TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

竹取恋物語

一覧ページ

「竹取恋物語」のメインビジュアル

竹取恋物語

1 - 竹取恋物語

♥

100

2021年04月18日

シェアするシェアする
報告する

☘夢追いうさぎ☘

竹取の翁

なんてことだっ、……

竹取の翁

こんなところに、…

赤ん坊だと、?

昔、昔あるところに

竹取の翁と言う じいさんがいたそう

おばあさん

まぁ、なんて可愛らしいのかしら、

竹取の翁

うちで引き取ろう

幸せそうなふたりには

子供ができないという 悩みがありましたとさ

おばあさん

お月さまが似合う、優しい子になって欲しいわ

ふたりはあだ名として

子を

かぐやと呼んだ

  

お美しいかぐや様、どうか婚約してください、

りぃ

……

どうも、りぃです

かぐやってのは 俺のあだ名です、!

竹取の翁

ですので、…そんな貴方みたいな方には…

なんでこんなお偉いさんに婚約を申し込まれてるかというと、

この前のお披露目会で俺の容姿が 気に入ったらしい

りぃ

わたし、自分の容姿が美しいだなんて思っていません

簾の中からそう応える

りぃ

お帰りを願います

毎回こう言って断っている

お披露目会から一度も姿を見せていないのにここまでくるのだろうか、

自分の容姿に自信は無いし、

りぃ

(幸せだけど裕福ではないしね、)

なんど婚約を申し込まれても

お母様とお父様には

りぃ

自分が1番愛した人と、自分が思う1番幸せな家庭を築きたいのです、

りぃ

ごめんなさいッ、…

そう言っているから、

りぃ

今日のところはお帰りください

  

っ、明日も来るからなッ、!

りぃ

はぁ、…

おばあさん

かぐや、明日もあるし今日はもう寝なさい

りぃ

はい、ありがとうございます

深くお辞儀した

その夜

なんだか眠れなかった

庭にでた

りぃ

あ、…綺麗…

視界いっぱいに広がった星空

そして

何を思ったか

家と外を阻む高い塀に登った

りぃ

、……〜♪

小さい声で歌いながら

踊る

落ちたら大怪我だ、

りぃ

…、〜…………ー♪

それでも踊る

誰かに見つけてほしくて、

夜に目がなれてきた頃

そこへ

人が通りかかった

りぃ

……〜♪フワッ

構わず舞った

さと

ぁ、…

目があった気がした

霊だとでも思っただろうか

服装からしてお偉いさんだ

竹取の翁

かぐや、?何をしてるんだ、!

りぃ

あ、…

お父様に見つかって

塀から降りた

あの人

目があったかもしれないあの同い年くらいの少年

すごく

すごく

りぃ

綺麗、だった、…………ボソッ

もう二度と会えないんだろうな

  

私と婚約してください、

  

いえ、私と、

  

いや私だ

今日は大勢の貴族が一斉に 婚約を申しこんできた

俺はこう言った

りぃ

今から言うものを明日までに持ってきてください

  

え、あの伝説のッ!?

  

それは持ち運びが効かないと、!

りぃ

私は、私が言ったものを1番早く届けてくださった方と婚約します

言い終えると貴族達は外へ 出ていった

夜になっていた

気づけば逃げ出すように

外へでていた

月が綺麗だった

もう、嫌になった

りぃ

迎えが来たほうがましだっ、…………

今までのことを考えて…それから 全部吐き出した

ガサガサッと 草をかき分けるような音がした

さと

おっと、…

りぃ

うわ、!?

りぃ

だ、だれッ、

さと

すみません、驚かせるつもりはなかったのですが…

「貴方が泣いていたから」

りぃ

え…、ポロポロ

気づいたら泣いていた

涙を拭いて前を見ると

昨日の、

‘’あの人‘’がいた

心配そうに俺を除きこんできた

さと

話、聞きましょうか?

嬉しかった

でも、

りぃ

な、んでッ誰にも言えないようなこと、ポロポロ

俺は崩れ落ちるように座った

りぃ

貴方ッ、…ウグッ、…にだけ言えるんですかッ、ポロポロ

自分は月の住民で、?

神の息子で、?

こんな話

りぃ

誰も…信じてくれないに決まってるッ、…ポロポロ

あの人は隣にすとん、と座った

りぃ

ッ、…………ポロポロ

顔を膝にうずくめて

しばらく泣いていた

りぃ

いつまで隣に居るんですか、

さと

、……貴方が泣き止むまでです

りぃ

そっ、ですか…ポロ…ニコッ

迷ったように

でもはっきりとそう言ってくれた

りぃ

ありがと、…ポロポロ…ニコッ

さと

あの、…えっと…嫌だったらその…

りぃ

はい、…?

さと

っ…あの、っ…私と踊ってくれませんかっ、………///?

りぃ

っ、///?

驚いた 1人で踊ったことはあるけど

誰かと踊ったことは なかったからだ

りぃ

嫌です…!

さと

い、いやですか…

りぃ

ちゃんと誘ってください…ニコッ

りぃ

一人称、私じゃなくて俺ですよね、?

さと

、…俺と、踊ってくれませんか?

りぃ

喜んでっ…!

ふたりで立ち上がった

りぃ

ふたりで踊るのって難しいですね

静かな夜に俺の声が響く

さと

…………

りぃ

足はもつれるし…

りぃ

でも、楽しい

さと

……ですね…ニコッ

それから時折目があうと 微笑んでくれた

りぃ

……♪〜*

あぁ…駄目だ

俺は単純だ

こんなにも…

愛おしくなってしまうなんて

りぃ

お父様っ!?

竹取の翁

大変だっ、!!

ううある日、事件は起きた

おばあさん

じいさんどうなさったの?

竹取の翁

み…帝様がかぐやを息子にくれとっ!

おばあさん

えぇっ!?

俺の婚約の話だけど

俺には関係ない

明後日…

早くて明日

月に帰るんだから

おばあさん

ど、どうするんだいっ!?

りぃ

とりあえず…中へご案内してはいかがでしょう…?

竹取の翁

それはそうだな

おれは淡い期待を抱いていた

お通しいただきありがとうございます

早速ですが、そのかぐや様を私の息子に是非

竹取の翁

しっ、しかし…

おばあさん

うちは平民ですので…

俺は、

あの人が帝の息子 なんじゃないかって

そんな訳ないけど

りぃ

あわせてくださいませんか、ッ?

話が早いことで、…ニヤッ

そしてすぐに

息子とやらが入ってきた

さと

っ…………!?

お互いに目を見張った

こちらが息子のさとです

まぎれもない…

りぃ

さと、…さん…さとさん…、!

あの人だったから

さと

ッ、……///かぐやって貴方だったんですねッ、…?

りぃ

はい…ニコッ

婚約ですが、明日、また日を改めて…

結果から言うと、 さとさんは帝様の息子、 婚約は無しになった

と言うことになった

夜遅くまで話し合ってたらしい

その日の夜も

家から抜け出した

りぃ

あ、…

さと

…かぐやさん、…こんばんはニコッ

りぃ

こんばんは、…ここにいらしたんですね、

さと

はい、

今日は月が近いですから__。

りぃ

ほんとだ、…

俺は、

あの月に帰るのか…、

りぃ

いや、……だ……

さと

………って…かぐやさんッ!?

さと

どうしたんですかッ…!?

さとさんなら、信じてくれる…?

その考えとは裏話に

変なヤツ、て思われたらどうしようっていう不安が俺を襲う

りぃ

今から言うことッ…信じてくれますかっ?

さと

……はい、ニコッ

優しい微笑みに

心が溶かされる気がした

りぃ

月に帰らなきゃいけないんですッ…ポロポロ

吐き出すように

月に帰ること、

すべてを話した

さとさんは笑うこともなく

さと

…………、ッ

頷きながら、抱きしめてくれた

りぃ

信じてくれるッ…んですかッ…?ポロポロ

さと

はい、かぐやさんは嘘なんてつかないと思う…から

りぃ

りぃって呼んでくれませんか、?敬語…いやです、…

さと

り、…りぃ?

りぃ

ありがと…ございますニコッ

さと

ふふっ…

りぃ

婚約、…したかった……なんて、……

さと

りぃ、……ギュッ

気づけば抱きしめられた

りぃ

さと、さん…?

チュ

りぃ

ん…!?

俺とさとさんはキスをしていた

さと

、…すみませッ

りぃ

……チュ

さと

…、!

あぁ、

これは月のせいだ

月に酔ってしまったんだ

そして

帰る日

竹取の翁

かぐや、本当にいくのかい?

りぃ

はい、申し訳ありません

おばあさん

元気でね、体には気をつけるんだよ、

りぃ

は、…い

あぁ…優しい

行きたくない

りぃ

この短い期間幸せ、でした

さとさんと

もっと一緒にいたかったなぁ…w なんて

抱きしめられた

ずっと一緒にいたかったけれど

そんなのただ、

隣の籠に飛び移った 小鳥みたいだから

りぃ

あ、

十二単を着込んだ女や うさぎ顔の男

そして、俺が乗るであろう馬車

月の光で影になっている

その影は俺たちに、俺に近づく

そして

 

かぐや様、お帰りのときです

完全に俺の前に立った

りぃ

……、うん

 

顔色が優れませんがどうなさったのです__

もう帰るというのに

彼の声が聞けなかったから

りぃ

なんにもありません、ニコッ

光の道を歩く

りぃ

それでは、行きますね

一歩、また一歩と

さと

りぃっ、!

りぃ

さと、さん、

彼が来たのは

馬車に乗り込んでから

さと

また、会えるよなッ、…!?

月に帰る人に

また会えるよな、なんて、w

さと

会えるように願うから、

りぃ

うん、さようなら___。

これが最後の会話

今俺は高校3年生

ころ

だるーい、学校メンドーイ()

りぃ

あははっw

るぅ

しっかりしてくださいww

見慣れた顔が1つ

なな

あの子達可愛くない?

しぇ

確かに

さと

、ッ…!

なな

て、ちょさとくん!?

さと

りぃっ!!

りぃ

だれ、ですか………ポロポロ

さぁ、

かぐや姫はいつ、最愛の人に 気づくでしょうか__。

夜花

無理やり感半端ないwww

夜花

固定コメでストーリーとか整理するんで

夜花

独り言みたいに喋り続けてるけど気にしないでね()

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

27

ユーザー

はっ、好きです!ぶくま、フォロー失礼します

ユーザー
ユーザー

んゎ、え、好きすぎる

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚