初兎くん　体調不良

前回の続き！

僕はみんなと

初兎ちゃんの手術が終わるのを

待っていた

不安の入り交じった静かな空気が

僕らを包む

みんな静かで

誰も

一言も言葉を発しない

いや

何も言葉を出せない

だって

みんな

心配してるから

初兎ちゃんのこと

でも僕は

こらえていた涙を

流すことしかできなかった

だって

怖かったから

いふくんにはないちゃんがいる

りうちゃんにはアニキがいる

僕にも青組のいふくんがいるけど

一番の相方はしょうちゃんだ

しょうちゃんのことはもちろん信じてる

けれど

もしもしょうちゃんが

いなくなっちゃったらどうしようって

僕一人になっちゃうんじゃないかって

嫌なことしか思いつけなくて

不安で不安で仕方なかった

ほとけは特に 初兎のことを心配していた

ｷﾞｭｯ

いふくんの腕が僕を優しく包み込む

その温もりは

僕を安心させてくれた

しょうちゃん

僕は信じてるよ

しょうちゃんのこと

だって

僕の

最高の相方だから！

Thank you for reading!

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