テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
○○
学校が見えて来た。 今日も一日頑張らなきゃ。
そう思っていると、奥から金髪の男の人が凄い大きい声を出して走って来た。
??
ゾム兄の事を呼んでる。 気になってゾム兄の方を見てみたら、心配そうな目で私を見ていた。
ゾム
??
ゾム
??
ゾム
??
??
ゾム
○○
横で話しているゾム兄の制服をちょこっと引っ張る。
ゾム
○○
笑って手を振ってみた。 きっとゾム兄が行けないのは私を心配しているからだ。
ゾム
伝わったみたい。良かった。
ゾム兄は生徒会に入ってるらしい。 ここの学校の生徒会長はグルッペンさんって人なんだ。 だから、その人に呼ばれたのかもしれない。
とにかく、教室へ行かなきゃ。 私は校門を後にした。
○○
教室着いた…けど、やっぱりゾム兄は居ない。 なんだか不思議な光景。
私はそっと自分の席に座った。 時間があったので、自身のスマホを開いて絵を描いていた。
昨日あたりだけ描いておいた絵のラフが完成した。 因みに、この人は我々だというグループのロボロさんっていう人。
気分るんるんで絵を描いていると、肩をとんとんっと叩かれた。
??
見られてた…。 恥ずかしさのあまり、ばっとスマホを切ってしまった。
そして、机の中にしまってあったスケッチブックを取りだし、こう描いた。
お名前はエーミールさん…でしたよね…? このイラストはとある実況者さんを描かせて貰ったもので…。 この方を知っているんですか?
文を読んだエーミールさんは、少し考えた後にこう言ってくれた。
エーミール
そうです! 知っていたんですね…。
エーミール
そうなんですか!? 同じ実況者さんの動画を見ている方が居るなんてびっくりです…!
エーミール
そんな会話(?)をしていると 扉の方からバーンと音がしてゾム兄が入って来た。
ゾム
そう言いながら、ゾム兄は私の方へと走って来る。
そして、エーミールさんの方を見るとこう言った。
ゾム
エミ、さん…? 知り合いなのかな、って思ってゾム兄に視線を向けた。
○○
視線に気付いてくれたのだろうか。 ゾム兄は私に向かってこう言った。
ゾム
ゾム
エーミール
エーミールさんはそう言ったけど、私も書いて返答してる…。 だから、首を横に振りながら、スケッチブックを見せた。
○○
ゾム
ゾム
○○
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る。 皆が着席して行き、ゾム兄やエーミールさんも自身の席へ戻って行った。
昼休み
ゾム
○○
そう相槌を打って行こうとすると…
エーミール
エーミールさんが声をかけてきた。
ゾム
○○
笑って「是非」という合図をゾム兄に送った。
ゾム
エーミール
そうして、私達は屋上へ向かった。
○○
ゾム
エーミール
やっぱりゾム兄の作るお弁当は美味しい。 3人で食べていると、声が聞こえて来た。
??
??
??
○○
不思議に思って振り返ると、何人かの人が屋上に上がってきていた。
その人達を見て反応したのは、ゾム兄だった。
ゾム
??
??
私の方に歩み寄って来る人が居た。 ごくっと今口に含んでいた卵焼きを飲み込んで顔を上げると、そこには朝にあった金髪の人が立っていた。
○○
軽く頭を下げ、再びお弁当を食べ始めた。 ゾム兄達が奥の方で騒いでいる。 不意に、金髪の人が話しかけてきた。
??
コネシマ
○○
「やっぱ」ってなんだろう。 でも、ゾム兄が作ってくれてるし、中身が一緒なのは本当だから頷いた。
コネシマ
○○
コネシマ
コネシマ
ゾム
コネシマ
コネシマさんが「付き合ってるん?」って言った瞬間、奥に居た人達が一斉にこっちへ来た。
??
??
??
ガヤガヤ言ってる…でも、付き合ってないし…私は首を横に大きく振った
○○
??
??
コネシマ
ゾム
ゾム
○○
??
??
ゾム
??
コメント
2件
続き楽しみです!
途中のイラストはガチで今日書いたやつです お目汚しになってしまっていたら申し訳御座いません