双子の姉妹が悪質な事件に…

塾帰りに…誘拐されたんだ…

Maiがいない。

立とうとする。

((ガチャリッ

後ろを振り向く。

どうやら、私の左足に鎖がついているようだ。

男の人が部屋に入って来た。

私より、背が高い男の人。

彼は、私の顔や体を隅々まで観察する。

彼は、そう指示したので、別の部屋に行くことにした。

着替える服は

旅館でもやってそうな感じの服だった。

私は言われるままに着替える。

髪の毛は、最近短く切ったばかりだ。

ちょこっと結べるぐらいの長さ。

やっぱり、この鎖の感覚は慣れない。

今頃、Maiは何をしているのだろうか。

私は、驚愕した。

『なんで、私の名前』を知ってるのかを…

そこは、更衣室だった。

ハンガーに、着物がついていた。

なんやかんやで、私は着替えることにした。

利き手じゃないんだ…と私は突っ込みたかった。

といって、私の右足に鎖を嵌めた。

Suzuちゃん…大丈夫かな…？