主
主
主
主
主
フク郎
フク郎
ウイエ
ウイエ
ウイエ
フク郎
フク郎
ウイエ
褒めてやると私から目をそらし少し赤面しながら照れている事が分かる
そんなフク郎も可愛いなと思う一方で、自分は何処まで彼女の事が好きなのかと苦笑しながら紅茶をすする
ウイエ
紅茶を飲み、少し疑問に思う
いつもの飲んでいる紅茶の味ではない フク郎の入れる紅茶の味では
ウイエ
フク郎
ウイエ
フク郎
ウイエ
フク郎に入れてもらった紅茶を全て飲み干し、また執筆に戻る
が、面白いぐらいにアイデアが浮かばない
最近は少しスランプ気味だ 他の沼からも休めと言われるがそんな事は気にしない
自分の限界は自分で分かってる
ウイエ
フク郎
フク郎
微妙な反応をされて思い出した 彼女はあの日から外へ行きたがらない
彼女の大好きなポメラニアンさえも触りに外出しなくなったのだ
ウイエ
フク郎
フク郎に優しく抱き込まれる 彼女からの抱擁は珍しい
彼女に抱かれると同時に彼女の匂いに包まれる
ウイエ
フク郎
ウイエ
フク郎に怒られたため、しぶしぶと執筆に戻る
が、やはりアイデアは浮かばない
紅茶を淹れてもらおうが抱擁してもらおうが結果は同じ、何も変わらない
ウイエ
原稿用紙と睨めっこしていると玄関のチャイムがなった
フク郎が出るかと思ったが、玄関に向かう足音が聞こえない
仕方なくお気に入りの椅子から重い腰をあげ、誰が来たのかと玄関まで見に行った
ウイエ
玄関を開けるとそこにいたのは
創作仲間でヘタレなアル中ことアクシズと、血沸き肉踊る闘争とスイーツ作りが好きな宇宙最強池沼ことシュミタロウだった
ウイエ
2人は何も言わずにただただ苦しそうな顔で立っているだけだった
アクシズ
シュミタロウ
やっと口開いたと思えば2人して意味の分からない事を口走る
私がなにか言葉を返す前に2人はズカズカと家に入っていった
ウイエ
2人が向かった先はフク郎の部屋のようだった
フク郎
フク郎はいきなり現れた3人をみて少し怯えているようだった
アクシズ
シュミタロウ
2人は何をするつもりなのかと見ていると、シュミタロウが黒いビニール袋を取り出しその中にフク郎を入れようとした
フク郎
彼女の悲惨な声を聞きハッとする
すぐに、フク郎を自分の方に引き寄せた
シュミタロウ
ウイエ
シュミタロウ
アクシズ
アクシズ
ウイエ
アクシズ
ウイエ……
彼女は今、かつて弟子だったものを抱いている
いや
“腐った肉塊”といった方が正しいかもしれない
ウイエが動くたびに、ボトボトと肉塊が崩れる 一緒にたくさんのウジが出てきた
肉塊から漂う死臭は鼻の奥にまで届く 臭いが頭にこびりついて気持ち悪い
アクシズ
シュミタロウ
シュミタロウ
シュミタロウがその一言を言うと、ウイエは目をカッと見開いて叫んだ
ウイエ
ウイエ
ウイエ
ウイエ
ウイエ
ウイエ
ウイエ
コメント
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待って…タヒネタと言う存在を忘れていた…この小説でタヒネタを思い出したよ…ありがとう…幻覚が見えるって悲しい…;;