レッド
レッド
ブルー
ブルー
ブルー
銀さん
銀さん
…
どうしてこうなった
俺は学校帰りに カフェによっていた
しばらくそこで 暇を持て余していた
数十分過ごすと 店を出た
いつの間にか 雨が降っていた
学校に行く時から 曇りだったもんな
傘、 持ってきてよかった
しとしと
小雨なのかは分からない
運良く傘を持って これたことで
俺の気分は 上がっていた
俺は、いつもは通らない 裏路地に行ってみた
いつもとは違う 雰囲気に わくわくする
しばらく歩いてみると
なにやら争う 声が聞こえた
修羅場か…
そう思った
方向転換
元の道に戻ろうと した時だった
ガバッ
銀さん
急に肩を掴まれた
さすがにビビるぜ?
そう思っていると
ぐるりと一回転
俺が戻ろうと した向きの 反対側に 向けられてしまう
目を開けると、 小太りのおっさんが こっちに来ていた
とりあえず、 状況確認だ
後ろを見ると、 俺より身長の低い 赤色の髪と 青色の髪の 少年がいた
少年…?
赤い子は美しく
どことなく 儚げを感じた
青い子は どちらかと言うと 可愛らしく
幼さを感じた
2人は顔こそ似てないが 背丈が同じくらい なのだ
服もおそろいなため おそらく、双子だろう
俺の肩を 掴んでいたのが 赤色の子だった
こっそり服の 裾を掴んでいたのは 青色の子だった
2人の綺麗な顔は 険しく歪んでいた
…ってか!?
それどころ じゃなかった
俺(たち) 今ピンチだわ!
おぢさん
おぢさん
おぢさん
おぢさん
キモ
おぢさん
青の子
赤い子
アイス、と聞き 目を一瞬輝かせた 青の子を赤の子が止める
青の子の 将来が心配だ
…俺は何をしたらいい
俺今身代わりに なってるのか…
そう思っていると、 おっさんがこっちに 走ってきた
意外と早いなッ!?
俺とおっさんの 顔が限界まで 近づくと…
ゴンッ
おぢさん
おっさんの股間に 膝蹴りをプレゼント
喜んでくれたかな☆
…ふざけてる 場合じゃない
青の子
青の子
赤い子
銀さん
青の子
青の子
赤い子
あ、よいしょっと
ガシッ
俺はすぐさま二人の 首根っこを掴んだ
バッとこちらを 双子は振り返る
青の子
赤い子
銀さん
銀さん
青の子
青の方は真面目か?
効いてるらしい
赤い子
青の子
赤い子
赤の方は なんというか…
ガキ大将…??
銀さん
銀さん
銀さん
青の子
赤い子
上手く言ってる
ま、プラスで ゆっくりお話も 聞くんだけどな☆
銀さん
青の子
青の子
青の子
銀さん
青の子
赤い子
赤い子
赤い子
青の子
赤い子
赤い子
青の子
青の子
青の子
青の子
赤い子
銀さん
やっぱ別れるのは 嫌なのかもな
最悪殴ってでも 連れていこうと したんだが
着いてきてくれるなら その必要も無い
俺が歩くと、 2人はちょこちょこ 俺の跡をついて くるのだった
さっさと家に 行かねぇとな
銀さん
銀さん
青の子
赤い子
赤い方、 えらっそうに…
まぁ都合がいいから いいな
俺は適当な服を 双子に渡した
まさか人生で こんな経験を するなんて…
あ、飯作らねぇとな
銀さん
青の子
赤い子
銀さん
ふわっといい香り
いちばん簡単な ピザトーストを とりあえず作った
我ながら いい感じに出来たな
双子は着替え 終わったかな…ッと
赤い子
銀さん
赤い子
俺の渡した服は 2人には少し大きかった
長袖の服
下は半ズボンでいっか
そう思って渡した
なんか…
俺の方が ツーサイズぐらい でかいのか
半ズボンが少し しか見えなくて…
なんか…
えr
ダメだ!
このような感想など 不純でしかない!
青の子
青の子
赤い子
青の子
赤い子
銀さん
銀さん
ブルー
レッド
レッド
ブルー
銀さん
最初から 『弟』 『兄貴』 って呼んでんだから
…レッドと ブルー…ね
銀さん
ブルー
レッド
レッド
通ってんのか そうか 早く家帰れよ なんで、 あんなとこいたんだ
そう聞くつもりだったぜ
レッド
ブルー
銀さん
レッド
こいつら、 前にもこういうこと あったのか?
だからあんなに警戒 していたのか
ブルー
ブルー
ブルー
律儀だな
その服、俺には 少し小さかったから
あげるつもりで 着せたのにな
レッド
レッド
ブルー
ブルー
銀さん
そう言って 俺は双子に近づいた
しかし…
パシッ
レッド
レッド
ブルー
ブルー
ブルー
銀さん
銀さん
これが冒頭のことなのだ
ここで刺激しても ダメだと思い、 俺は椅子に座る
そして…
銀さん
銀さん
うっ!と 双子は揃って息を飲む
口をモゴモゴ させた後
ブルー
ブルー
とブルーは 言ってくれた
それでいいんだ、 と言い 俺はブルーに トーストを渡した
ぱぁっと顔を輝かせ ブルーは トーストを食べる
レッドをじぃっとみる
レッド
レッド
レッド
ふいっと顔を背け バツの悪そうに言う レッド
銀さん
俺はトーストを渡した
レッドは恐る恐る 受け取り
1口… また1口と 食べたいった
ブルーは 幸せそうに食べてる
アホ毛が左右に 動いてるから… ん?
アホ毛が… 動いてる…!?
どうなってんだ…
2人が食べ終わると 俺は2人を手招きした
トーストで 随分警戒 しなくなったのか
?マークを 浮かべた後、 こっちに来てくれた
よし
銀さん
ブルー
ブルー
レッド
銀さん
銀さん
レッド
レッド
レッド
レッド
ブルー
ブルー
そっちの方が怖いぞ
ブルー
銀さん
レッド
これは…
勧誘のチャンスか?
誘ってみようか
銀さん
レッド
銀さん
レッド
なんなんだ?
…あぁ、
銀さん
レッド
ブルー
おいブルー
冗談だよ冗談
銀さん
銀さん
ブルー
レッド
楽しそうだから…か?
なら都合がいい 兄も来てくれよ?
レッド
レッド
ツンデレかよ
銀さん
2人のことを 先生に伝えておこう
そうして俺は 口角を少し あげるのだった
次回☆
先生にOK 貰えちゃった☆
早速学校に行こう!
初めの挨拶☆
「…お前ら女か?」
赤ん坊の爆弾発言☆
地雷がどっかん☆
おっ楽しみに☆
コメント
9件
レドブルと、銀ブルを出します! よっかたら、お話しませんか? 返信待ってます
次回も楽しみにしてます!
なんか銀さん変わってなかった?『多分です』楽しみです(次回)