テストとゆう名のゴミ
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中学生の夏の頃
今となっては親友の黒くんに言われたことがある
黒
赤
まだその頃は黒くんに家庭の話はあまりしてなかった
唯一話したのは「あまり兄弟と仲良くないこと」だけだった
だからこの質問をされるのは少し嫌だった
赤
黒
黒
赤
黒
黒
赤
赤
赤
黒
その後その話をされる事は無くなった
正直黒くんにはいつか話そうと思っていた
でも黒くんには迷惑も掛けたくなかったし
黒くんに黒くんの事情があったから
話すと罪悪感でいっぱいだった
黒
赤
赤
中学生の頃赤に聞いてしまったことがある
黒
赤
単純に気になったことを俺は質問してしまった
今思い返すと自分を殴りたくなる
なんで俺は気を使ってあげられなかったのか...
赤
赤
黒
この後俺は更に深堀りしてしまった
黒
赤
黒
黒
質問に返してもらったがよく理解できなかった
赤は優しい
クラスではいつも周りに人がいて
俺とは正反対だった
俺は人と話すのがあまり好きでは無かった
シンプルに話すのがめんどくさかったから
朝から大声で話されるのも
「聞いて、聞いて」と愚痴を言われるのも
よく分からん話題をずっと話されてるのも
全部全部嫌いだった
でも赤だけは少し違った
赤
黒
赤
黒
赤
赤
黒
赤
何故八つ当たりしたのかは分からない
けど「話すのが苦手」と図星をつかれたのが気に食わなかったんだと思う
我ながら自己中だと思う
大体あーゆー態度をすれば皆離れていく
赤もそのタイプだろうと思っていた
でも次の日も
赤
その次の日も
赤
その1週間後も
いつまでも俺に話しかけてくれていた
俺は気になって聞いた
黒
黒
赤
赤
黒
黒
赤
赤
黒
赤
赤
黒
赤
赤
赤
黒
黒
赤
赤
赤
黒
黒
黒
赤
赤
その時の赤の笑顔は眩しかった
元気な向日葵が咲いたようだった
その時俺は気づいた
俺が赤に対する気持ちはただの『友達』としてでは無く
『恋愛』として想っているんだって
だから赤に話しかけられても嫌な気持ちはしないでむしろ嬉しいんだって気づけた
でもこれは本人に言うつもりは無い
言ったら赤を困らせるだけだって
赤が俺に対する気持ちはただの『親友』だから
俺は赤の隣にたってる
俺は赤を支える
それだけでいい
それだけで満足...
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コメント
3件
え、この話好きです🫰🏻
続き楽しみです