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私の親は私が中学生になる前に離婚した
父親は仕事優先だったし
母親もそんな父親の事を見向きもしていなかった
だから離婚もあっさりだった
私は母親に引き取られて
今までと大して変わらない生活を送っていた
送っていたのに…
その日は私だけが家にいて母親は仕事で家にいなかった
こえ
こえ
ピンポーン
こえ
念の為、私はドアスコープ越しで外を確認した
そこには…
こえ
こえ
ガチャ
おそるおそるドアを開けてみると
こえの父
こえ
こえの父
こえの父
こえ
こえ
こえの父
こえ
こえの父
こえ
こえの父
こえ
半ば強引に話を進めた父は
私の腕を掴んできた
こえ
こえ
バシッ
こえの父
こえ
こえ
こえの父
こえ
こえ
パシンッ!
こえの父
こえ
こえの父
こえの父
こえの父
腕を強く捕まれ
そのまま外まで連れられた
恐怖と不安で何も考えられなかった
その時だった
私のところに助けが来てくれたのは
あの…
こえの父
??
確か、私より少し年上くらいの男の子だったと思う
こえの父
こえの父
??
??
彼がそう言った瞬間
ドサッ
こえの父
父がその場に倒れていた
こえの父
??
??
こえの父
その時の彼の顔は今でも覚えている
それだけで人を殺せるんじゃないかってくらいに怖い
鋭い眼をしていた
こえ
??
??
??
こえの父
そのまま父は私の前から姿を消した
??
??
そう言って
その場にしゃがみこんでた私に彼は手を差し出してきた
こえ
??
こえ
こえ
こえ
??
こえ
その後のことはあまり覚えていない
気づけば自分の部屋にいて
仕事から帰ってきた母は、泣きながら私を抱きしめて
"私のせいでごめんね"
そう、何度も言っていた