昨日
真由
……あのさ、
真由
この前、智樹の机に落書きがあったの
真由
それ…あんた達じゃ、ないよね?
祐介
バレてたー?(笑)
真弘
だってあいつ、うぜえもん
真由
どうして智樹に嫌がらせするの!?
祐介
…チッ
祐介
お前、アイツとどういう関係?
真由
ただの幼馴染だけど
祐介
…はぁ
祐介
仕方ねえな
祐介
いじめ、やめてやるよ
真由
ほんと?
真弘
マジかお前
祐介
ちょっと待て
祐介
でも1つ、条件がある
真由
条件?
祐介
アイツに告白しろ
祐介
そして
祐介
最後には、嘘コクだってバラせ
真由
え……
祐介
出来ねえのならいいけど
真由
……そんなこと、
真由
出来ないよっ……
祐介
だったら、いじめはもっと酷くする
祐介
それでいいな
ガシッ)腕を掴む
真由
嫌だ…
祐介
なら、出来るか?
真由
(こんなの、絶対にダメだって分かってる…)
真由
(いくら智樹のためだったとしても、)
真由
(……でも)
真由
うん……
私は力なく頷くことしか
出来なかった。
祐介
俺と付き合ってよ
祐介
真由ちゃん♪
パシンッ)平手打ちをする
真由
バッカじゃないの!?
祐介
…は?
祐介
…あ、真弘はどっか行ってろ
真弘
あ、ああ
真弘
うん、
祐介
俺、ずっとお前が好きだったんだよね
祐介
真由ちゃんのことが
真由
…何、言ってんの?
祐介
ずっと、ずーーっと
祐介
お前が俺を助けてくれたあの日から
祐介
人気者だったまーちゃんが
祐介
弱虫な祐っちを助けてくれたあの日
真由
真由
……え、、
真由
さっきから何言って…
祐介
俺がお前にキスした日
祐介
覚えてるよな?