月曜日の朝
リカ
(日曜日は、楽しかったな~)
リカ
(ジュンヤ先輩優しくて、ユウタよりも全然いい人)
リカ
(サナとユウタ似合いたくないな…)
ジュンヤ
リカちゃん、おはよ!
リカ
あ!おはようございます!
ジュンヤ
日曜日、楽しかったね!
リカ
はい!
ジュンヤ
ごめん、もう少し話したいんだけど、先生に呼ばれてるから!
リカ
いえ、気にしないでください
ジュンヤはそのまま、走っていった。
アイリ
リカちゃん、ジュンヤ先輩と仲良いの!?
リカ
…えっと
アイリ
えぇ!?
アイリ
私の事知らないの?
アイリ
同じクラスのアイリだよー
アイリ
もー、ひどいな~笑
リカ
ご、ごめん
リカ
私、人見知りでサナとしか話したことなくて…。
リカ
(そういえば、私人見知りなのに、ジュンヤ先輩とは平気で話せてる!)
リカ
(ジュンヤ先輩優しいもんな~…)
アイリ
おーい!
アイリ
リカちゃん、聞いてる?
リカ
あ!ごめん💦
アイリ
一緒に教室まで行こ!
リカ
うん!
リカ
(よかった。サナとは話しづらいから)
アイリ
ジュンヤ先輩とどんな関係か教えてよ!
アイリ
えー!
アイリ
そんなことがあったんだ!
アイリ
いいな~
リカ
何が?
アイリ
だって、ジュンヤ先輩って人気でしょ?
アイリ
そんな人と一緒にカフェに行けるなんて、それってもうデートじゃん!
リカ
デ、デート!?
リカ
そんなんじゃないよ!
リカ
ジュンヤ先輩は、ただ私が落ち込んでたのを励ましてくれただけだよ!
アイリ
落ち込んでた?
リカ
あ………
アイリ
何?
アイリ
何かあったの?
リカ
(どうしよう…)
リカ
いや、大したことじゃないから大丈夫!
リカ
(あんまり、多くの人にサナとの事話すのは、良くないよね…)
リカはまだ気づいていなかった。 これから、起こる辛いことに…