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おはこんハロチャオ!投稿主です!

注意喚起の時に言い忘れていたことがありました、アレです

主の無知な情報から書いているので世界感がふわっっっとしています

それでもいいよ!って方はお進み下さい

僕は今、逃げている。

何故か。親族は皆、僕の事を較べて蔑む。

猛烈に憂鬱であるためだ。

…と、云う事で抜け出して来たは善いが…

余りにも辺りが暗すぎる。

戻らなければいけない。

…が、何をされるかも判らない。

どうせ亦、僕の事を見下して来る。

理不尽な説教が待っている。

其の様な事をふと考えるだけで眩暈がする。

糞……ッ

僕はたった一人、橋の中心で立ち尽くす。

何処からともなく、聴いたことの無い声が、

無駄に高くて不快な声が、

僕の耳元を刺してきた。

ふと、後ろを向く。

は…………っ…?

黒い、靄。

その禍々しい手からは想像もできない優しさで、僕の頬をそっと撫でた。

頬から顎、顎から首…と、段々と其の手は位置をずらしていく。

…!やめ…

僕が其れを掴んでも、無理矢理引き剥がそうとしても微動だにしない。

どんどん、下に。

僕は覚悟した。

……………急…如律…!

後ろから何か、別の声が聞こえた。

遠のいていた意識がゆっくりと戻る…ような気がする。

昨季其処にいた黒い靄は腦から消え掛けている。

…大丈夫か?

眼の前の人は僕に問う。

…助けて…呉れたンですか…?

……質問を質問で返してしまった。

僕は自らの身をざっと確認した。

大丈夫そうです

…すいません、お名前は

僕は問う。

其の人は少し驚き乍、顎に手を当ててじっ…と考えるような素振りを見せると、

…独歩だ。そう覚えておくと善い。

どこか優しそうな表情を僕に向けた。

有難うございます、独歩さん

僕はそっと一礼をし、勢いのまま戻るべき場所へと駆けていった。

普段体を動かさないせいか、それとも別の事か。

心音がやけに煩く感じた。

あれから数週間が経った。

何も起きていないと言えば嘘になる。

そう。

どうやら…数十年前に去った神が、

亦来てしまったらしい。

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹

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コメント

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ユーザー
ユーザー

何でだろう……この時点で神作の気しかしないのは……末期か?末期なのか?

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