コメント
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朝のホームルームに突然現れた転校生
君を初めて見た時、「美しい」って思った
君が喋りかけてくれた時、こんなにも鼓動が早まる心臓を初めて知った気がしたよ
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俺が嬉しくて思わず大きな返事を返してしまうと、君は一瞬驚いたような顔をして、笑っていた
それから、りうらと仲良くなった
いっつも一緒
たくさんたくさん話して、
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そういえば、まろたちと最近話さなくなったかも
ずっとりうらと話していたからかな
まぁでもいっか
りうらさえ居てくれたら...
りうらはよく昼過ぎに居なくなってしまう
代々1時間ぐらいして帰ってくる
その間は俺は何もしない
ただただ、窓の外をずっと眺めているだけ、俺の席は、窓辺の近くだ。
最近寒くなって来ているため、外からの風...はない。寧ろ風を浴びてしまうと寒くなってしまうだろう
クラスには長袖にちょこちょこセーターやら上着やらを来ている人達が沢山いた
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どこに行ったのか聞いてもいつも答えてくれない
心配ではあったけど、1時間ぐらいしたら帰ってくるので、特に心配はしていなかった
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りうらに恋をしていた
そして、もう手遅れなほど、りうらに依存していた
りうらを知れば知るほど好きになって、どんどん沼にハマっていく
それでも俺は充実してた
今までの生活は充実していたのにな、
俺はもっと欲張りになった
なってしまった
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あの時、OKされたのが嬉しくって君の顔をよく見てなかった
あれから僕らは恋人になった
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相変わらず、りうらとばっか話してはいる
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なんだか暗い表情をして、こちらを見つめるまろを何だか不審に思う
俺が急に話すのをやめたからだろうか
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びっくりしたまさか話しかけられるとは思っていなかったから
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勢いよく殴る、その拍子にまろが机にぶつかった
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靴を履き終えると、りうらに手を出してと言われ手を出すと、指がギュッと絡まった
りうらの手は暖かかった
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りうらを強く抱きしめ、涙を流しながら、何回も何回もそういった
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そう言ったことを最後に、りうらは消えてしまう
腕の中にあった温もりも、もうない
俺を1人残して、彼は、この世から完全に消えてしまったのだ
果たして、彼のいない世界に価値はあるのかそう思った
ベンチの傍には、1枚の白い羽が落ちていた
あーる
あーる
あーる
あーる