアー全体の応募件数÷ツアー全体の当選件数(全会場のキャパ数が各1万人の計算))
社長
それならドームでコンサートをやってしまおうじゃないか、ということだ。
裕樹
なるほど…
社長
ドームにすれば、各会場2公演ずつやる計算で5分の1まで倍率を落とせる。(※全会場のキャパ数が各5万人の計算)
社長
もう既に日程はこちらで決定してある。
社長
内容などはこれから先自分たちで決めていってくれ。
社長
俺からはそれだけ。
一同
ありがとうございます!
裕樹
ドーム、かぁ
悠貴
俺らも来るとこまで来たって感じだな
翔
ドームできるほど認められてるのになんでデビューできないんだろう?
辰哉
なんでやろなぁ?🙄
裕樹
まだ年数が足りないとかなんじゃないの?
裕樹
ほら、先輩がたもみんな下積み10年とかが普通じゃん
辰哉
いやでも、セクゾ先輩とかは下積み5年以内でデビューとかしてるで?
裕樹
それは伝説のジャニーさん時代じゃん
裕樹
でも今は違う
裕樹
とりあえず、今はデビューとかとらわれずに今与えられた課題をこなしていこうよ
大翔
そうだな、
大翔
まずはドーム公演の構成とか考えていこう