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マホウトコロ物語

第2話 - 魔法処へ

2025年10月30日

#ハリー・ポッター

#魔法処

#二次創作

#ハリポタ

kotetsu

こんにちは！kotetzuです！

ちゃんとできてますかね…？

面白いって思ってもらえると良いです

それでは、2話目どぞ

手紙を送ってから2日が経過した、休日である。

桜

…(そわそわ)

桜の母

ほら、何そわそわしてるの。
課題を終わらせなさい。

桜の母

少なくとも今月いっぱいはいるんだから

桜

ちぇ～

桜

別にやんなくても良いんじゃ…

桜の母

早くやりなさい

桜の母

そんなことないでしょ

桜

くっ…

おかあさんの言葉に言い返せなくなっていたその時。

ふくろう

…ホー！

バリーーン！！

桜の母

……！！

桜の母

なんでまた壊すのよ！！

桜

ふくろうさん！

桜

きた！

ふくろう

ホーー！

ふくろう

(バタバタ)

ふくろうさんが私の回りを飛び回る

ふくろう

(ポイッ)

桜

よっと！

桜

…これは…手紙だ！

桜

ありがとうふくろうさん！

桜の母

何が書いてあるのよ？

桜

えーっとね…

天野　桜殿本校へのご入学のご決断、誠にありがとうございます。入学する上での必需品はこちらでご用意させていただきます。本校は全寮制となっておりますので、肌着といった生活必需品はご自分でご用意ください。明後日、自宅へ使いを送らせ、いくつかの説明等を行った上でお迎えさせていただきます。本校でのあなた様の生活がよいものになりますよう心から願っております。　　　　　　　　　　魔法処

桜

明後日迎えが来るんだって！

桜の母

すぐじゃない！

桜の母

それに寮…

桜の母

そういえばお金って大丈夫なのかしら…？いまさらだけど…

桜

そうじゃん！

桜

でも、

桜

すごい！たのしみだなぁ

桜

…あ！

桜

じゃ！

桜

課題しなくてもいーね！

桜の母

…でもやりなさい。

桜

負け惜しみだよぉ

桜の母

…もう。

桜

でももうそんなすぐだなんて！

桜の母

まだ新学期始まって1ヶ月と少しだし、できるだけ早くいれた方がまだ授業に追い付けるから…とかかもね

桜

おーそっか

桜

夢みたい！

桜

たのしみだなぁ…

すぐそこまできた自分の魔法使いライフに心を寄せてしまう

桜の母

そしたら、すぐに準備しないと。

桜の母

下着やら私服とかも持っていかないとって書いてたでしょ？

桜

よし！そうと決まったらそーきゅうに、だ！

ふくろう

ホー！

桜

やるよ！

桜の母

…その前にガラス片付けるから手伝って。

桜

えっ…

桜の母

ほら早く！

桜

…はーい

ふくろう

ホー

桜

もう、あなたのせいなんだからねっ！

そうしてなんとか片付け終えたのでした

迎えが来る当日

桜

…(そわそわそわそわ)

桜

えっと…

桜

下着と、櫛と、筆記用具と…

桜

忘れ物はない…よね

桜

あ、一応私の小説もいれとこうかな…

桜

一応部屋の記憶も焼き付けとこ…

桜

あ…それからあれも…

コンコン

？

なにをしているのですか？

桜

はっ…えっ？！

桜

誰…

ふとベランダを見ると、フードを被った人がいた

迎え

こんにちは、桜さん。

桜

こんにちは…？

迎え

魔法処から迎えに来ました。

桜

あ…

迎え

準備はお済みですか？

桜

あっ！はい！

迎え

それなら大丈夫ですね

迎え

早速ですが親御さんのもとへ行きましょうか

ヒョイと、私の荷物を宙に浮かせる

桜

わっ…ありがとうございます…

桜

(てくてく)

桜

おかあさん

桜の母

あら？

迎え

こんにちは。お母様、２階からすみませんね

桜の母

はあ…こんにちは、

桜の母

その…もしかしてお迎えの方ですか？

迎え

はい。その前にいくつかご説明させていただいてもよろしいですか？

桜の母

わかりました

迎え

この度は我が校にご入学をご決断していただきありがとうございます

迎え

お母様にお話ししておかなければやらないことがあるのでよろしいですか？

桜の母

…はい。

迎え

以前手紙に記した通り、我が校は全寮制となっており、桜様も寮で生活していただきます。

桜の母

はい。

迎え

それについてなのですが、夏の長期休暇間と冬の長期休暇の際に自宅に帰宅できるようになっております。

桜の母

そうなのですね…よかった

桜

…！

迎え

そして、金銭的な話なのですが

桜の母

いったい…いくらかかるんでしょう…？

迎え

必需品はこちらで負担させていただきます。

迎え

新たに買い足す場合はそちらのほうからおろさせてもらいますが…

桜の母

大丈夫なんですね、

迎え

はい、マグルの方への特別手当てとなっています。

桜

まぐる…？

迎え

ああ、私たち魔法使いは、魔法の力を持たないものをマグル、と呼ぶのです

桜

へぇ…

迎え

それとですね、

迎え

学費のほうは…とりあえずこちらです

桜の母

…！今の学校と同じくらいなのね

迎え

はい。

迎え

あ、桜さんは、お金用意していますか？

桜

はい！もちろん！

迎え

ならよかった。

迎え

学校のほうで使う機会も多いですからね

迎え

とりあえずの説明はこのくらいですね

迎え

大丈夫ですか？

桜の母

…はい。大丈夫です

迎え

よかったです。それでは桜さん、行きましょうか。

そういって迎えの人が手を差しのべる

桜

…はい！

迎え

それでは、荷物は持ちましたか？

迎え

ああ、お母様は２階のベランダに。

桜の母

…？はい。

戸惑いながらもベランダへ向かった

迎え

忘れ物はありませんね？

桜

はい！

迎え

ほっ！

屋根の上に上る。

桜

…え？！

そこには大きな見たこともない生き物がいた

迎え

始めて見たでしょう？

迎え

これはウミツバメといい、長距離移動の際に乗る魔法生物です。

迎え

小さい子供でも乗れまして、

迎え

たとえば…我が校は7歳から入れるのですが寮は11歳からなんですよ。

迎え

その間には、彼らはこの子に乗って学校まで通学するのです

桜

すご…

桜の母

大変な制度ね

迎え

そうなんですよねぇ

迎え

おお、あまり時間がありませんね

迎え

それでは乗ってください

言われるがまま、ウミツバメに乗る

桜

わぁ…よろしくね

桜の母

桜。

桜

…！

桜の母

いってらっしゃい

桜

…おかあさん、

いってきます！

ウミツバメは空高く飛び、学校へ飛んでいった

私たちはウミツバメに乗ってしばらく滑空していた

桜

…あの、魔法処ってどこにあるんですか

迎え

ああ、それは南硫黄島さ

桜

…？！えっ…そんなところに？！

桜

遠すぎ…

桜

だってそこって無人島なんじゃ…

迎え

それは魔法で隠しているからそう思われているだけなんですよ

桜

やっぱり…魔法なんですね…

迎え

はい。

桜

あ、あとこれって他の人に見られないんですか？

迎え

ま、それも…？

桜

魔法…なんですね

迎え

ふふっ、魔法って使い方を学べば便利ですよ

迎え

あ、あと、学校に行く前に店によらないと

桜

店？

迎え

杖とか、筆記用具とか。買わないといけませんから

桜

鉛筆とかじゃだめなんですか？

迎え

はい…それだと魔法を使う上で危なかったりするので

迎え

大抵は筆を使っているんです

桜

そうなんですね

桜

(わからないことがいっぱいだ…)

桜

杖って…どんな感じなんですか？

迎え

人によってちがうんです。いってからのおたのしみです

桜

一大イベント…！

迎え

ふふ、そうですね

ウミツバメ

バタバタ

迎え

おや、もうすぐ着きそうですね

迎え

行きましょうか

桜

…はい！

私は迎えの方に連れられ、薄暗い町の路地裏を歩いていた

桜

…あの、こんな路地裏にあるんですか？

迎え

はい、大丈夫ですよ

桜

(てくてく)

迎え

ほら、ありました

桜

…、！

店具道法魔

桜

魔法道具店…古そう…

桜

どれくらい前からあるんですかね…？

迎え

そうですねぇ、私の祖父が子供のときには既にあったとか…

迎え

はやく入りましょう

桜

買ったかったぁ

迎え

いいものがあってよかったですね

桜

はい！

桜

…

桜

その、杖ってまだ買ってませんよね

迎え

そうですね。次の店で買えますよ

桜

そうなんですね

迎え

すぐ近くですよほら、そこです

日の丸杖店

桜

おお…

カランカラン

桜

こんにちはぁ…

店員のおじいちゃん

おやおや、いらっしゃい

迎え

こんにちは、おじいちゃん

店員のおじいちゃん

久しぶりだねぇ、杖の調子はどうだい？

迎え

上々です

店員のおじいちゃん

そうかい…ならよかったよ

迎え

はい。

迎え

いきなりで悪いのですがこの子の杖を探していて…

店員のおじいちゃん

おや、分かったよ。

店員のおじいちゃん

お嬢ちゃん、おいで

桜

…は、はい！

桜

…あの、どうやって選ぶんですか？

店員のおじいちゃん

…選ぶんじゃない、杖に選んでもらうんだ

桜

杖が...選ぶ？

店員のおじいちゃん

ああ。そうだよ

店員のおじいちゃん

まあ、とりあえずさわったりしてみるか

店員のおじいちゃん

まずは

店員のおじいちゃん

イチイとドラゴンの心臓の琴線の杖

桜

おお…

店員のおじいちゃん

ん...ちがうようだね

店員のおじいちゃん

ヨーロッパナラと不死鳥の羽の杖

桜

おおおっ！

杖がわたわたするようにうごく

店員のおじいちゃん

違うようだね

店員のおじいちゃん

ならほかには…

店員のおじいちゃん

いったい、どうしたものか…

迎え

まあ、よくあることですからね

店員のおじいちゃん

ああ。他にもちょっともってくるね

桜

はい

桜

…？

桜

これは…？

赤い箱を手にする

迎え

それは…

店員のおじいちゃん

それはサクラとユニコーンのたてがみの杖だよ

店員のおじいちゃん

サクラが使われた杖に選ばれる人は少ないんだけど…

桜

…えい

ブワッ

桜

おおっ

杖をふってみると箱が中に浮かんだ

店員のおじいちゃん

…なんと。まさかそれが適していたみたいだね

迎え

おお、名前と同じですね

桜

…！ほんとだ

店員のおじいちゃん

サクラの杖を持つものは尊敬されるんですよ

桜

そ、そうなんですか

店員のおじいちゃん

はい、あなたもたちまち有名人になれますよ

桜

まじかあ…//

店員のおじいちゃん

頑張ってくださいね

桜

…はい…

私たちは再びウミツバメに乗り空を飛んでいた

迎え

道具も杖も買いましたし、あとは学校に向かうだけですね

桜

ついに…！

迎え

はい。もうすぐ海が見えますよ

言われたまもなく真下に海が広がる

桜

…わあ…

桜

すごい…きれい

迎え

そうでしょう？

迎え

景色に見耽っているところすみませんが

迎え

スピードをあげますよ

迎え

あまり時間はかけられませんからっ

桜

わああああああっ

迎え

ほら、見えてきましたよ

桜

…？

迎え

ほら。

桜

…！あれは…！

しばらく飛んでいると島の真ん中にそびえ立つ大きな建物が見えた

桜

…お城みたい…

迎え

そうでしょう？

迎え

建物全体、羊脂玉でできているんです。

桜

なんか…すごそうですね。

迎え

ええ、すごいんです

迎え

よし、降りますよ

桜

っっ！

桜

ここが...！

迎え

はい。こちらが我が校、魔法処でございます。

迎え

あなたは今日からこちらで学ぶんですよ

桜

でか…

みたこともないくらい大きくて豪華な建物に唖然としてしまう

迎え

そうでしょう？

コツコツ

？

いらしたようですね

迎え

…！はい

？

はじめまして、桜さん

桜

…誰ですか？

？

申し遅れました…

校長　寛斎

ここの校長を勤めています、

校長　寛斎

千石寛斎と申します

校長　寛斎

よろしくお願いしますね

桜

…！はい！

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