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君は、いきなり僕の家に来てこう言った。
瑠宇
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま
部屋の前で泣いていた。
夏がはじまったばかりというのに
君は酷く震えていた。
そんな話で始まる
あの夏の日の記憶だ。
殺したのは隣の席の
いつもいじめてくるアイツ
ガタッ
パフッ(黒板消しがドアにはさまってたのが落ちた)
瑠宇
瑠宇
いじめっ子
いじめっ子
瑠宇
瑠宇
いじめっ子
瑠宇
ガタッ(席に座る)
瑠宇
いじめっ子
いじめっ子
瑠宇
いじめっ子
蒼央
蒼央
蒼央
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
ドンッ
いじめっ子
ゴンッ ドスッ バタッ
瑠宇
いじめっ子
瑠宇
瑠宇
ユサユサ
瑠宇
瑠宇
もう嫌になって
肩を突き飛ばして
瑠宇
瑠宇
瑠宇
そんな君に僕は言った
蒼央
蒼央
蒼央
行くあてのない旅って、たのしそうじゃん?
だから、行こうよ。
"一緒に"さ?