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主
主
主
主
主
主
主
湿った空気、
雨の降る季節、
蒸し暑い日。
6月23日。
貴方はこの日に死んだんだね_。
1年前の今日、君は交通事故で亡くなった。
たった一人の親友だった、
この世界を死ぬほど憎んだよ。
ちぐさくん
返事なんてあるはずないのに、そこにいると信じて問いかける。
バカみたい、
ちぐさくん
無理やり楽しそうに声をかけた。
だって、そっちほうがあっきぃも嬉しいでしょ??
ちぐさくん
ちぐさくん
ちぐさくん
俺はいっぱい話した。
しつこいって生きてたら言われるんじゃないかってくらい。
ちぐさくん
家に帰って、また、いつもの生活が帰ってくる。
ちぐさくん
最後に、゛すき゛と伝えた時にはもう、冷たくなっていたから。
寝ようとも、ご飯を食べようともせず、俺は紐を部屋から取り出した。
ちぐさくん
ちぐさくん
ちぐさくん
ちぐさくん
ちぐさくん
そういい、俺は首を吊るした。
きっと、あっきぃも許してくれるだろう。
そんな願いを込めて、貴方の方へ。
そこであったら、もう一度゛すき゛と伝えるからね。
ありがとうたった一人の親友。
さようならたった一人の俺。
6月24日 am0:01__.