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〜ーー〜〜 … 。
… のう 、〜ー … の 近くで
…… さん の 遺体が発見されました 。
また 殺人ピエロ ですか 、
ここ 一ヶ月 で …れる 人数 増えすぎじゃないですか 、?
え 〜 、未だ犯人は見つかっておらず
警察が 調べた結果 、犯人の特徴は …
必ず 黒色のフード付きパーカーに ピエロ の 仮面 をつけ 片手にナイフ もう片方には 風船を持っているそうです 。
皆さんも 気をつけてください __ 。
@ am _
テレビ の 電源を切り スマホに手を伸ばした 。
最近 テレビのニュースを見る度に 耳に入ってくる 。
" 殺人ピエロ "
夜道に突然現れ 色々な人を殺している 殺人鬼だ 。
@ am _
俺 の 名前は 柚木 普 。
何処にでも居る 普通の高校一年生だ 。
最近は朝から 気分が下がることが多い 。
数ヶ月前からちょこちょこ ニュースにはなってたけど 、 まさかここ数ヶ月でこんなにも 大きな問題になるなんて 思ってなかったからだ 。
@ am _
朝からこんな怖いニュースを 見て外で歩ける訳がない 。
@ am _
そんなことを 考えていたら 上から ドタドタ と階段を 降りる音が聞こえてきた 。
@ tk _
@ am _
後ろから抱きついてきた コイツは俺の弟の 柚木 司 。
いつもは俺が起こしに行くのに 今日は一人で起きたんだ 、偉いな … 。
そう思っていると つかさ がリモコンに手を伸ばし テレビの電源をつけた 。
@ am _
次のニュースです 。
@ tk _
@ am _
@ am _
つかさの気分まで下がったら 嫌だったから 俺はコイツに 「 殺人ピエロ 」のことは 言わないでいた 。
@ tk _
@ tk _
@ am _
@ tk _
@ am _
@ tk _
@ am _
つかさがそんなこと言うなんて 思ってなかったな 。 いっつも 俺と一緒帰ってたのに 、 どうしたんだろ 。 何かあったのかな 、
俺は 少し不思議に思いながらも 学校の準備を進めるのだった 。
@ tk _
@ am _
今の時刻は午前7時
俺たちはいつも早めに 学校に行くからこの時間帯には もう家を出る 。
@ tk _
@ am _
@ tk _
@ am _
その日のお昼 。 俺はいつも通り つかさと二人で 屋上に行って弁当を食べる 。
@ tk _
@ am _
つかさはいつも楽しそうに話す 。 勿論俺にだけじゃないけど 、 でもつかさにとってこの時間は 多分 特別なんだろう 。 家で話す時より楽しそう 。
でも俺からすれば つかさが言うことに返事を返すだけの 会話を何分かするだけの時間だ 。
別に特別では ない 。
@ tk _
@ tk _
@ tk _
@ am _
@ tk _
@ am _
@ tk _
つかさの話全然 聞いてなかったな … 、 なんて思いながら 箸を進める 。
@ tk _
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@ am _
@ am _
@ am _
@ tk _
@ tk _
@ am _
そういえば もうそんな時期か 。 一ヶ月ちょっとしたらもう文化祭 。 確かにみんなそわそわしてたような 、
@ tk _
@ am _
つかさのその話にびっくりする 。 デートと言う言葉に 俺は思わず固まってしまう 。
@ tk _
@ am _
@ tk _
意味がわからない 。 何で 勝ち負けをつけるんだ 、 しかもなんで罰ゲーム付き 、
@ am _
@ am _
@ tk _
@ tk _
@ am _
本当につかさは変なコトを考える 。 それにドキドキさせるって … 俺絶対負けるじゃん 、
そんなこと思いつつ 、 仕方なくオッケーを出すのだった 。
帰り道 、俺はいつもより 遅く学校を出た 。 理由はつかさが居ないから 帰っても家で一人だからだ 。
流石のつかさでも こんな遅くまで寄り道はしてない筈 。
ちなみにさっきまでは 同じクラスの八尋さんと 赤根さんと蒼井と後輩の源と三葉の 六人で色々な話をしていた 。
色々な話をしていたらいつの間にか こんな時間になっていた 。
@ am _
朝のニュースの事もあり 俺は少し早歩きで家へ向かう 。
その時だった 、 誰かの悲鳴が聞こえてきたのだ 。
@ am _
@ am _
足を止め 周りを見渡す 、 その時 、後ろから こちらへ走ってくる 足音が聞こえてきた 。
後ろを向いていると 、 走ってくる人影がはっきり見えた 。 三十くらいの男性 、 なんか 怖がってるな 、
そう思ってみていると 俺に気づいたのか いきなり大声で助けを求めた 。
男性 。
@ am _
男性 。
@ am _
この男性は俺に助けてと言った瞬間 心臓あたりに 鋭い物が刺さった 。
一瞬何が起きたのかわからなかった 。 目の前の人が大量の血を 流して倒れている 。
@ am _
勇気を出して前から来る人を見た 。 その時 、俺は驚いた 。
@ am _
この男性を刺した人が 朝 ニュースで言っていた " 殺人ピエロ " の特徴と 全く一緒だったのだ 。
@ am _
まさか本当に居るとは 、 俺も もう終わりか
そう思い ギュッ と目を瞑ると 前から聞き覚えのある 声が聞こえてきた 。
???
@ am _
前を見ると俺と全く同じ見た目の 男の子が俺の名前を呼んだ 。
@ am _
@ tk _
@ tk _
@ am _
俺には訳が分からなかった 。 さっきまでいたピエロは 、 さっきの男性の死体は …
@ am _
周りを見渡していたら その光景に目を疑った 。
つかさの後ろに 、 さっきの男性の死体とピエロが着ていた 黒いパーカーに仮面 、 膨らませていない赤色の風船が 転がっていたのだ 。
どういうことか分からない俺は その場に立ったまま動けなかった 。
逃げなきゃなのに 、 足が動かない 。 声が出ない 、 俺の服は汗で ビッショリになった 。
@ tk _
@ tk _
@ tk _
つかさはそう一人で喋っていると 赤に染まった手で 俺の頬を撫でる 。
@ am _
俺はただ 、 泣くことしかできなかった 。
実の弟がニュースで よく見る 殺人鬼 だったなんて 。
信じられない 。 信じたくない … 。 つかさが何人も何人も 殺していたなんて … 。
@ am _
@ tk _
@ tk _
@ am _
@ tk _
@ am _
@ tk _
@ am _
泣いていた筈なのに 涙が引いた 。 つかさの優しさに安心したんだろう 。
@ tk _
そう言いつかさは 後ろにある 黒いパーカーのポッケを漁り始めた 。 そうして出てきたのは 赤色の風船だった 。
@ am _
@ tk _
俺はどう言う意味か分からなく その場で赤色の風船を見つめていると つかさが考え込んだ 。
@ tk _
@ tk _
つかさは何か思いついたかのように ニコッ と笑い俺の方を向いた 。
俺は少し ビクッ とし つかさのことを見る 。
何をする気なんだ 、 そう思った瞬間 、 俺の唇に柔らかいものが当たった 。
@ tk _
@ am _
@ am _
@ tk _
誰も居ない帰り道 俺とつかさの二人だけ 。 静かな夜道には俺とつかさの 口付けの音だけが聞こえる 。
@ am _
@ tk _
@ am _
@ tk _
@ am _
俺のいつもと変わらない 帰り道 。 いつもと変わらない日々 。 いつもと変わらない 、筈だったのに 。
誰にも言えない 。 俺とつかさの二人だけの ヒミツができてしまいました 。
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コメント
1件
つ、続き!続きお願いします!!!!