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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

にこパン

こんちゃーにゃん

にこパン

にこパンだにゃん

モカ

モカです

にこパン

今回は短編にゃん

モカ

おぉw

にこパン

感動系の短編だにゃー

にこパン

設定書いとくにゃん

名前 青
次男 
小さい頃にお父さんを
亡くしている

名前 桃
長男 
一人暮らししている

にこパン

それではどぞにゃん

◤◢◤◢⚠︎注意⚠︎◤◢◤◢ タヒネタ🈶 苦手な人はブラジルへレッツゴーw

エンディング書きません ♡連打よろしくね!!!

中学生の頃

ピコピコ(ゲーム中)

ママ

青ッ!!

何…?

ママ

この点数なんなの…?

ママ

なんで青は…そんなにできないの?

…ごめんなさい

見ての通り

僕のママは教育熱心だ

僕は常に90点以上取ってるけど

それでもママは

低いと言う

ママ

…桃は100点が当たり前だったのに

お兄ちゃんの桃くんは

本当に頭が良くて

中学生の頃から

100点が当たり前だった

高校生の彼は

今でも100点をとっているらしい

ただいまー

ママ

おかえり

ママ

見てよ桃

ん?

ママ

青ってばまた90点だったのよ

ママ

桃は100点が当たり前だったのに

ママ

育て方間違えたのかしら…

はぁ…

青が頑張ったなら

90点でも良くない?

ママ

でも、桃より低いなんて…

なんでそんなに100点にこだわるの?

ママ

そりゃあ

ママ

大切な息子が100点とって

ママ

いい高校、大学へと

ママ

進学してほしいからよ

ふーん

青の意思も尊重してやりなよ

桃くんは僕のことを

ちゃーんと考えてくれた

でも、まだ当時の僕は

何も言えなくて

唯一言えたのが

ごめんね…

僕が桃くんのように

出来る子じゃなくて

出来るように頑張るから

勉強してくるね…ニコ

ママ

ちゃんと勉強するのよー

うん

…青………ッ

あの時の桃くんの表情を

僕は一生忘れられなかった

心配そうに見つめる君

でも、大丈夫

僕はただ出来ない子だから

出来るようになりたいだけなの

無理なんかしてないから

高校生

僕も気がつけば

中学生を卒業し、

高校生になっていた

桃くんは高校を卒業し

少し離れた大学に通うようになった

春から桃くんとは離れ離れになり

桃くんは一人暮らしで

時々しか

ここに来ることは無くなった

変わったのはそれだけじゃない

ママ

青………なにこれ…ッ

ママ

酷すぎるよ…ッ

ママ

学年順位、下から数えて

ママ

5番目とか…最低ッ

僕は勉強が嫌いになった

今まではママの言う通り

言いなりになるだけの人生だった

だけど、もう

我慢の限界だった

なんで…ッ

なんで言いなりになんなきゃ

いけないんだよッ

ママ

ビクッ

僕の人生は僕のもの

ママの言いなりに

なるためのものじゃない

ママなんか大っ嫌い

こんな家に………

産まれなきゃ良かった…ッ

ママ

…ッ

何もかも嫌になった僕は

家を飛び出して

昼はゲーセン

夜は日付が変わるまで

人の少ない小さな路地で

時間を過ごしていた

ふぅ…ッ

学校も塾も

全部サボって

無気力にただ呼吸をするだけの毎日

正直どーでも良かった

はぁ…ッ

どうしよっかなー

日付が変われば

さすがに家に戻り

部屋に引きこもってただ寝るだけ

家ですることは何もなかった

そろそろ帰ろッ

…ガチャ

喉が渇いていたので

水を飲もうとリビングの

ドアを開けた時

衝撃的なものが

僕の視界に入ってきた

…ぇ

ママッ!!

机のそばで倒れているママの姿

すぐに救急車と桃くんに

電話をかけた

ねぇ…ママッ?

しっかりしてよ

ママの目は固く閉じていて

体はピクリとも動かなかった

そんな…ッ僕のせいだ…ッ

病院に着いたが

その時点でママは

息を引き取ったことが確認された

ウゥ……ヒックッ…ゲホゲホ

桃は泣きじゃくる僕の頭を

そっと優しく撫でてくれた

亡くなってから1週間が経った

桃くんもしばらくの間は

こっちの家で過ごす事になった

桃くんは前に桃くんの部屋が

使っていた部屋を

そのまま使っている

僕は自分の部屋に引きこもりがちに

なってしまった

僕のせいだ…ッポロポロ

僕がママを56したんだ…ッ

僕は何度も、何度も

自分を恨んだ

どうしてあの時

あんな最低なことを言ったのだろう

どうしてあの時

すぐに謝らなかったのだろう

どうしてあの時…

そんな言葉の続きが何個でも

何百個も思いついてしまう

…ポロポロ

ごめんなさいッポロポロ

…入るぞ

…なぁ青

どうしたの…ポロポロ

人ってさ

失ってから気づくことが

たくさんあるんだよ

俺も、お父さんを亡くした時

おんなじだったんだ

…え

意外だろ?

…(。 。`)コク

俺もお父さんを亡くした日の

前日に大喧嘩しちゃって

謝ることが出来ないまま

いなくなった

…ッ

お父さんも勉強熱心でさ

いっつも怒られてた

1度だけ我慢出来なくなって

反抗してしまった…

その結果、謝れずに

会えなくなったんだよ

ポロポロ

俺が100点をとる理由は

お父さんに謝るため

少しでも褒められたくて

俺は頑張ったんだよ

もう直接謝れないからさ

せめて結果だけは…ってな

ポロポロ

でも、青は青なりに頑張ってること

俺は知ってるよ

いつも夜中もずっと

電気がついてて

カリカリって音も聞こえてて

あぁ…偉いな

頑張ってるな…って

俺は知ってたよ

桃くん…ッポロポロ

今までよく頑張ったね

うわぁぁぁッ

実はママからの手紙

預かってるよ

これ、読んでみな

(。_。`)コク

青へ 勉強ちゃんとやってるの? 100点は? 桃とは違って 出来ない子なんだから…ッ なぁーんてね 本当はママ知ってるよ 部活も委員会もやりながら 塾だって通いながら 毎晩遅くまで 勉強していたことを…。 私のためだったのかな? もし、そうだとしたら 負担ばかりかけちゃって ごめんなさい。 青は誰よりも優しくて 素直で真面目なところ 自分を犠牲にしてまで 誰かのために努力するところ ママは全部知ってるよ 何年、 貴方のママやったと思ってる? …あのね ママ、病気だったの。 見つかった時には もう手遅れだったの。 だからね、ギリギリまでは 秘密にしておきたかったの。 桃には言ったけど 青には秘密だった。 だってさ、青ってば 絶対1人で抱え込んじゃうもんッ 1人で抱え込んで 家族の雰囲気が変わるのが 私は怖かった だから、隠した。 もしも怒ってるならごめんね。 楽しい思い出も ツライ思い出も 悲しい思い出も 幸せな思い出も 全部私の宝物です。 産まれてくれてありがとう これからは上から見守ってるね 離れても心は1つ! 世界で1番可愛い私の子供だよ(*´˘`*) あれ、かっこいいが良かった?w でも、私には可愛いって 思ってるんだから 許してね! ありがとう またね            ママより

ウゥ…ッポロポロ

フフッ

青は1人で頑張りすぎ

俺を頼れって…w

ポロポロ

(´。>ω(•ω•。`)ぎゅー

ウグッ

桃く…痛いよッ……w

今だけは特別ッ

青がこれからの人生も

胸を張って生きれるように…

…ありがと

ママ、パパ

2人とも遠くに行っちゃって

僕寂しいよ

でも、僕、全力で毎日楽しむから

なんでも頑張るから

ずっと見守ってね

この家族に

産まれて良かった

❦ℯꫛᎴ❧

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コメント

2

ユーザー

神すぎる😭✨ めっちゃ泣きました()

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