神代類
、、、ここで、いいかな
神代類
(ナイフをお腹に当てる)
神代類
、、、これでもう、苦しくない
神代類
殴られも
蹴られも
叩かれも
焼かれもしない
神代類
犯されることも
迷惑をかけることも無い
神代類
、、、
寧々、えむくん、司くん
神代類
僕のことは早く忘れて、、、
神代類
そして、もっとたくさんの人を笑顔にさせて
神代類
みんななら、、、できると信じているよ
神代類
、、、今まで、、
???
!
(類くん?!)
神代類
楽しかったよ、、、!
神代類
(ナイフで刺す)
???
類くん!!!!!!!!!!
(類くんの手を握る)
神代類
!、、、どうして、、
カイトさんが、、、ここに、、
KAITO
今は、そんな事より優先することがあるよ、、、
神代類
、、、
離して、、ください、、、
KAITO
類くん、一旦落ち着こう。
こんなの、誰も望まないよ、、
神代類
誰も、、望まない?
神代類
いますよ、心から望んでいる人が
神代類
自分の親が、1番僕の死を望んでいます
神代類
親孝行ですよ、、、
神代類
だから、手を、、離してください、、、!
KAITO
類くん、、、泣いてもいいんだよ、助けてって、言っていいんだよ
KAITO
だから
KAITO
だから、そんな苦しい顔、、、しないで、、、?
神代類
っ、、、ぅ、、、
神代類
(座りこむ)
KAITO
(ナイフを遠くに投げる)
KAITO
(類くんを抱きしめる)
神代類
僕は、、、何をするのが正しいんですか、、、!
神代類
生きてても、、ただのサンドバッグや、性処理道具で、、、
神代類
何の役にも、、、立たないっ
神代類
だから死のうとしただけなのにっ!
神代類
どうして、、、止めたんですか、、、
KAITO
、、、
目の前で、大切な仲間が自殺しようとして、止めない人は居ないよ。
神代類
グスッ、、、、うぅ、、!
ぁぁぁ、、、、
KAITO
苦しかったよね…
ごめんね。もっと早く、気づいてあげられたらよかった、、、
神代類
グスッ、、、ヒグッ、、、、
し、にた、、かった、、、のにっ、、
KAITO
、、、ごめんね
神代類
カイトさんのっ、、ばかっ、、
神代類
カイトさんのっ、、カイトさんの、、、!
神代類
うぅ、、。゜(´⊃ω⊂`)゜。
KAITO
(背中を優しく叩く)
とん、、、とん、、、
KAITO
(あんなに大きな背中も、、こんなに小さく感じる、、、)
KAITO
(、、、苦しかっただろうに、、、)
KAITO
(もっと頼っていいんだよ、、、)
その後も、しばらく類くんは僕の腕の中で泣いてくれてた
類くんはずっと、僕にしがみつくようにくっついていた
自殺しようとしていたけれど
本当に、間に合ってよかった
神代類
、、、グスッ、、カイトさん、、
KAITO
うん、どうしたの?
神代類
すみません、、、カイトさんにばかとかって言ってしまって、、
KAITO
気にしないで(ニコ
今はどう?落ち着いたかな?
神代類
、、、まだ、、少し、、、
KAITO
そっか。
落ち着くまでここに居ていいからね
KAITO
少し席を外すね。
すぐに戻るよ
神代類
、、、はい
KAITO
(ナイフを拾って類から離れていく)
(テクテク、、、)
神代類
、、、目を離した隙に、使わないように持っていったのか、、、
神代類
(まさかカイトさんが来るなんて、、思いもしなかったな、、、)
神代類
、、、
???
るーーいーーー!!!!
神代類
?今、声がした気が、、、
???
はあっ、はあっ
類!!!!!!!
神代類
!司、くん?
天馬司
ばか類!
どうしてここまでなるまで頼らなかった!!
神代類
どうして、、、ここに?
天馬司
カイトが教えてくれた。
「類くんが自殺しようとしてた所を止めたけど、心配だから来て欲しい」と言われてな
神代類
、、、そっか
神代類
、、、ねぇ、、僕は、親の望みを叶えようとしただけなんだよ
神代類
死んで欲しいって、言われたから、死のうとしたんだよ
神代類
僕が死んだ方が、、司くん達も、、、嬉しい、、だろう、、、?
天馬司
嬉しい、、、?
そんな訳ないだろ!!!!!
天馬司
仲間の死を望むスターなどどこにいる!!!!俺だけじゃない!寧々もえむも!誰もお前の死なんて望まない!!!
神代類
っ、、、
天馬司
(ギュッ、、、)
天馬司
今は疲れているんだろう、、、
少し休めろ。心も、体も
神代類
、、うん、、、
天馬司
家、、、は嫌だよな
俺の家に来るか?
神代類
、、、ここがいい
天馬司
ここ?だがここだと体が休まらんだろう
神代類
、、、大丈夫
一人の時間も、、欲しかったから
天馬司
、、、そうか、、
何かあったらカイトでも俺でもいい。ちゃんと呼ぶんだぞ
神代類
、、、うん
天馬司
明日は学校も休みだ。
なるべく早く様子を見に来る
神代類
、、、ありがとう
天馬司
絶対に無理はするな
お前が思ってる以上に、お前の心はやられてるからな
神代類
わかった、、、
天馬司
うむ、、、
あとは頼む、カイト
KAITO
うん。ありがとう司くん
天馬司
ああ。
それじゃあ類、また明日来るからな
神代類
うん、、、おやすみなさい
天馬司
ああ。おやすみ
神代類
、、、
KAITO
1人がいいかい?
神代類
、、、そばに、、居て欲しい、、です
KAITO
!
喜んで(ニコ
神代類
、、、どうして、みんな、死んで欲しくないって、言うんですか
KAITO
どうして?
神代類
人はいつか死ぬじゃないですか
そのタイミングが、早いか遅いかっていうだけで、、、
KAITO
、、、それじゃあ、類くんはさ
KAITO
司くんに、死んで欲しいと思う?
神代類
思わないですよ。思うわけが無い
KAITO
そうだよね。
それじゃあ司くんが自殺しようとしていたら、どうする?
神代類
、、、止めたい、ですけど、、司くんがそうしたいと望むなら、、、
KAITO
そのまま目の前で死ぬのを見てる?
KAITO
でも類くんは司くんに死んで欲しくないんだよね?
神代類
、、、
神代類
何を言いたいんですか
KAITO
類くんが、司くんに死んで欲しくないって思うのと同じで
KAITO
司くんも、もちろん僕も、類くんに死なないで欲しいと思っているんだ
KAITO
類くんは、司くんが望むなら、、、って、そのまま自殺を促すかもしれない
KAITO
でも、司くんは、そんな事すると思う?
KAITO
類くんの自殺を止めずに、そうだね、簡単に言ったら
KAITO
死にたいなら死ねばいい
KAITO
と司くんが言っている様子は、想像できるかい?
KAITO
中々したくてもできないんじゃないかい?
神代類
、、、
神代類
できない、、です
KAITO
そうだよね。僕もできない
KAITO
だからね。類くん
KAITO
今類くんは、本当に苦しくて、辛いと思う。逃げたいって思うのも、納得するくらい
KAITO
でも、司くんのように、君の死を願わない。必死に止めてくれる人が居る時には自殺しないようにしないかい?
KAITO
その方が、司くんも、みんなも安心すると思うんだ
神代類
みんなが、安心しても、、、
神代類
僕は、、、?
僕は、いつまでこの地獄を生きないといけないんですか?!
KAITO
っ、、、
神代類
僕が死なないでみんなが安心するのかもしれない。でも本人である僕は、、もう、疲れたんです、、、
神代類
みんなのために、身を削るのも、もう疲れた、、、
神代類
、、、あはは、、
神代類
いつから、、こんな風になったんだろう、、、
神代類
もう、、わかんないなぁ、、、
KAITO
、、、類、くん、、
神代類
自殺、、みんな、「自殺」しないで欲しいんですよね?
KAITO
え?まぁ、そうだね、、、
神代類
そうですか、、、
、、、それ、なら、、
神代類
カイトさん
KAITO
?