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ハート足りんけどまぁ、 今は作れる時に出した方がいいかなって
𝐿𝑒𝑡'𝑠 𝐺𝑜!!!!
授業中
先生
♀
ふと隣の猫宮くんを見る
俯いている
が、私も背中が少し揺れているのに気づかないバカでは無い
これは先生に言った方がいいのか?
その前に猫宮くんに聞くべきか…
♀
ちょっと顔を上げた猫宮くんは顔色が悪かった
♀
予想以上にしんどそうな顔をしていたため顔に手の甲を当てるとありえないほど熱かった
♀
先生
♀
意味もなく立ち上がって視線が集まる中花楓が今の状況に気づいた
花楓
♀
そう言って私は猫宮くんを支えて教室を出た
花楓
先生
花楓
♀
支えながら歩いているが、それもキツそうな猫宮くん
その時
♀
もう彼を歩かせるのはやめよう
負担がかかり過ぎる
今回は緊急事態だし、本当に申し訳ないがもうこれしかない
♀
そう言って私は彼の膝裏に手を当てて猫宮くんの体ごと持ち上げた
所謂姫抱き状態
まさか人生で男性(男子)を姫抱きするとは思わなかった
緊張を無くすためにずっと心の中で緊急事態だからって呟くことを繰り返している
そして今は授業中
勿論そんな中学校で意外とモテる女子が転入生のイケメン男子を姫抱きして何処かへ向かっているのを不思議に思う人はおらず
視線は黒板から一気に私たちに集まった
そんな中何も気にせず廊下を突っきることは当たり前の如くできず、早足で保健室へ向かった
♀
♀
体力ギリギリのところで保健室につき、先生に事情を説明した
先生
先生
♀
♀
先生
そう言いながら先生は顔の前に手を合わせてそのまま部屋を出た
先生
なんて大声を廊下で出しながらこっちに向かってきて 「もしあれだったら誰か先生呼んでて!」 なんて言いながらドタバタで駐輪場に行った
♀
♀
息がしずらそうに寝ている
私はただただ体から出てくる汗を拭いて体を保冷剤で冷やして熱を下げる
♀
♀
ここに来て数十分経ったが一向に下がらない熱
そろそろ帰らせた方がいいのでは?なんて思っていたその時先生が来た
先生
♀
♀
先生
そんな話をしている横で猫宮くんが急に体を起こしたと思ったら咳き込み始めた
♀
先生
♀
♀
猫宮くんは水を受け取り、飲んだあとそのままベッドに倒れ込んだ
顔を顰めながら頭をおさえる
相当痛いのだろう
♀
先生
先生
♀
先生
♀
確かにここでひとりで帰らせる訳には行かない
ここは私も帰るのが正解なのか?
♀
何となくそう返して先生は 「荷物を取りに行ってくるな」 なんてこと言って部屋を出た
♀
♀
♀
初めてあった男子に、願うはずもない願い事を呟く
でも虚しいことに、その願いは猫宮くんの荒い息と静かな保健室の中に消え去った
花楓
花楓
花楓
♀
花楓の声で起きた私 どうやらいつの間にか眠っていたようだ
花楓
花楓
♀
昼放課という言葉にも驚いたが、隣で猫宮くんが少し落ち着いたのか座っていることにも驚いた
♀
花楓
変な視線を感じるが、今は気にしないでおこう
それより楓が荷物を持ってきてくれたのだ
猫宮くんのために早く帰ってあげよう
♀
少し顔色が良くなった けどそれでも立つのがしんどそうだ やはり私が背負った方が良いのか
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花楓
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花楓
花楓
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正論すぎる 言い返すことが出来なくてどうやって帰るか審議しなければ
♀
♀
花楓
花楓
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花楓
♀
どうしたものか
こういう時、普通だったら親が迎えに来るものだ
しかし、猫宮くんの親に連絡ができていない
きっと私と同じで、空襲を受けて猫宮くんだけが疎開したのだろう
親は……
そんな時、保健室の扉が開いた
♀
花楓
先生
なんて言いながら保健室に入ってくる先生
すると先生が言い出した
先生
♀
先生
先生
♀
先生
先生
♀
花楓
先生が猫宮くんを背負って、私は自分の荷物と猫宮くんの荷物を持って先生の車に向かった
先生
♀
先生
花楓
先生
先生
花楓
先生
花楓
♀
花楓
♀
花楓
♀
花楓
♀
先生の車に乗り込み、私達の家(街)まで車でだいたい30分程度の場所に向かっている
猫宮くんの隣に座っているが猫宮くんは結構きつそうだった
先生
♀
このでっぱりみたいな紐を引っ張るのか
そう思い引っ張るとガコンって急に背もたれが下がった
急な事だったので猫宮くんを支えて、ゆっくり寝かせてあげる
また、車だと毛布などがないため、私の上着を着せてあげた
先生
♀
先生
♀
先生
♀
猫宮くんが顔を顰めた
頭が痛いのだろう
私は優しく頭を撫で、それと同時にあるひとつの質問が浮かび上がってきた
♀
先生
♀
先生
♀
先生
先生
♀
今日あるテストは市から出されるもの
そう、今日中にテストを受けておかなければならない
今日できない私は判定が出されない
つまり、私の今回の成績の評価は3以下であることが発覚したのだ
先生
♀
猫宮くんはまだ今日転校してきたばかり つまりギリギリ今日のテストは受けなくてもいいということ
まあ、別に成績が下がるから猫宮くんを恨むなんてことは無いしそこはいいんだけどね
なんて話しているうちに家に着いた
先生
♀
先生
そう言って猫宮くんを抱える先生 私は荷物やらなんやらを取って急いで家を開けた
先生に私の部屋を教え、猫宮くんを寝かせてもらった
私は体温計やら氷やら、体調不良のための必要品を持って先生に渡した
♀
♀
今はちょうど戦争から1年が経った頃 お粥を作るにもお米がそんなにある訳では無い
♀
そうしてお粥を作り始めた
その時先生がやってきて
先生
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先生
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先生
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先生
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先生
♀
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先生
先生
♀
この先生は意外と気が利く 学年からもたくさんの先生からも慕われている先生だ
その理由はこの優しさもあるんだろう
夜が楽しみだ
猫宮くんも…体調良くなってるといいな
そう、思いながらお粥作りに戻った
#.2 彼の看病 𝑒𝑛𝑑
スランプきついねぇ((殴
投稿あんまできてないから結構凄いことなってたねぇ((殴
まあ、許して下さい… 実力テストの結果がちょっと悪かったんでね…母にバチクソに怒られましたんでね((自分が悪い
まあ、できる時に投稿するんで…生きてるとだけ言わせてください
ほんじゃ
おつあいー
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡700