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私は零菜(れいな) 私には放課後楽しみがある
零菜
るんるんの気分で向かう先は
誰も居ない音楽室
零菜
零菜
机を人差し指でゆっくりなぞり また今日弾く音楽を考えていた
零菜
零菜
1人、ここで弾くのが好き
でも、誰にも聴いてもらえないのはやっぱり 寂しい
この窓から放課後特有の夕日が差し込んできて
寂しい気持ちを少し照らして 元気つけてくれるような気がする
零菜
羽音
零菜
急に声をかけられてびっくりした
近づく気配さえなくて…
零菜
羽音
羽音
零菜
羽音
零菜
羽音
羽音
零菜
危なかった。 夕日があって良かった。 私の顔はきっと夕日で赤い。
零菜
彼はじーっと私わ見つめている ような気がした。
零菜
…
…
…
演奏が終わり拍手が聴こえる
人に拍手してもらうのは何年ぶりだろう。 嬉しい。
零菜
羽音
零菜
羽音
羽音
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
生徒
零菜
・・・
生徒
零菜
・・・
相変わらずみんな私を無視します。
理由は分かりません。
だけどいいんです
私には音楽があるから
零菜
今日はなんの曲を弾こうなんて考えながら 戸を開けると
あ!昨日の!
零菜
羽音
零菜
なんて、恥ずかしいこと言っちゃったな そんなわけないのに
・
・
羽音
零菜
自分で聞いといて期待通りの言葉が帰ってくるなんて 思いもしなくて少し驚いた
零菜
そうぎこちない返事をすると彼は笑って 尋ねた
羽音
零菜
羽音
羽音
嬉しい、私の曲を楽しみにしててくれたなんて
零菜
・
・
・
拍手が教室を包む
零菜
羽音
零菜
羽音
羽音
羽音
零菜
零菜
羽音
零菜
羽音
羽音
零菜
羽音
彼は目を細めて笑い 彼女を見つめた
羽音
零菜
不思議に彼を見つめる
羽音
羽音
零菜
零菜
羽音
羽音
零菜
零菜
・
・
・
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜
零菜