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ガラス
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ガラス
雨斗
ガラス
誤字あるかもです。 パクリ❌ 💎🐇女体化 色分け 地雷の方はサヨナラ
家の玄関前にたどり着いた。 やはり入るのを渋ってしまう。
初兎
覚悟を決め、ゆっくりとドアを開けた。
母
初兎
家に入ると母がこちらに駆けつけてきた。
母
母
父
初兎
なぜだろう。何も感じない。 悠佑さんにもらった言葉が暖かすぎて、 家族からかけられる言葉が氷のように感じた。
初兎
母
父
うちが嫌がっていたことを ちゃんと言ったのに謝ってはくれないんや。
うちは早足で自分の部屋に駆け込んだ。
バタンッ
部屋に入ると自然に鏡にうつる自分に目が行く。
初兎
鏡にうつった自分の白髪には 紫色の花の簪が輝くように付いていた。
初兎
嬉しかった。ただただ話を聞いてもらえて。 涙を拭ってくれて。頭を撫でてくれて。 本当に嬉しかった。
家族がしてくれないことを悠佑さんはしてくれた。 人間がしてくれないのに妖怪はしてくれるんだと 改めて不思議な気持ちになった。
初兎
着替えた後、 ベッドに横たわるとドッと疲れがきて 数分したらすぐに眠ってしまった。
初兎
母
初兎
目を開けると窓からは太陽の光が 差し込んでいて、辺りがとても白く見えた。
母
初兎
行きたくない。 絶対に行きたくない。
初兎
母
初兎
昨日、あんなことがあっても心配もせずに 学校に行かせようとする母親に苛ついてしまう。
母
初兎
母親が部屋から出ていくと同時に ゆっくり体を起こす。
初兎
鏡にうつった自分がひどくやつれていた。 しぶしぶ制服に着替えたが 服もシワがよっていてダランとしていた。
初兎
机に置いてある簪がキラリと輝いていた。 なんで、そんなにも綺麗なのだろうか。
初兎
初兎
悠佑さんのことが頭から離れなかった。 どうしてもあの暖かさをもう一度 感じたかった。
初兎
母
母
リビングにはもう出る準備をすませた終里がいた。
終里
初兎
スープを目の前に差し出されたが 食欲がなく、お腹に入る気がしなかった。
初兎
母
母
玄関に向かい、終里と外に出た。
終里
終里
終里が二人きりになった時、さりげなく聞いてきた。 それが本当にうっとうしく感じる。
初兎
終里
終里
初兎
昨日、うちが怒鳴った時の 話を聞いていなかったのかと思う。
初兎
終里
終里
双子の姉妹だからこそ なにも出来ないうちが下に見られてしまうのに。
初兎
初兎
終里
終里
初兎
また怒鳴ってしまった。 感情が押さえられなかった。 なにも知らないのに。 苛立って、悲しくって、寂しくって。
初兎
気づけば走り出していた。
終里
初兎
また、辛くなったらここに来いや。 いつでも話し聞くで。
初兎
初兎
昨日の神社を目指してうちは 走り続けた。
初兎
無我夢中で走ったから 意外と早くにたどり着くことができた。
初兎
昨日、案内された障子を開け 中に入った。
ガラッ
初兎
障子を開けると水色の髪の女性が びっくりしたようで、派手に後ろにこけた。
初兎
初兎
女性が頭をさすりながら起き上がると、 後ろの襖から赤髪の男性が入ってきた。
初兎
その言葉を聞いてこの人たちが人間ではないことを察する。 よく見ると二人とも着物を着ていて、 頭からは耳が生えていた。
初兎
初兎
きっと妖怪の悠佑さんに 優しくしてもらったから妖怪は大丈夫と 心を許しているようだった。
初兎
赤髪の男性が部屋の奥に入っていき、 悠佑さんを連れてきてくれた。
悠佑
悠佑
初兎
初兎
顔がパッと笑顔になったことが自分でもわかった。 そしてそれと同時に涙が頬をつたう。
悠佑
悠佑さんはうちをゆっくりと 抱き締めてくれた。
初兎
悠佑
初兎
悠佑さんの腕の中はとても暖かく、 そのぬくもりが心地よく 涙が一向に止まらなかった。
ガラス
雨斗
ガラス
雨斗
コメント
1件
最高でした✨次も楽しみ