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ベリアン・クライアン

仕事と言いますか…。
私の趣味と言いますか…。

ムー

趣味…?
こんな夜中にですか?

ベリアン・クライアン

主様がもしよければ、ご覧になられますか?

ムー

ぜひ見てみたいです!
主様!一緒に行きましょう!

ベリアン・クライアン

では、こちらへ

ー地下倉庫ー

ベリアン・クライアン

ここは地下の倉庫です。

ムー

こんな薄暗いところで趣味ですか?

ムー

ん?あれはなんですか?
何か大きい布をかぶった荷物がありますけど…。

パサッ…

ムー

うわっ!
人が入ってます!

天使さん…じゃ…?

ベリアン・クライアン

通常、天使は倒すと消えてしまいますが、これは生け捕りに成功した唯一の天使なんです。

ベリアン・クライアン

今は身動きが取れないように樹脂で固めております。

(監禁し、監視をしているんですか?)

ムー

す、すごいですね…。

ムー

近くで見るとまるで彫刻のような顔をしていますね。

ムー

うわっ!
目、目が動きました!

ベリアン・クライアン

もちろん、動きますよ。
まだ生きていますので。

ベリアン・クライアン

天使は不思議な存在です…。

ベリアン・クライアン

水や食料がなくても、こうしてずっと光輝き死ぬこともありません。

ムー

天使って一体何なんでしょうか?

ムー

それにそもそも何が目的で人間を襲うんでしょうか?

ベリアン・クライアン

その全てが謎なんです…。

ベリアン・クライアン

分かっているのは雲の上からやって来ることぐらいです…。

ムー

そうなんですね…。

ベリアン・クライアン

そんな天使の研究が私の趣味なんですよ。

ベリアン・クライアン

そうだ、いい機会ですし。
今、分かっていることを少しお話しましょう。

ベリアン・クライアン

今からずっと昔…。

ベリアン・クライアン

突然、空から天使が現れました。

ベリアン・クライアン

そして人を襲い始めたのです。

ベリアン・クライアン

…。
天使によって人は絶滅しかけました。

ベリアン・クライアン

そんなとき…。
天使に対抗できる道具をが発明されたのです。

ベリアン・クライアン

それが魔導服でごさいます。。

ベリアン・クライアン

魔導服は天使に抗うための唯一の手段。

ベリアン・クライアン

そして魔導服は…。

ベリアン・クライアン

悪魔と契約した人間が着ることで力を発揮するのです。

ムー

悪魔と契約した人間?

ムー

なんだか怖いですね。

執事さん達は…悪魔さんと契約を…?

ベリアン・クライアン

さすがは主様…。
お察しがいいですね。

ベリアン・クライアン

私たち執事はみな…。

ベリアン・クライアン

悪魔と契約をしているのです。

ムー

そ、そうだったんですね…。

ベリアン・クライアン

そんな私たちのことを人々は恐れて、悪魔執事と呼ぶのです。

ムー

悪魔…執事…。

ベリアン・クライアン

私たちは「天使を倒す」ためにこの屋敷に集められました。

ベリアン・クライアン

そして、私たちの力を唯一解放できるのが…。

ベリアン・クライアン

主様…。
あなたなのです。

ムー

すごいです!主様!
なんかかっこいいですね!

重大な役割…なんですね…。

ベリアン・クライアン

困らせてしまい申し訳ありません。

ベリアン・クライアン

しかし、これは真実です。

ベリアン・クライアン

つまり…。
悪魔執事と主様が人類を救う希望なのです。

ムー

すごい!すごい!
かっこいいです!

さすがに…

ムー

あれ…?主様?
どう…したんですか?

ベリアン・クライアン

主様…?

ゆ、夢…ですよね…?

ベリアン・クライアン

おやおや…。
まだこの世界が夢だと思われてるんですか…?

ベリアン・クライアン

主様…。
何度も申し上げておりますが…。

ベリアン・クライアン

ここはすべて現実です。

ベリアン・クライアン

主様の力をお借りするためにこの世界にお連れしたのです。

誘拐ってことですか…?
:(´◦ω◦`):プルプル…

ベリアン・クライアン

う、うーん…。
困りましたね…。

ベリアン・クライアン

あっ!そうです!
実際に試してみましょう。

(実験体…僕が…ですか…!?)

ベリアン・クライアン

主様…。
指輪を外して、またつけ直してもらえますか…?

え…えっと…

ベリアン・クライアン

怖がる必要はごさいません。

ベリアン・クライアン

さぁ、指輪を外してしてみてください。

ぁ…イヤ…

ベリアン・クライアン

主様…?(´˘`*)?

その…し、信じましたので…
:( ; ´꒳` ;):ガタガタ…

ベリアン・クライアン

おや?
そうですか…?

別世界で現実ってことですよね…?

ベリアン・クライアン

その通りでごさいます。

ベリアン・クライアン

主様は、選ばれたのです。

ベリアン・クライアン

主様、どうかお願いします。

ベリアン・クライアン

一緒に天使を倒し、世界を救ってください。

僕が…世界を…。

(懐かしい…ですね)

ー小学生時代ー

七海 健人

一ノ瀬くん、呪術師になって私達と一緒に世界を救いませんか…?

僕は…

七海 健人

何回でも、来ますので決まったら言ってくださいm(*_ _)mペコ

世界を…ですか…

お母さん

颯〜!

お母様!!( *´꒳`*)

お母さん

よかった、どこか怪我してない?
大丈夫?

大丈夫です!

今日は部活で、嬉しいことを言われたんです!

お母さん

あら?どんな事?

えへへ、次の試合を出してもらえて

僕 スタメン?とやらに、なったんです!

お母さん

6年生の試合だよ?
4年生の颯が?凄いわね!

お母さん

やっぱり颯、サッカー好きなんだね!

はい、勿論です!

(僕は、この別世界でも…人を救いたい…)

ベリアン・クライアン

主様?

ムー

表情が、和らいでますね!

…!

こんな、僕でもいいなら…

はい、協力したいです

皆さんを、救いたいです!( *´꒳`*)

ベリアン・クライアン

本当ですか!
ありがとうございます、主様!

ムー

さすが主様!

ベリアン・クライアン

主様…。
本当にありがとうございます。

ベリアン・クライアン

それに、ずっとこちらの世界にいないといけないわけではありません。

ベリアン・クライアン

主様には「主様の世界の暮らし」があります。

ベリアン・クライアン

お手数ですが、主様にはあちらとこちらの二重生活をしていただくことになります。

そうですね…

ベリアン・クライアン

ふぅ…よかった…。
これで一安心です。

ベリアン・クライアン

もし、主様に断られたらどうしようと心配で心配で…。

ムー

すぅ…すぅ…。

ベリアン・クライアン

おや?ムーちゃん?

(可愛いですね…)

いつの間にか、寝ちゃってますね。

ムー

もっと…。もっと…。
ササミをください…。

ベリアン・クライアン

寝言まで言ってますね。

ベリアン・クライアン

全く…。
主様の前で寝るなんて困りましたね。

ベリアン・クライアン

お屋敷でお休みなられますか?

ベリアン・クライアン

あまり夜更かしすると、明日にも響いてしまいますよ。

(。_。`)コク…

ベリアン・クライアン

それでは行きましょうか。
主様。

ー食堂ー

ロノ・フォンティーヌ

おはようございます!主様!

ロノ・フォンティーヌ

すぐ朝食を用意するから、椅子に座っててくれ!

ベリアン・クライアン

こらこらロノくん。

ベリアン・クライアン

主様の敬意を忘れてませんか?

ロノ・フォンティーヌ

あっ!そ、そうだったな。

ロノ・フォンティーヌ

えーっと…。
なんて言えばいいんだっけ?

ロノ・フォンティーヌ

椅子に座って待ってて…ください?

ロノ・フォンティーヌ

はぁ…敬語って難しいな…。

ロノ・フォンティーヌ

とにかく!ちょっとだけ待っててください!

ロノ・フォンティーヌ

パパッと朝食の準備しますから!

ありがとうございます…

ロノ・フォンティーヌ

それでは主様!
朝食の準備ができました。

豪華な朝食ですね…

ムー

いい匂いですね〜!

ムー

この料理、全部ロノさんの手作りですか?

ロノ・フォンティーヌ

当たり前だろ?

ロノ・フォンティーヌ

この屋敷の食事は全てオレが作ってるんだぜ!

ムー

やんちゃな見た目なのに料理が得意なんて…。

ムー

意外です、ロノさん。

ロノ・フォンティーヌ

誰がやんちゃな見た目だって?

ロノ・フォンティーヌ

お前の分の朝食、もう用意してやんねぇぞ。

ムー

ご、ごめんなさい!

ロノ・フォンティーヌ

へへっ。
冗談だよ!冗談!

ムー

もぉ…。
ロノさんは意地悪です…。

ロノ・フォンティーヌ

さぁ主様…。
冷めないうちにどうぞお召し上がりください。

いただきます…

ŧ‹"ŧ‹"(๑´༥`๑)ŧ‹"ŧ‹"

ベリアン・クライアン

それでは主様…。
デザートもお召し上がりください。

デザートもですか…!?

ベリアン・クライアン

もちろん…。
主様には最高のおもてなしをさせていただきます。

ロノ・フォンティーヌ

オレの自信作なんで食べてください!

皆さんも、食べませんか…?

ベリアン・クライアン

私たちは主様のお食事の後に食べることになっております。

デザートだけでも、一緒に食べたいです…(上目遣い)

ベリアン・クライアン

それは、ありがたい提案でございますが…。

ベリアン・クライアン

うーん…。

ベリアン・クライアン

わかりました。
こんなに主様に誘って頂いてるのに断るのは失礼ですね…。

ベリアン・クライアン

恐縮ではございますが、私たちもご一緒させていただきます!

ムー

それじゃあ僕も食べたいですか?

いいですよ( *´꒳`*)

ロノ・フォンティーヌ

実はオレも腹減ってたんすよね〜!

ベリアン・クライアン

あっ!そうだ…!
せっかくなんでバスティンくんも呼びましょうか?

ムー

バスティン…?
初めて聞く名前ですね…。

謎の青年

呼ばれた気がしたが…。

ベリアン・クライアン

バスティンくん。
たまには一緒にお茶でもどうですか?

ベリアン・クライアン

主様もいらっしゃってますよ。

バスティン・ケリー

この方が…主様…。

初めましてm(*_ _)m

バスティン・ケリー

俺の名前はバスティン・ケリーだ。

バスティン・ケリー

よろしく頼む…主様。

ロノ・フォンティーヌ

オレの作った糖蜜パイもあるからな!

ロノ・フォンティーヌ

ありがたく食えよ〜。

バスティン・ケリー

俺は…甘い物は嫌いだ…。

ロノ・フォンティーヌ

な、何だと!?
お前はまた好き嫌いを…!

ロノ・フォンティーヌ

ま、まぁ…キツネは甘い物食えないもんな。

バスティン・ケリー

なに?
誰がキツネだ。

ロノ・フォンティーヌ

キツネみたいな目付きしてるだろ?

ロノ・フォンティーヌ

っていうか…。
オレは、好き嫌いをするやつが大っ嫌いなんだよ!

バスティン・ケリー

別に…。
俺は飯ならなんでも食える…。

バスティン・ケリー

菓子は、甘すぎて口に合わないだけだ。

ロノ・フォンティーヌ

なんだと?
…お前…。

ベリアン・クライアン

こらこら、主様の前ですよ。

ベリアン・クライアン

ケンカはおよしなさい。

ロノ・フォンティーヌ

チッ…。

バスティン・ケリー

ふん…。

ムー

バ、バスティンさんとロノさんは仲が悪いんですね…。

バスティン・ケリー

ん…?
猫…。

ムー

な、なんですか…。
そんなに僕の顔を見つめて…。

バスティン・ケリー

もふもふした毛玉…。

ベリアン・クライアン

もしかして、バスティンくん猫が嫌いでしたか?

バスティン・ケリー

別に嫌いではないけど…。

バスティン・ケリー

それじゃあ…。
俺は…稽古に戻る。

ベリアン・クライアン

あっ…。
バスティンくん…。

ロノ・フォンティーヌ

はぁ…バスティン…。
少しは協調性というものを身につけたらどうだ?

バスティン・ケリー

では主様、失礼します…。

ベリアン・クライアン

残念…バスティンくんにはフラレちゃいましたね。

ロノ・フォンティーヌ

それより主様!
早くオレの作った糖蜜パイを食べてみてくれよ!

ロノ・フォンティーヌ

絶対美味い自信あるからさ!

パク…ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"

美味しいですね( *´꒳`*)

(五条先生にも、食べてもらいたいですね…)

ロノ・フォンティーヌ

主様にそう言ってもらえると作ったかいがあるます!

ムー

ふぅー!おなかいっぱいです!

ムー

ロノさんの糖蜜パイとても美味しかったです!

ロノ・フォンティーヌ

だろ〜?
今度は、もっと美味しいデザート作ってやるよ。

ムー

楽しみです!

ロノ・フォンティーヌ

主様、この紙をどうぞ!

ロノ・フォンティーヌ

迷わないように、執事のことをメモしておきました。

わざわざありがとうございます!

ベリアン・クライアン

さすがロノくん。
あなたはとても優しい方ですね。

ムー

それじゃあ主様!
まだ会っていない執事さんに挨拶に行きましょう!

ベリアン・クライアン

それはいいですね。
きっとみんな主様を歓迎してくれるはずです。

仲良くなれるといいですけど…💦

ベリアン・クライアン

そこは心配なさらずに。

ベリアン・クライアン

おっと…主様…。

ベリアン・クライアン

注意が必要な執事が1人いました。

ベリアン・クライアン

地下一階の部屋所属する…。

ベリアン・クライアン

「ラト」という執事にはお気をつけください。

ラトさん…?

ロノ・フォンティーヌ

ラトさんは、機嫌いいときは紳士的なんですけど…。

ロノ・フォンティーヌ

機嫌が悪いときは、何をするか予想ができません。

ロノ・フォンティーヌ

気をつけた方がいいですよ。

??((うあああぁ

ビクッ…

ベリアン・クライアン

庭の方から聞こえましたね。

ロノ・フォンティーヌ

この声はおそらく…。

ー庭ー

ムー

確か悲鳴はこっちから聞こえましたね。

???

うっわ、最悪。

???

全身ずぶ濡れじゃん。

???

くそ…!
このオンボロの水道め!

ムー

メモによるとあの方はアモン・リードさんです!

ムー

2階の部屋所属で、お庭の管理担当の執事さんですが…。

ムー

どうやら、庭の水道が壊れちゃったようですね。

とりあえず…観察しましょう

ムー

そうですね!おや?
また誰かいらっしゃったようです!

(危ない人じゃ、ありませんように…!!)

ボスキ・アリーナス

おーい、アモン…。

ボスキ・アリーナス

髪結んでくれねぇーかー?

アモン・リード

あっ!
ボスキさん!

ボスキ・アリーナス

って、なんだお前…。

ボスキ・アリーナス

水でびしゃびしゃじゃねぇかよ…。

ムー

あの方はボスキ・アリーナスさん。

ムー

2階の部屋所属で設備管理担当ですね。

ボスキ・アリーナス

…ん?
どういう状況だ、これは…。

アモン・リード

いや〜、すんません。
向こうの薔薇に水をやろうと思って…。

アモン・リード

ホースを思い切り引っ張ったら、水道が壊れちまって…。

アモン・リード

まじ、このオンボロ水道どうにかしてほしいっすわ。

ボスキ・アリーナス

この水道はお前がよく使うんだから…。

ボスキ・アリーナス

お前が直せばいいだろ。

アモン・リード

えぇ〜、そんなこと言われても無理っすよ。

アモン・リード

オレ、こういうの苦手っすもん。

アモン・リード

ボスキさん設備管理担当でしょ?

アモン・リード

直せないんすか?

ボスキ・アリーナス

何で俺がそんなことしないといけねーんだよ。

ボスキ・アリーナス

そんなことよりも、アモン。

ボスキ・アリーナス

髪がずれて気持ち悪いんだ。

ボスキ・アリーナス

早く結んでくれねーか?
この腕だとうまく結べないんだよ。

※ボスキくんは、義手です

アモン・リード

またっすか?
そんな不便ならその長い髪切っちゃったらいいのに。

ボスキ・アリーナス

これは俺のこだわりだからな。

ボスキ・アリーナス

そう簡単に切ってたまるかよ…。

アモン・リード

なんのこだわりなんすか、それ…。

アモン・リード

世話する身にもなってほしいっすけどね…。

アモン・リード

はい、じゃあ少し屈んでくださいっす。

ボスキ・アリーナス

あぁ…わりぃな。

アモン・リード

ボスキさん、あんまり動かないで!

アモン・リード

うまく結べないから!

ボスキ・アリーナス

そんなこと言われてもムズムズしてかゆいんだよ!

ボスキ・アリーナス

もっとこう素早くできないのか?アモン!

アモン・リード

そんなの無理に決まってんじゃん。

アモン・リード

それとほら…大事な右手がずれてるっすよ。

ボスキ・アリーナス

ちっ…。
こんなの俺の右手じゃねぇ。

アモン・リード

もぉ、またそんなこと言って…。

アモン・リード

せっかく高い義手を作らせてやったのに。

アモン・リード

ほら…右手付け直すっすよ!
腕あげてください。

ボスキ・アリーナス

ちっ…

ガゴッ

ボスキ・アリーナス

痛っ!

アモン・リード

よし…。
これで完成っと…。

ムー

すごい!
腕の取り外しができるなんてかっこいいです!

ボスキ・アリーナス

なんだ…こいつ…。
豚が喋ってやがる。

ムー

ぶ、豚じゃありません!

アモン・リード

ボスキさん…。
この子、ベリアンさんが言ってた喋る猫っすよ。

アモン・リード

名前は確か…。

ムー

ムーです!

ボスキ・アリーナス

一丁前に名前もあるのか…。

ボスキ・アリーナス

それと、隣に立ってるあんたは誰だ?

アモン・リード

ボスキさん!この方は、主様ですよ!

アモン・リード

ったく、それもベリアンさんが教えてくれたのに…。

ボスキ・アリーナス

あぁ…なるほど…。
あんたが新しい主様か…。

よろしくお願いします…(*・ω・)*_ _)ペコリ

ボスキ・アリーナス

俺の名前はボスキ・アリーナスだ。

ボスキ・アリーナス

よろしく頼む。

アモン・リード

オレはアモンって言います。
庭の管理を担当しているっす。

アモン・リード

主様は好きな花はありますか?
教えてもらえばその花で庭をいっぱいに…。

アモン・リード

ハ…ハックシュン!←くしゃみ

ボスキ・アリーナス

うわっ!
きたねーな、アモン…。

アモン・リード

も、申し訳ないっす…。
それにしても…寒いっすね…。

ボスキ・アリーナス

アモン…。
そのままだと風邪ひくんじゃねーか?

アモン・リード

確かに…。そうっすね。

ヌギヌギ

…カァ///!?

(-H-´ )プィッ

ハウレス・クリフォード

おい、アモン。
叫び声が聞こえたが何かあったのか?

ボスキ・アリーナス

めんどくさい奴が…

ハウレス・クリフォード

これはこれは…。
主様もいらっしゃたんですね。

ぇ…と…お邪魔します…

ムー

ハウレス・クリフォードさん。

ムー

2階の部屋所属で設備管理担当の執事さんですね。

ムー

さらにロノさんのメモには「若い執事のリーダー的存在」と書かれています!

ボスキ・アリーナス

はぁ?リーダー的存在?
笑わすんじゃねぇ。

ボスキ・アリーナス

何かの間違いだな、ブタ猫。

(黒猫さんに、失礼です…)

ムー

ブタ猫じゃありません!
ムーです!

ハウレス・クリフォード

はぁ…ボスキ。
そんな汚い言葉を主様の前で使うんじゃない。

ボスキ・アリーナス

いちいちうるせぇな。

ハウレス・クリフォード

ん?アモン、お前ずぶ濡れじゃあないか。

ハウレス・クリフォード

どうかしたのか?

アモン・リード

こ、これは…💦

ハウレス・クリフォード

あっ!水道に穴が…。
アモン…これはいったいどういうことだ?

アモン・リード

え、えっと…。
水道のホースを強く引っ張ったら…つい。

ハウレス・クリフォード

あれほど、丁寧に扱えと言っただろ

アモン・リード

つい…

???

ハウレス、そんなに責めたらアモンが可哀想だよ

この作品はいかがでしたか?

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コメント

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面白かったです!!

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