テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件
テス勉するんだああああ() つづきタノシミダナー
凛音
凛音
凛音
凛音
凛音
――深夜。港の倉庫。
闇取引の跡地に、倒れた部下と静寂だけが残されていた。
血の匂いを踏みしめるように、ひとりの男が歩み寄る。
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
“あの夜”――仮面舞踏会。
裏社会の情報交換を目的とした、偽りの社交場。
ないこは白のスーツに仮面をつけて、“舞台の上の王子様”として踊っていた。
その時、群衆の中でただ一人、仮面もつけず、笑いもせず、まっすぐにないこを見ていた男――それが、いふだった。
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
静かに、ないこが銃を下ろす。
胸に押し当てていた引き金から、指を離す。
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこは一歩、いふの方へ近づく。
そして、そっと額を彼の肩に預けた。
ないこ
いふ
ないこ
凛音
凛音
凛音