類
…はあ
類
ロボットVS人間…か
類
なんていう時期にふたりを作ってしまったのかな…
類
もうすぐ、1年が経つのに
エム
今日も外出しちゃだめだって
ネネ
ハカセ、最近様子がおかしい
ネネ
…なにかあったのかな
エム
外の様子もおかしいよ
エム
…みんな喧嘩してる
類
はい、今日の夕ご飯だよ
エム
ありがとう!
ネネ
ありがとう
類
(この充電コードも二度と使うことはないのかな)
類
(明日はふたりの命の為にシャットダウンをしなければいけない)
類
(…最後の晩餐なんだね)
類
…
エム
…
ネネ
…
エム
やっぱり、ハカセ…なにかあるよ
ネネ
…ウン
エム
聞きに行こう!
ネネ
え?
エム
ロボットだから、人のキモチとかは…少ししかわからないけど
エム
助けになりたい!
ネネ
エム…
ネネ
わかった、いこう
ネネ
ハカセのところに
類
(早朝に警官が僕の家に来る)
類
(僕はこの地でも有名な博士なんだ)
類
(なんでも作れる…だから)
類
(いちばんに敵であるロボットを作る可能性が高いということ)
類
(やはり、深夜に解体しよう)
類
(遠隔操作でとりあえず今はシャットダウンをして…)
エム
ハカセ!
類
えっ
ネネ
え…
ネネ
このボタン、私たちをシャットダウンにするボタン
類
…
エム
ハカセ?
類
すまな、
エム
シャットダウンしないの?
類
え…
ネネ
エム?
エム
今ハカセがシャットダウンのボタンを押そうとしていた、から
エム
?
類
…っ
エム
なにか理由があるんだよね
エム
それならエムはなんだってするよ!
類
…っちがうんだ!!
ネネ
ハカセ…?
類
…
類
明日、僕たち人間と
類
君たち、ロボットの
類
戦争が始まるんだよ