「夏ももう終わるね~…」
「そうだね。」
そんな言葉を交わしながら君とやり始めた手持ち花火、
それももう、残りわずかとなってきた。
身長が高い君は、いつも私を上から見てる。
だけど、今は同じ目線。
しゃがみこんでちっちゃくなってる。
パチパチと音を立てながら橙色に光っている線香花火。
落ちるか落ちないかギリギリのところで粘っている。
「あっ…」
君の方が先に落ちてしまったようだ。
そして私は君の唇を奪った。
私は恋に落ちたみたいだ。
私の線香花火はまだ灯りが点っていた。
月荷
月荷
月荷
月荷
月荷
月荷
月荷
月荷
コメント
9件
線香花火いいよねぇ~←ぇ? 俺恋愛系苦手だから本当に凄いわ
もう最初から好き
線香花火超苦手( ´・ω・`)(何の話) 恋愛系描けるのほんまに凄い...