不 良 少 年 。

不 良 少 年 。

俺はいつも夜家を出る

夜には親が家にいる

帰るのは親がいなくなってから

いつもの様に歩いていたルート

色々あり、警察が 出回っている

その警察はふと、こちらを向く

めんど、と思いながら小走りで逃げる

俺は運動神経に自信があり、

走れば巻ける

と思い角を曲がると

警察官が１人待ち構えていた

俺は思わず声が出てしまった

避けようと思ったが

勢いよく走っていた為 止まれなかった

俺はその警察官に突っ込んだ

その勢いで警察官は俺を地面に叩きつけた

その警察官は俺に聞いた

俺はその問には答えなかった

それでも、良かった

母親は育児放棄

そして、虐待

俺は母の手料理を食べた憶えなんてない

父親は女遊びで離婚

それが理由で学校はいじめ

こんな人生嫌だった

その時もう一人の警察官が来た

俺を押さえつけてる人は

どうやら、ネスという人らしい

見た目も明らかに日本人ではない

こっちを見つめながら警察官が聞く

俺に聞いた言葉は

両親は？

俺は何が抉られた気分

静かに俯くと質問を警察官は 変えた

素直に答えた

裏路地で大人をボコしてるなんて口が裂けても言えないからだ

最悪…取られてたのかよ

しかも、殴りながら笑ってるし

通報…俺捕まるの？

それなら、施設かぁ…

馴染めるかな〜。

一回入ったことあるんだよな、 少年院

最初の方は良かったんだよな、

陰口が言われるまでは、ね

そこから、逃げたんだっけな、

は、？同居何いってんの…

馬鹿なの…此奴

施設に入れられるくらいなら

ｰ 終了 ｰ

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