これは、私がすとぷりを知るまでの話。
私はあまり、クラスに馴染めない子であり、人に話すことすら出来なかった。
主
主
いつもそうおもっていた。
でも一人でいる方が楽しいし、面倒ではないし。
いつもこう思うばかり。
そんなある日だった。
小学二年生のとき、
学校のリクエスト曲という
給食時間に自動の好きな曲を流す…というのだ。
私は、なんなんだろ?という思いで聞いた。
その曲は…
すとぷりだった。
主
その歌声はとても優しく、自分だけの世界に連れていってくれた。
流れてきていた曲は、「スキスキ星人」、「プロポーズ」だった。
家に帰ると、そのすとぷりについて調べて見た。
主
私が母親のオンボロスマホで初めて聞いたアルバムは、
すとろべりーねくすとっ!
だった。
私はストロベリー・プラネットの旋律が頭から離れなくなり、エンドレスで聞いていた。
私は、莉犬くんに惚れた。
しかし、
家族にはリスナーのことを言っていなかった。
バレたら怒られるのではないか、という思いが強くなったのだ。
4年生
車で教室から帰る時だ。
私は、お母さんにこういった。
主
お母さんは、なんと怒らずにスマホで調べてくれたのだ。
お母さん「こういうの?」
主
主
それからと言うものの、私は友達にもいい、たくさん、すとぷりについて話をしている。